ManzanarーCaliforniaの写真紹介
Manzanarは、第二次大戦が真珠湾攻撃ではじまったため、アメリカ人であるにもかかわらず、日本人が日系人として、不当に強制収容所にいれられた、その第一号がこのManzanarにあたります。11万人の日本人のうち、約1万人がこのCaliforniaのManzanarにいれられました。
その不幸を描いたものに小説・映画”Farewell to Manzanar"があり、歴史書として”Day of Infamy" があります。ほかにもあるでしょう。私が読んだのはこの二冊だけ。
名前は有名ですが、場所を直接ご存知の方は少ないでしょう。わたくしも1998年夏にはじめて訪れたくらいです。
Scenic Route 395 を Lone Pine から Big Pine に向かってのぼる途中、左側にManzanarがあります。
ものの本によると、1910-1932年まではManzanar=Apple Orchardで有名で、栄えた町だったようです。ところが、Los Angeles Aquedact (水道) が土地と水の権利を買い取ったため、水がなくなって、Apple産業もだめになってしまいました。
そこへ、1942年、日本人を強制収用したわけです。
今は、わびしく慰霊塔がたっているだけです。石を積んだだけの無名の墓があったりして、わびしさが一層募ります。場所は、もしApple園で繁盛していれば、Sierra Nevadaの険しい山並みを背景にして、美しいといえたかもしれませんが、気候は寒く、ドライで、水が無い、大変なところになっていたと思われます。 写真添付します。
The plaque on the stone guardhouse, still standing, with the oriental-shaped pagoda roof read:
"In the early part of World War II, 110,000 perrsons of Japanese ancestry were interned in relocation centers by exceutive order #9066, issued February 19, 1942. Manzanar, the first of ten such concentration camps, was bounded by barbed wire and guard towers, confining 10,000 persons, the majority being American citizens. May this injustice and humiliation suffered here as a result of hysteria, racism, and economic exploitation never emerge again."
村田茂太郎
2012年3月1日。
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