テキサス州のPanhadleといわれる平地には、Palo Duro CanyonとこのCaprock Canyonsがあり、どちらもState Parkになっています。
Palo Duro はGrand Canyonのように上から下を見下ろす感じでしたが、ここも同じ。
なにしろ、本当に何もないような平原をドライブしてきたアトでは、変化が現れて、ほっとします。
私はエルパソからGuadalupe Mountainsへの道をとり、CarlsbadからHobbs経由テキサス州のLubbockに入り、Highway２７をAmarilloに向けて北上し、途中でルート８６にChangeして、Caprock Canyonsに至りました。
Caprock Canyonsでテント・キャンプをし、つぎのPalo Duro Canyonでもテント・キャンプをしました。テントをクルマにいれて出かけると、宿泊の心配がなくなるので、テント・キャンプをはじめてから、私の行動半径は飛躍的に拡大しました。
Texas Panhandleと呼ばれる地域は、Llano EstacadoといわれるFlatTerrain、またはStaked Plainｓという名前が示すように、広大な平地がひろがっています。そのなかで、Red River系統の川が谷をえぐって、Palo Duro CanyonやCaprock Canyonsをつくったようで、わたしには、その風景の展開がどちらも似たように思えます。
１３００マイルに及ぶというRed Riverは山岳部に水源を発しない川としては、アメリカではLongest Riverのひとつといわれています。
Red Riverといえば、John Wayneの西部劇の名作を思い出しますが、あの映画はRed Riverそのものとはあまり関係がなかったように思います。
村田茂太郎 ２０１２年９月１２日
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