アリゾナ Show Low (ショーロウ）周辺は、私にとっては、Big Lake 周辺を探訪の拠点に近いわけで、泊まった子tも何度かあり、あとになって、よりBig Lakeにちかい Pinetopという避暑地のモーテルに泊まることが多くなりましたが、ともかく、わたしのアリゾナでの大好きな地域です。一人旅のときは主にテント・キャンプをしましたが、連れが居るときはそうはいっておれないので、モーテルに泊まる習慣がつきました。
Show Low という街の名前は、ふたりの牧場主が競争して、カードのナンバーの低いものをだしたものが勝てば牧場を全部物にする事にしようと決めたとかいうことで、それが街の名前になった由。
Show Low はMogollon Rim（マギヨン・リム） の縁にあり、大森林地帯を控えた海抜２０００メートルほどの避暑地です。一方、南のGlobeは約８７マイルさがったところで、かいばつ１０００メートルほど。この違いを見事に感じた旅を、わたしはある年の３月２５日、２６日と体験しました。
MagadalenaからDatil、例の電波天文台Very Large Arrey を通っているころから、天気が雪模様になり、旅をCancelしようかと迷いましたが、４WD（AWD)のFord Explorerをドライブしていたので、まあ大丈夫だろうとそのままBig Lakeのほうに向かいました。
Show Low に入った頃には完全に雪。Pinetopのモーテルに宿を決め、Chirstmad Tree Restaurantで食事を済ませたら、すでに銀世界。食後の娯楽にHon Dah カシノによって、すこし気晴らしをして、外に出ると、雪が大量につもって、或るクルマは身動きが取れなくなっていました。わたしはAWD、うまくドライブしてモーテルに入りました。
翌朝は、本当に雪が沢山積もっていました。わたしはドライブが心配になりましたが、もっと寒いStateからきた旅行者は、こんな雪など、たいしたことない、すぐに溶けるといってくれたので、少し安心し、Pinetopから Show Low にもどり、One of America's First Coast to Coast highway といわれる US ルート６０に入りました。これは、Show Low から Globeまでの８７マイルがScenic Highwayといわれていて、Salt Water Gorgeをこえるのが、一つの楽しみで、わたしは何度もドライブして、いつも楽しみました。
そして、無事にGlobeにつくころには、アリゾナ本来の南国ムード、Poppyが雑草のようにきれいに咲いているのを見ただけでうれしくなりました。Show Low、Pinetopの雪国の世界が嘘のような明るさ、暖かさでした。
このあと、わたしは有名な Apache Trail に向かい、まさに夏のような光景の中、有名な断崖のドライブを楽しみましたが、Apache Trail はすでに写真紹介してあるので、省略します。
村田茂太郎 ２０１２年４月２３日
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