大阪にも落語を専門に披露する劇場が出来たということで、一度、訪問したいと思っていました。子供のころ、ラジオを主にきいていましたが、わたしは漫才よりも落語が好きで、落語の放送は小学生のころは特によく聞くのが楽しみでした。
大阪は漫才、東京は落語とかいわれていて、落語を専門にする劇場が大阪にも出来たことは、タイヘン嬉しい話で、ぜひ一度と思っていましたが、いつもの旅の伴侶、友人がまた親切に調査して、手配してくれました。
繁盛亭は大阪の天満宮の近くにあり、自分の住んでいた周辺以外何も知らない私は、友人に導かれて天満へゆき、天満宮をまずおとずれ、繁盛亭の場所を確かめました。
そして、付近を少しうろついて時間をつぶし、繁盛亭の落語を楽しみ、かえりには、千日前の料理屋をおとずれ、夜の繁華街を少しうろついてから友人と別れました。法善寺横町は歌謡曲にうたわれて有名になり、わたしも中学生の頃、巷に流れていた歌謡曲から、昔を思い出すよすがにもなりました。
「くいだおれ」 という食堂が営業６０年の看板をかかげて、有名な人形も立っていました。このあと、少しして、名高い”くいだおれ”も閉店に至ったようです。
わたしはネオンのサインのはなやかな夜の町を歩くのは好きです。京都でも先斗町界隈やあちこちの町並みの写真を撮ろうとしましたが、安物のカメラでスナップ的に撮るので、たいしたものはできませんが、自分で思い出す資料にはなります。
村田茂太郎 ２０１２年７月８日
No comments:
Post a Comment