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7/24/2012

Organ Pipe Cactus National Monumentをめぐってーアリゾナ 紀行文だけ

 残念なことに、Digital Camera以前に撮った写真は、1万枚以上、何ヶ月もかけてScanしましたが、Organ Pipe Cactusについて、みなさまにご紹介する事になるとは予想もしていなかったため、写真は撮りましたが、Scanからは洩れ、今はアルバムの底に隠れてしまって、そして倉庫の奥にはいってしまって、見つけるのはほとんど不可能です。紀行文だけご紹介します。今、文章を読み直して、その当時の印象が蘇ってきました。写真がないのが残念ですが、魅力だけでもお伝えできればと思います。  2012年7月25日

Organ Pipe Cactus National Monumentをめぐって アリゾナー紀行文だけ

 Organ Pipe Cactus National MonumentTucsonから西に2時間のドライブのところにあり、1937年Franklin Rooseveltによって、特にPapago IndianTohono O’odham)の生存権を守るために作られた。それは、メキシコとの国境にあり、Tucsonからははるかな彼方にある。もちろん、Organ Pipe CactusというSaguaroに匹敵する立派なサボテンが特にその一帯に繁茂しているため、ソウ名づけられたが、TucsonからOrgan Pipe Cactusへの道は、Guadalupeへの道に似た一本道で、広大な空間の中をただ走り続けるほかない。

 私は自分でもこのNational Monumentを訪れるチャンスがあるとは思っていなかった。これもエルパソに棲むようになったおかげである。Tucson周辺には、いろいろすばらしいものがあるが、どちらかというとそれだけで2時間半も走るのは大変なことであるが、エルパソからだと、たいがいどこへ行くにも約2時間のドライブは覚悟しなければならないため、私はTucsonから2時間ほどの距離なら行けないことはないという気になった。しかし、これは、まず往復だけで5時間ほどかかり、NationalMonumentの中のドライブとハイキングで7時間ほどかかるはずなので、1日がかりになることは明らかであり、まず、Tucsonで1泊して早朝出発しなければならないし、しかも真夏は本当に酷暑の砂漠なので、冬に訪問しなければならないと考え、2月に実行した。

 このNational MonumentSonoran Desert At its bestといわれていて、広大なソノラ・デザートが保護され、Wildな状態で保たれている。ここへたどり着くまでにTohono O’odham Indian Reservationを横切って、“WHY”という街に着く。ここまでつけば、アト少しである。AJO(アホ)行きのルート86を”WHY”で左折して85にのりかえ、Organ Pipe Cactus National Monumentへ向かう事になる。“WHY”に近づくに従って、Organ Pipe Cactusが山の斜面に沢山生えているのが見えてくる。ここは、特にScenic Driveと名づけられていないが、Tucsonからのこの一本道は気持ちのよいドライブである。(約130マイル)

 National Monumentの中に入ると道の東側にはAjo Mountain Drive,西側にはPuerto Blanco Driveという2つのScenic Drivesがある。Purto Blancoのほうは、43マイル、Ajo Mountainのほうは21マイルという。ところが、このPuerto Blancoは砂利またはUnpaved Roadであるため、たった43マイルをループするのに、約5時間かかると書かれている。たいがいは一方通行の狭い一本道で、カーブとデコボコが激しく、成る程これではスピードが出せないはずだとわかる。まわりは雄大なSonoran Desertで、遠くに山が見えたりするが、あたり一面、SaguaroOrgan Pipe かcつsの林立する砂漠である。私は4WD(四輪駆動)の長所を利用して、安心して、かなり速くドライブをした。しかも少し丘らしきものがあると、クルマをとめて、丘に登り、周りの眺望やサボテンの群生を楽しんだ。そして、約3時間でループを終えた。本当に、このドライブ・ウエイ以外、何の手入れもされていない、野生の豊富な自然であり、空気は澄んで、広大な空が広がり、見事なものである。

 Ajo Mountain Loopに入ると、少し舗装された道があったが、結局、砂利道のようなルートになる。これは、目の前にAjo Mountainが出てくるルートで、Puerto Blancoよりは、よりScenicで変化があり、素晴らしいと思った。Natural Archが山の上に見えるところを過ぎるとTrail Headに出た。

 私は既に本で調べて、Bull Pasture-Estes 関与んLoopが約4.2マイルで、丁度手頃なハイキング・ルートであることがわかっていたので、ここにクルマをとめ、歩き始めた。割と人気があるTrailなのか、何人かの家族連れも歩き始めていた。これは変化のあるルートで、上に登るにつれ、眺めが本当に素晴らしい。アトでBull ぱsつれで帰らないで、そのまま上にあがって、Ajo Mountainの頂上まで行くことは可能であったということがわかった。しかし、時間の都合もあり、そんなにゆっくりしていられないので、このEstes-Bull s連れLoopだけにしたが、本当にこのハイキングはすばらしかった。Moderately Strenuousといわれているハイキング・ルートで、フランクリン・マウンティンに似たところがあり、一応、Trailができているので、より歩きやすかったが、やはり300メートル近く登るので、それなりに疲れが出るが、峠らしきところで身体を休めたときの見晴らしがなんともいえない見事なもので、苦労した甲斐があったとつくづく感じた。

 私はエルパソでハイキングの習慣を身に付けたため、最近はどこを訪れても、ハイキング・ルートの時間が大体見当つくので、時間の許せるかぎり、手頃なハイクを行う事にしているが、これは正解である。やはり、クルマだけでは、ソノ良さがよくわからないところがどこでもあるが、コンナ砂漠の中のちょっとした山でも、少し歩くだけで、ソノ周りの自然に対する理解・感じ方が驚くほど深くなるのを実感し、いつも出来るだけ歩くよう心がけている。今回もやはり、このループを択んでよかったとつくづく思った。次回訪れることがあれば、Ajo Mountainの頂上まで歩くつもりである。時間の限られた人は、Puerto Blancoのほうを省略してよいから、(何しろ、いったんドライブしはじめると、ループが終わるまで出てこれない、そして下手をすると5時間かかるから、ガソリン・水・スナックなど万全の用意をしてスタートする必要がある。)、Ajo Mountain Loopだけでもえらび、そしてこのEstes かにょんーBull Pasture Loop Trailを歩くことをおすすめする。本当に素晴らしく、苦労した甲斐があったと感じるのはまちがいない。

 私は予定通り、2つのScenic Drivesを走り、堪能するほど、立派なOrgan Pipe かcつs屋Saguaro Cactusを見、おまけに、Bull Pasture Trailをハイクすることが出来て、一日、充実した旅であったと自分で納得して、帰路についた。帰りの2時間半も気持ちよくドライブでき、Tucsonについたころは夕方で、夕陽も美しく(Tucsonはいつも夕陽が美しい)、私は大いに満足して、同じモーテルに戻り、Indioという名のMexican Restaurantで、うまいメキシコ料理を食べて、一人でその日の旅の成功を祝った。そして、翌日は、Saguaro National Park West と Mount Lemmon Scenic Driveを走って、満足してエルパソに帰った。

村田茂太郎 オリジナル執筆1997年4月13日、Word input 2012年7月24日

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