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10/25/2020

ブログ表紙写真 2020年10月25日 Albuquerque アルバカーキ― New Mexico、 USA

ブログ表紙写真 2020年10月25日 Albuquerque アルバカーキ― New Mexico、 USA

 エルパソに住んでいた時、家を買うのならAlbuquerque、か Tucson がいいなと思ったほど、Albuquerqueは私の気に入った。目の前に3300メートルのSandia Mountainsが聳え、スキーもケーブル・カーで直接頂上に登って下に滑ればよく、西側にはRio Grandeが流れて川沿いのCotton Woodが黄葉し、Old Town, Aquarium, 植物園、そしてIndian PetrogriphのNational Monumentもあるということで、もちろん大学もあって、山のふもとに住めれば素晴らしい生活を楽しめると思ったものであった。そしてコロラドにドライブするのに、アルバカーキーからだとエルパソからのドライブに比べて4時間は助かるので、会社の同僚・親友と、うちの会社がアルバカーキーにOfficeをもっていれば良かったのにねえとつぶやきあったものであった。もちろん、マキラドーラのビジネスは国境に親会社・管理会社を持たねばならず、アルバカーキーではどうにもならないわけであったが。

 ともかく、私はアルバカーキー訪問をいつも楽しんだ。コロラドに行くつもりの時はアルバカーキーのMotelで一泊し、Indian CasinoでSlot Machineを楽しみ、I-25沿いの立派なレストランでおいしい食事を楽しんだ。Old Townや植物園・水族館は散策に手ごろで、私は好んで同僚を案内したものであった。

 Sandia Mountainsの東側には頂上に達するScenic Driveがあり、東側と違って、緑が鬱蒼と茂って素晴らしいドライブであった。あるとき10月の中頃であるのに、雪が山を覆い、私は4WDで無事頂上まで往復できたが、半ばを超えたところから、クルマが動かなくなって立ち往生しているのが何台となくあって、山と雪の恐さ、アメリカをドライブするには4WDでないと危ないと切実に感じたものであった。私はPoliceに連絡でもしないと車の中で凍死するのではと余計な心配しながら降りていくと、途中からPolice Carが上ってくるのが目に入り、大丈夫と安心したものであった。

 10月のBaloon Festivalも有名で、私はその日にアルバカーキーに居たのだが、ControllershipというAccountingの集中講義がその日にアルバカーキーであるということで、バルーン見物は出来なかった。なんと、集中講義はCancelとわかって、惜しいことをしたと思った。埋め合わせに、Sandia Mountainsの裏街道を走って、隣りの山Manzana Mountainsの最高峰Manzana Peakに登頂してエルパソに帰った。

村田茂太郎 2020年10月25日


Iー25 Highway & Sandia Mountains at Albuquerque アルバカーキー New Mexico, USA


Albuquerque、 Sandia Mountains

Rio Grande at near Albuquerque
Sandia Mountains and Casino parking



















10/18/2020

ブログ表紙写真 2020年10月18日 Catwalk, White Water Canyon, Glenwood, Near Silver City, New Mexico

ブログ表紙写真 2020年10月18日 Catwalk,  White Water Canyon, Glenwood, Near Silver City, New Mexico

 El PasoからSilver City, New Mexicoまでは、たしか約2時間半のドライブ。Silver CityからGlenwoodまでが約60分(60マイル)のドライブであったと思う。Scenice Driveで私は何度もドライブを楽しんだ。GlenwoodからCatwalkまでが15分ほどのドライブで、着くまでに二度、川の流れをクルマで横切ることになる。私は4WDのSUVなので、大概のところは安心してドライブできたが、一度、子供連れのSedanのクルマが川岸でとまっているのを見かけた。普通車で流れを横切れるか自信がなかったのであろう。あとで私は、なぜクルマを留めて、この川は浅いから普通車でも大丈夫だと言ってやらなかったのだろうと後悔した。まあ、私が渡るのを観察していれば、タイヤと流れの様子から、自分で判断できただろうとは思ったが。なにしろ子供連れでCatwalkに来るということは非常に楽しみにしてきたはずなので、そのまま引き返したのでもったいない話である。どうなったのか知らないが。

 私はこのCatwalkが気に入って、一人では何度も訪れたし、会社の同僚や日本からの訪問者も余裕があるときは必ず案内したものであった。

 有名なCatwalk(川の流れに沿って、両側岸壁に挟まれて道らしき道がない部分(Narrow Box Canyon)、約1マイルにわたって延々と続くMetalの歩道橋 - 往復30分ほど)をつくってあり、川の流れの上を歩く感じになるので有名。もともとは鉱山の運搬’・資源開発の目的でつくられたらしく、この山の奥には鉱物が産出されたということである。もちろん、Silver Cityという名前からして、Silver City周辺は銀山で有名だったわけで、今もSilver City周辺ではOpen pitのCopper Mineがあって、飛行機からも見えるので有名である。

 Gila National Forest(ヒラ と読む)は1920年代にNaturalist, Ranger ”Sand County Alamanac” の著者 Aldo Leopold の努力が実って、世界で初めて原生林保護法(Wilderness)が適応された山脈として有名で、このCatwalkはWhitewater canyonにつくれたわけで、その源流がWhitewater Baldyという約3千メートルOverの山(Gila National Forestの最高峰)で、この渓流をさかのぼれば達することができる。私は1995年10月中頃、秋の黄葉の素晴らしい原生林の中をWhite water Baldy目指して、別の登山口から登頂し、アスペンの黄葉のすばらしさを初めて味わい、感激したわけであった。そのときリスが私の歩くのにまるで付きまとったかのように20分近くわめいていたのが印象的で、あとでGila Wildernessという本を読んで、やはりリスの話が出ていたのを覚えている。


村田茂太郎  2020年10月18日

Whitewater Canyon 



Famous Catwalk








最初のRiver cross

Catwalk Park入口間近のRiver cross




















10/11/2020

ブログ表紙写真 2020年10月11日 Red Rock Canyon National Conservation Area, Las Vegas, Nevada USA

 ブログ表紙写真 2020年10月11日 Red Rock Canyon National Conservation Area, Las Vegas, Nevada USA

 Las Vegas、 Nevada の郊外にひろがるSandstoneが生み出したRed Rock Canyonは本当に人工の都市 ラスヴェガスのすぐ近くに、こんなに素晴らしい空間が広がっているとは信じられないほどであるが、何度訪れても楽しく素晴らしい思いを味わえたものであった。私は3回は訪問した。そして Valley of Fire State Park と、このRed Rock Canyon National Conservancy Areaが繁華街の夜の街Las Vegasにあるということで、Las Vegasに住むのも悪くないなと思ったものであった。そしてLake Meadがある。ドライなはずのLas Vegasであるが、冬にValley of Fire State Parkをめざしてドライブしていて、早朝、深い霧の中を走ることになって、驚いたものであったが、大きなLakeが水分を供給して霧が発生したのであろうと思ったものであった。この二つの自然と湖があれば、人工都市ラスヴェガスも棲むのに悪くないと思った。まあ、どちらの自然もすっきりしていて広い空間をエンジョイできるということで、また機会を作って訪問したいと思う。

 今、COVID-19で世の中が閉鎖空間のようなわびしい状況になっている。こういう時こそ、Red Rock CanyonやValley of Fire State Parkは気分を爽快にしてくれるに違いない。

 なにしろバカな指導者がコロナを軽々しく扱い、自分が最高の手当てを受けてOKだということで、コロナで死んだ100万を超える世界の市民を馬鹿にしたような発言をする時代である。アメリカでも20万を超える人が死んだというのに、自分のバカな対応ぶりがますます被害を大きくしているということに気づかない指導者は葬送行進曲でさっさと退場すべきであろう。

 Las Vegasの中心街から30分のドライブでこの素晴らしい自然の中に入れるということは本当に素晴らしいと思う。たくさんのハイキングコースがあり、わたしは三つほど歩いただけだが、自然景観の変化を楽しんだものであった。こういう閉塞の時代にはまさに必要な自然探索であろう。

 このパークは無料ではない。自然管理に必要な処置で良く管理されている。ループになったScenic Driveがあり、半日過ごすのにはよいところだ。自然の中に大きく広がった空間というのは本当に気分を爽快にしてくれる。こうして思い出しているだけで、また訪れたい気持ちになる。Las VegasでSlot Machineを楽しみ、劇場を楽しんで、翌日、Red Rock Canyon National Conservation AreaそしてValley of Fire State Parkを楽しめれば、気分転換には最高の娯楽だ。しかし今はどうか。自然はOKだが、CasinoもTheaterもレストランもまともな運営ではないだろう。やはり家で犬猫を相手に、音楽、読書、コンピューターで一日を過ごすのが安全かも。

村田茂太郎 2020年10月11日

Red Rock Canyon National Conservation Area