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3/19/2012

ブログ表紙写真〔4〕回目ーSunset 残照 について

 

ブログ表紙写真〔4〕回目ーSunset 残照 について





 このブログのMainの写真を気に入ったものにするのに苦労します。
いいと思った写真はメガが規制の300K前後よりも遥かに大きく、たいがい1メガ前後、適当な写真を探し出すのが大変です。でも、今回のように、残照のアリゾナ Saguaro National Park の写真はSimpleで大いに気に入っています。

 わたしはエルパソで住むようになってから、残照の美しさを特に感じはじめ、同僚たちにこの残照をみていれば、毎日、晴れていれば虹を見ているようなものだと説明したものです。

 あたりまえのことで、虹は雨が降ったときに太陽が照ると、プリズム効果がうまれて、7色の虹が見えるわけですが、雨が降らなくても、日没時に、大気圏の水分を沈み行く太陽が、丁度プリズムを通すように光をとおすわけで、当然、色のすべてが空に現れ、その変化するさまを広大な自然の中で鑑賞できるということで、空を見るだけでも自然の美しさを充分に味わえます。

 とくにSouthwestはこういう大気現象があざやかにあらわれるので、わたしも気がついた次第ですが、Franklin Mountainsという写真集を見せてもらったら、やはりわかっていたらしく、エルパソでの同じような気象現象の美しさについて筆者はふれていました。もちろん、エルパソだけでなく、わたしはNew MexicoのアルバカーキーやTaos そしてTucson、Phoenix などでも美しいと思って残照をながめたものです。

 雨のときでなくて、空が晴れていればいつでも虹以上の壮大な色彩効果が見えるということで、緑の自然も美しいですが、日没の残照もすばらしいと思います。

 夕方、くるまに気をつけて、ときどき空を見上げる、とくに日没時に、ということをおすすめします。

村田茂太郎 2012年3月19日

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