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2/25/2018

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 2018年2月25日 月例会報告

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 2018年2月25日 月例会報告

 1月の月例会もたくさんのメンバーが集まって盛会でしたが、今日の2月の例会も14名ほどが集まり、特に、はじめてフルーのために新年会と1月例会を欠席されたマスターがお元気な姿で参加され、メンバー全員、うれしく思いました。今日は重要な課題についてみんなで検討し、無事、結論にたどりつきました。


 夏の盆栽ショーのルームのセットアップに関して、今までのPlywoodのBoardをつかってショールームを作るのは毎回大変な労力と危険を伴い、何か良いアイデアはないかと前回の会合で話し合い、その中で三人からアイデアが出されて、そのサンプルをそれぞれ作ってもらって、みんなで検討しようということでしたが、本当に三名がそれぞれ自分のアイデアに沿ったサンプルを作成してきたことから、みんな如何に真剣に盆栽ショーの運営について考えているかがわかり、それだけでも頼もしい感じがもたれました。

 そして、それぞれ三組のサンプルをみながら、費用と耐久度と作業の面から検討し、一人のアイデアを採用することに決め、ほかの二人にはそれぞれの工夫と労力に対し、少しばかりの心づくしのお礼を会計から渡しました。何しろ、ショールームのセットアップは毎年大変な作業であったので、この今年の新しい工夫がうまく機能すれば、物理的危険は無くなり、わりと簡単にルームとテーブルのセットができるので、メンバー全員にとっても大助かりということで、どうして今までこういうアイデアがうまれなかったのかと不思議に思うほどでした。

 ただ、6月末の盆栽ショーに向けて、今から準備が必要なので、3月の盆栽クラブの会合は各自の盆栽を扱うのではなく、全員が会合に集まったときに、作業を分担して、新しBoardつくりに励もうということになりました。パイプの設定や新しいBoardの設定に向けて、みんなで協力して仕上げる必要があり、いつものように9時には集合して、作業を始めることになりました。3時間で終っても終わらなくても、Laborに報いるためにFast Foodのランチは会の会計から提供するということになりました。

 次回の会合は3月25日の第4日曜日ですが、それまでに主要メンバーの方々がJACCの倉庫から重い木製のPallなどを運び出して、盆栽クラブの月例会場に持ち込んだり、パイプや必要用具やペンキなどを準備しておかれることになりました。ご苦労様です。

 今日の重要な議題は上記ショールームの会場設定に関することでしたが、今日は各自持ち込んだ盆栽を先生方のヘルプでみな仕上げられ、約3時間の盆栽作業の後で、上記Meetingとなりました。

 私もひとつPotに鉢植えをするのを手伝っていただき、これで今年のショーでひとつセールスに出せるものが仕上がったと喜んでいます。私は2-3年ほど前に盆栽クラブをやめようかと考えたこともあって、自分の空いているPotsをいくつかメンバーに買ってもらい、その売り上げを盆栽クラブに寄付したりしたので、空いているPotはひとっしかなく、また新たに購入する必要があるとわかりました。

 私はほかに裏庭のJuniperの木を専門家に頼んでカットしたときにできた木の幹の切り株をショーでの盆栽テーブルに使えるのではないかと、いくつか持ち込みましたが、幸い、何人かのメンバーの方が引き取ってくださって、捨てないで活用できそうだとうれしく思いました。

 また、去年、裏庭で半年の間、きれいなピンクの花をいっぱいつけて私を毎日楽しませてくれたHollyhockタチアオイがワイフの目には邪魔に見えるのか、処分しろなどというので、かわいそうに思い、2018年もきれいな花を咲かせてくれるはずで、楽しみにしていたのに、捨てるのはかわいそうと思って、盆栽クラブのChiefにはいろいろお世話になるばかりのなので、そしてチーフChief はガーデンの手入れが上手なので、Chiefに差し上げればタチアオイHollyhockも喜び、私も会合のたびに元気な花を観賞できるということで、Chiefに差し上げるために持参し、お渡ししました。ついでに去年のきれいな花をいっぱいつけている写真も差し上げました。喜んでいただけて、ほっとしました。これで、私は、また種から育てるつもりになりました。ワイフに見つからないように、こっそり育てるというのも一つの楽しみといえます。去年、はじめて花を付けたこのHollyhockは、私が犬の散歩のときに見つけて、家で咲かせたいと思い、落ちている種を拾って鉢に植えたのがはじまりで、その翌年に芽と葉がでたけれど、花をつけるにいたらず、2-3年、なにも起きなかったのが、2017年になって3-4年ぶりに大きく成長しはじめ、最終的には2.5メートルを超えるまでに至り、下から順番に花が咲いて、てっぺんまでひとつ残らず、見事な花が咲いたのは、まさに感激の至りでした。丁度、裏庭に巣をつくって飛び立ったHummingbirdハチドリのうち、3羽は無事飛び立ったのに、1羽だけ巣から落ちて、結局、3日後に死んでしまって、悲しい思いをしていたそのすぐあとにタチアオイが咲きだして、心が慰められたものでした。花が咲いていたことも知らないワイフが気に入らないというのもおかしな話ですが、まあ、ワイフの気に入るようにつとめたいと思って、結局、Chiefに差し上げたわけでした。わたしはひそかに、また種から育てるつもりで、うまくゆけば、来年・再来年にほかのメンバーに差し上げたいと思います。盆栽クラブで学んだひとつは、切った枝でも捨てないで、挿し木をして生かせるということで、すでに私はいくつかの切り枝から新しいPotにブーゲンビリアなどを生かせるのに成功しているので、種からふやすタチアオイもきっと元気に成長して花をつけてくれることでしょう。

 3月10日 土曜日は私たち盆栽クラブの今の会長の80歳の誕生祝を家で行うということで、私たちSFV Bonsai Clubのメンバーも招待され、私は、出席可能なマスターとChiefをPick upしてお宅に伺うということになりました。1時からということで、それに間に合うように行動します。

 また、3月中にWireとPotsを、メンバーの何人かと1時間ほどのドライブのところに購入に行こうといっていますが、まだ日時は決まっていません。

 3月の月例会は以上に記したように第4日曜日 3月25日ですが、各自の盆栽ではなく、盆栽ショーに使う用具の組み立て準備を全員で行うつもりで、メンバーの参加が多ければ、作業もはかどるので、みなさんの参加、ご協力を期待しています。


村田茂太郎 2018年2月25日









メンバーの一人が準備したショールームの仕切りとテーブル設定ののサンプル











盆栽ショー会場セットアップのサンプルのひとつを皆で検討中




わたしが持参したタチアオイHollyhockの鉢
裏庭で咲き始め、6か月以上にわたって毎日見事な花を付けたタチアオイHollyhock








ブログ表紙写真 その314回目 日本の河川・渓流 宇治川 京都 Japan

ブログ表紙写真 その314回目 日本の河川・渓流 宇治川 京都 Japan

 京都宇治川といえば、なんといっても平家物語―宇治川の先陣 佐々木高綱と梶原景季
が思い浮かび、同時に畠山重忠の子分の大串次郎のはなしが思い出される。この宇治の平等院のあるあたりは、頼朝の一群が義仲追討ということで争った琵琶湖に近い宇治川ではないが、まあ、これなら立派な川だと私は思った。水が清流で豊かに流れていた。小学4年の遠足で宇治まで来たことは覚えていたが、このようにきれいな川という印象はなかった。このあたりは宇治の平等院・世界遺産があって、やはり落ち着いたきれいなところで安心した。もちろん宇治といえば、平家のまえに源氏物語の宇治十帖があるわけで、紫式部の尼のような彫像が川沿いにつくられていた。


 宇治の平等院鳳凰堂は有名で、確かに周りの自然と調和したきれいな建物であった。ローマなどの写真で見るいかめしい教会建築と違って、カネをかけたとはいえ、やはり日本的、自然と調和したすぐれた建築で、見る価値はあった。修学旅行の生徒がたくさん訪れていた。宇治川で水遊びをしている姿も見られた。

 舟遊びもしたかったが、その余裕はなかった。宇治川の清流を見て、私としては満足であった。一級河川というサインがでていたので、なるほどと思った。

 2006年5月の友人との旅であった。この時は一泊二日の旅で、比叡山・延暦寺から琵琶湖・大津に降りて三井寺、芭蕉の墓のある義仲寺、醍醐寺などをまわって最後に訪れたのが宇治であった。どこも良くて、やはり日本は自然と文化遺産に恵まれた素晴らしい国だと確認した。


村田茂太郎 2018年2月25日

京都 宇治川 Japan