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7/28/2014

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 2014年7月27日、月例会 報告

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 2014年7月27日、月例会 報告

 7月の第4日曜日、27日に恒例の盆栽クラブの会合が会長宅でありました。自分の盆栽をもちこんで、指導を仰ぎながら手を加えるということで、この日初めて参加した人も、マスター自らの指導で生きた材料を扱いながら、盆栽の基本を学んでいました。

 6月末のお盆カーニヴァル・盆栽ショー、そして先週のJACC松きりと奉仕の仕事が続いたあとで、自分の盆栽をあつかうということで、この日の参加者は13人になり、臨時の作業場にしつらえたガレージもテーブルと盆栽と人でいっぱいになるほどでした。今、メンバーは20人ほどですが、毎回ちらほらと参加するくらいで丁度いいのかもしれません。

 わたしが持ち込んだ盆栽もいくつかは会長にTrimしていただき、どうすればいいのか悩んでいたオリーブの鉢植えの盆栽も、元会長のご指導で、なんとか様になる形になり、切るばかりが脳でなく、真直ぐ伸ばして様子を見るのも’いいということを学びました。

 今日はまた会長宅Home Madeのカレーライスでランチャンを楽しみ、ほかにドーナッツを持参された方、みごとなブドウを提供された方などいろいろな食べ物が豊富に出揃って、ランチャンを愉しく盛り立てました。

 大事な話が議題になり、恒例の盆栽ショーでのクラブ作成の商品を売ることは来年、今ある在庫をすべてさばいたら、2016年からは無しにしようということになりました。いろいろ問題があると思いますが、今までのやり方ではメンバーの不満もつのるばかりで(つまり自分の盆栽指導をあおげず、販売用盆栽準備に1年の半分近くを使うということに対する不満など)、会合の諸掛をカバーするだけの収入を得るメリットがなければ、やめたほうがよいということでした。

 あるメンバーからは、いままでLossをうまないでやってこれたのに、どうして今になってそういうことになるのかという質問もアリ、わたしは自分が参加する以前はしりませんが、わたしがこのクラブのメンバーになって4年間は赤字経営であったと述べ、元会長その他の方(マスターなど)がコストの値上がり、それでいて盆栽製品はある値段以上にあげられない、それどころか今年のように立派な盆栽がすくないということで、一番安い値段でうらねばならなかったことなど、説明しておられました。

 JANM(Japanese American National Museum)リトル東京で10月に開かれるCraft 展に盆栽を展示して売ればという提案がショーを見にこられたひとからあったということで、みなで検討しましたが、個人ベースならともかく、このBonsai Clubとしては労多くしてメリットがないということで、参加はやめることにしました。

 最後に、あとかたづけでごたごたしている中で、私は自分がTreasurerに就任して4年目になり、もう疲れたので、今年一杯で辞めるという通知をしました。今から告げて、次のTreasurerを探してもらわないと、ずるずるまたもう1年ということになりかねません。盆栽クラブに毎回参加することの意義は私にはよくわかっているので、会をやめるのではなく、Treasurerという職務をやめるということで貫徹するつもりです。会を辞めることになっても、盆栽ショー準備の苦労はよくわっかたので、Voluntaryでもヘルプしたいと思うほどですが、ともかく、私自身の健康維持のためにも、この盆栽クラブへの参加は続けたいと思っています。

 来月は、同じく自分の盆栽を扱うということで、会長宅のガレージに集まります。去年は8月に松きりがあり、人数が少なくて12時過ぎまでかかったため、それが8月の行事になってしまい、それをベースにScheduleを組んだので、オリジナルの計画では8月はマスター宅集合となっています。それは間違いで、8月24日、第4日曜日、会長宅集合となります。連絡網で連絡が必要かもしれません。9月28日がマスター宅での盆栽ショー用Plantの手入れの日です。

村田茂太郎 2014年7月28日

会長宅の庭はNeatで、よく整理されていて、何時見ても感心します。







ガレージでの作業

















7/27/2014

ブログ表紙写真 その127回目 ある城下町、出石(いずし) 兵庫県 Japan

ブログ表紙写真 その127回目 ある城下町、出石(いずし) 兵庫県 Japan

 わたしがロサンジェルスに住むようになってから、1970年代、日本で「私の城下町」という歌が流行ったようです。1974年に一度日本を訪問したとき、流れてくる歌をききながら、歌の中のイメージをうかべたものでした。それは私の知らない世界で、地方に行けばそういうムードも味わえるのだろうと思っていました。

 わたしは大阪生まれの大阪育ちといえども、大阪市のはずれで、わたしが育ったころはすぐ近くは、まだ田園風景で、野井戸に落ち込む子供もいたほどでした。わたしは川で魚をすくったり、トンボや蝶を追いかけて子供時代をすごしました。大阪と言えば秀吉の大阪城が代表的な景観ですが、それははるかなかなたで、”私の城下町”というムードとはまったく関係がありませんでした。

 姉夫婦のクルマで”天橋立”旅行を計画してもらったとき、わたしは希望で”玄武洞”と”出石”市を訪れてもらいました。”出石”とはいうまでもなく、一時、”桂小五郎”(木戸孝允)の隠れ場所だったところで、蛤御門の変に敗れた長州藩が幕府から狙われ、長州藩の最大の大物であった桂小五郎も京都を離れざるを得なくなり、最初に落ち延びたところが出石だったのです。(京都周辺の情報を比較的はやく得るためには、はるかかなたの萩まで帰るわけに行かず、出石城下町ということになったのでしょう。)出石をおとずれると、比較的小さな城下町で、よそ者がまぎれこんでいると、すぐに目に付いたはずで、もちろん二人の兄弟・出石の町人甚助、直蔵が助けたとはいえ緊張した日々であったに違いありません。(1864年)。

 出石の桂小五郎がかくれていた元荒物屋のまわりには記念碑が建てられていて、桂小五郎再生の地と記されていました。わたしは姉とそのとなりの蕎麦屋”よしむら”でかるい食事をしました。そして姉に記念写真をとってもらいました。

 穏やかで閑静な街で、昔の名残をとどめていました。


村田茂太郎 2014年7月27日

城下町 出石市、兵庫県





有料見学の家屋の座敷からの眺め

史料館 にある 桂小五郎と幾松の写真



まさに土蔵! 立ち並ぶ倉庫





お城の一部、 代表的景観







7/20/2014

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 松きり(Pine tree Trimming) 報告 2014年7月20日

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 松きり(Pine tree Trimming) 報告 2014年7月20日

 今日はJACC(Japanese American Community Center)の松の若葉をTrimする日でした。メンバー11人がJACCに集まり、それぞれ要領のわかった人ばかりで仕事もはかどり、去年と違って8時から11時の間にすべて終えることができました。

 今日はValleyは曇っていて、すずしく、外での松きりの作業するのにはよい日和といえました。

 松はChain sawや大型のハサミでばっさりとTrimするわけにかず、ちいさなハサミをつかって、丁寧に若葉を根元から取り除き、茂りすぎているところは、小枝をカットして風通しを浴してやる必要があります。やはり、ほかの皆さんは手馴れたもので、てきぱきと片付けられ、わたしがやり残したところも簡単にすまされました。

 ドーナツとDrinksで中休みをして作業を再開し、最後に殺虫剤を撒布しておわりました。
本来は松きりだけなのですが、ほかのPlantsのTrimmingもたのまれて、手分けして済ませました。今回だけ特別サービスということで、今日は参加者が多くてわりと早く済ませられましたが、去年のように少ない人数ではとてもほかの作業まで手が回りません。しかし、この”松きり”も基本的に盆栽クラブメンバーによる奉仕作業なので、来年はどうなることやら。

 そのあとはわたしはもっぱら写真を撮るほうに回っていました。曇りの日は暑くなくてよかったのですが、写真のほうはどうしたのか、うまく写らず、気に入った仕上がりではありませんが、様子をごらんいただきます。

村田茂太郎 2014年7月20日





この松もWireをつかって、時間をかけて今の形に整形
したとのことで、今は見事な姿を示しています。


若者が一人居ましたが、ほかは皆還暦を過ぎた老人なのに
木の上に上って大変です。ガーデナーで木から落ちて亡くなった方も
何人かおり、去年も私の知っている何人かが落ちて怪我をしました。命に別状は
なかったようですが。今の私にはとても木に登る体力も気力もありません。


松だけでなく、ほかのPlantsのTrimmingも頼まれて
みなさん、がんばって作業をされました。

この正面にある松が一番立派で、まさに模様木仕立てに出来上がっていますが、
あいにくバックにCreepingの緑の木があって松の景観を駄目にしています。今日、
わかったことは、この部分の庭をDonateしたひとがまだご存命で、タッチしてはいけない
ということのようです。わたしは去年JACCの会長にバックについて提案しましたが
はじめから無理な注文であったようです。これはDonationかもしれないけれど、
Unconditional Donationではなかったようです。LoveがUnconditionalでないといけないように、
DonationもUnconditionalでないといけないのかもしれません。

高い松のTrimmingは大変です。

ドーナツ・ブレーク 休憩

作業再開

専門家は脚立にしても、いいものをもっています。
普通の脚立ではガーデニングの作業がむつかしいのは
わたしの裏庭での作業でよくしっていて、こういう脚立が
欲しいと思って探しましたが、Home Depot、Loweその他では
みつからないようです。いいものはみな日本製ということです。


すべてが終わると殺虫剤Marathionその他の撒布です。
松にはとくべつの殺虫剤もあるようで、専門家だけが知っているようです。