オーラについての感想ーその3
この前、Dr. Kilnerの1911年に出版された本を見つけ、そのなかにFilterを自分で作って、動植物のオーラを観察して、充分納得した後で、この本を出版したが、まじめに相手にされなかったというお話をしました。
今日、わたしが36年前(1976年)に買った本を見つけだし、その中に、かなり詳しく、オーラを観測する技術について書いてありました。
Handbook of Psychic Discoveries という題名で、著者は Sheila Ostrander と Lynn Schroeder。
この名前を聞けば、すぐに思い当たる本があります。 ”Psychic Discoveries Behind the Iron Curtain"という本の著者なのです。この本が爆発的な影響力をふるって、アメリカでのPsychic Science の研究が本格化し、一挙に一般大衆の目にとまるようになり、Pyramid Powerなどが騒がれだしました。
丁度、わたしが興味を持ち出す頃(1975年、拙著のなかの、”パラサイコロジーへの私の歩み”)にあたっていたわけで、さまざまな興味深い本が出版されました。わたしは古本屋まで探して、いろいろ興味在る領域の文献的探究に入っていったものでした。
それはさておき、このHandbookのほうには先述の Kirlian Photography だけでなく、Aura Detector (?) Schlieren System まで紹介されています。そして、Dr. KilnerのDicyanin dyeについても、ちゃんと書かれています。Kilner System をFollowして研究しているグループもあるようです。一方、たくさんの科学者はNegativeな態度を取っているということです。 このHandbook は1974年の出版ですから、その頃の話です。
このAura Goggkes とか Filtersはちゃんと市販されているそうです。(1974年の話)。
また、オーラを見るという別の方法、Schlieren Systemについても、100ドルほどで売られているが、自分でPrimitiveなものを作れば、数ドルで作成可能、などとも書かれています。
この本には、Energy Fields Detectors ということで、Burr Volt Meter, Schlieren System, Supersensitive Multipliers, Kirlian Photography, Sergeyev Detector、Tobiscope Biometer, Gulyaev auragrams, Complex bio electronics equipment など、それぞれ独自のFiledsをDetectする装置がリストされています。
このHandbookにはAura Training Tecnique まで述べられています。
Many people have learned to see emanations and fields around bodies of living things and believe that practice develops the ability to perceive this enerhy surround. They say the ability is akin to learning to look in the right way, and with the proper focus.
と書いて、サンプル オーラ Trainingテクニックを紹介していますが、ここでは省略します。
これを読んでいて、わたしはカールスバード洞穴のこうもりの飛翔(拙著のなかの”コウモリの飛翔”)を見たときの事を思い起こしました。いったん、こうもりが ある一団となって雲のように飛んでいくのがわかると、はなれたところにいても、あれがそうだとわかったわけで、一度もそういうものを見ていないと、全然気がつかないということでした。
ともかく、このHandbookは情報量が豊富で、役に立ちそうだとわかりました。
この本の著者はVirginia Beach のSleeping Prophet といわれたPsychic Edgar Cayceの言葉を引用しています。つまりサイキック現象は、そのうちに誰でも直接見れるように科学計測機器も進歩するだろうと1939年に言っています。ということは、科学が遅れているためにサイキック現象を目で確認できない情況に在るが、サイキック現象は存在すると保証し、宣言している事になります。
Edgar Cayce は重要な存在で、科学者は彼の残した資料を無視できないと私は思います。
特に夢の研究では、ものすごく重要だと思います。
ともかく、オーラの研究に関しては、まじめにオーラが見えるような装置を作ろうと考えている人が居たということを知るのはうれしいものです。現象を否定するのではなく、あるとしたら、どうすればCatchできるかという方向で科学はすすんでいってほしいものです。
最近、Reincarnationで有名な(1950年代)Bridey Murphy の話に関して、当時のMediaや教会の牧師がReincarnationを否定するための証拠を捏造して、Bridey Murphyを否定しようとしたが、1962年の段階で、Brown大学の有名な名誉教授C.J.Ducasseがすべての反証をくつがえし、やはり、Bridey Murphy の証言自体は正しい、しかし、それからすぐにReincarnationに行くのは問題で、昔の誰も知らないような情報がどうして、Paranormalな形でその女性に獲得されたのかということが、問題だと書いている文章を読みました。つまり、確かにBridey Murphy の情報は正しいということまでは認めるが、Reincarnationまでは認めないという証言。この名誉教授の反証はみごとで、最後にReincarnationを認めるのかなと思ったら、Paranormalな形で獲得と言い換えて、おわり。そこで、彼が転生を認めないにしても、人間には非常に驚くべき特殊な能力が在るということを認めているわけです。Reincarnationを認めればすべてが簡単に説明できるけれども、それ以外で説明しようとすれば、難問。Reincarnationは難しい問題です。
いずれ、そのうちに Dr, Guirdham の Cathars and the Reincarnation に触れます。
村田茂太郎 2012年3月8日
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