醍醐寺（だいごじ）は真言宗醍醐派の総本山で醍醐山全体がお寺に属するという巨大なものです。
豊臣秀吉が”醍醐の花見”の宴を三宝院でひらいたことでも有名です。
私たちは京都で一泊してから、宇治川と平等院を見る前に、醍醐寺に立ち寄ることにしました。
下と上とがあるそうですが、時間の関係上、下醍醐だけにしました。
春は桜、秋はもみじの紅葉が美しいということで有名で、わたしたちが訪問したときも受付の女性が秋にもう一度来るようにとアドバイスしてくれました。しかし、ロサンジェルスからでは、そう頻繁にこれず、残念ながらあきらめました。
広い境内にほとんど人影が見えず、私たちはまたのんびりとした散策を楽しみました。
同じ世界遺産といいながら、奈良の東大寺大仏殿や春日大社周辺は人の波でごったがえすにぎわいですが、ここ醍醐寺は本当に寺本来の静けさに満ちた、すばらしいところでした。
村田茂太郎 ２０１２年８月２７日
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