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2/13/2013

私のブログ設定・公開700件目を迎えて-2013年2月13日

私のブログ設定・公開700件目を迎えて-2013年2月13日

 500回目、600回目と回数がふえるごとに、わたしは感想を記してきました。
去年2月22日に私のブログを設定して、公開件数が今日で700件に達しました。

 まじめなエッセイばかりでなく、我が家の犬猫の写真紹介やアメリカ、日本の自然の景観の紹介、盆栽クラブの会合の話、心霊現象の科学(Parapsychology)についての紹介、私の本から漏れたエッセイの紹介、小学6年生社会科日本の歴史のための人物紹介文、そして、最近は、あさひ学園での国語担当時代に作成した国語文集のいくつかをScan(Photo、PDFでなく)で紹介ということで、700件まで達しました。

 別に何件公開になろうとどうでもいいようなものですが、私にとっては、毎日、何かを公開してきたということが大事で、これは、私にとっては大変なことでした。最近はブログ表紙写真というものをどれにするかで、大変な時間をかけて、なかなか決まらず、それなりに苦労しています。

 これはどういうことかといいますと、私は自分の性格をよく知っていて、いったん怠けると途中で放棄してしまうことになるのではないかと懼れるから、自分で自分を規律で縛っているようなものです。

 もう30年ほど昔、私は毎日、家の周りを1-2周するだけというJoggingを実行していました。少し位雨が降っても、かまわず、走っていました。何か月かは続けていたのです。あるとき、日本に帰国した友人が、Joggingは別に毎日しなくてもよいというニュースをしらせてくれました。一週間に3-4回走れば、健康管理には充分だとのことでした。

 私はいい話を聞いたとばかり、早速、雨の日は走らず、何かがあると走らなくなりました。結局、Joggingをやらなくなったのです。

 意志の強い人は、ちゃんとコントロールして実行できるでしょう。私は自分の作ったリズムが崩れると、ダメになるか弱い人間だったのでした。

 そういえば、高校時代に英語単語を征服するために、毎日30分、英単語と取り組みました。これも、途中で挫折しないように、なにがあっても毎晩、単語とつきあい、3-4か月で1冊の英単語の本を全部、終了しました。そのおかげか、英語の実力はたしかに向上したと思います。

 ブログを毎日、何か公開するということも、別にどうでもいいようですが、ある程度のきりが付くまで実行したいということで、いつのまにか700件まで達することができました。最後のへんは、国語文集という資料を使って、ごまかしたような感じがしますが、これも実は実行したいと思って、どうしてよいかわからなかったものが、このブログのおかげで、そうだ、こうすれば可能だと気が付いたのでした。「ある年の国語文集ーまえがきとあとがき集」では、何か欠けていると思い続けてきましたが、今、一部とはいえ、私の生きがいを生んでくれた”あさひ学園”での最高の思い出の産物をこうして紹介できたのは幸せでした。

 2月22日で、私のブログ設定からちょうど1年経過することになります。あと少し、がんばって、1年間、毎日何かを公開し続けたという私自身の記録をつくって、そのあとは、ぼつぼつ心霊現象の科学や読んだ本の感想を書いて紹介したいと思います。

 「心霊現象の科学」に関する私の感想・紹介は自分では大事なエッセイと思っています。私は自分の本の出版は一冊で充分と思っていましたが、いつか、そのうちに、コンピューターやInternetをやらないひとのために、今書き続けている「心霊現象の科学をめぐって」を本にまとめたいと思うようになりました。いつか、実行できればよいと願っています。というのは、人間だれでも必ず死ぬわけなので、それにつながる過去からの考察データーを処理し、最近の科学的段階を紹介するのは、科学万能を信じる世代のためには、重要な作業だと思うからです。最近の世界中で起きる事件をながめていると、人間誰もがいつ死と巡り合うことになるかわからない時代に生きていると思います。そのとき、いつも心に準備ができているかいないかで、もし死んだあと、無でなかったら、大きな違いが発生します。それが昔、「チベットの死者の書」が書かれた理由であり、結局、19世紀末に生み出された心霊現象の科学を探求するグループ・学会がイギリスやアメリカだけでなく、あちこちに存在する理由だと言えます。科学的ということで、逆にいろいろな限界が見えてきますが、ともかく、人間をめぐる謎を解明したいというのがその結成の目的でしょう。私は科学者ではありませんが、科学的な探求心は旺盛で、これからも、本を読んで、そして本物のMediumに接することで、この不思議な領域を探求してゆきたいと思っています。小林秀雄のいう”世の中に不思議がある”、”不思議なことが起こる”、それをまず認めることから、この領域の科学は発展すると思います。いつか将来、不思議は不思議ではなく、科学的に証明されることになっているかもしれません。

今では、この私のブログは私の人生を豊かにしてくれる大事な宝です。これが大きな刺激になっているのは確かです。

 ともかく、私のブログをご覧くださっているかたは、一週間で150人前後(時に1日で50人ほど)で、それほど多くはありません。ある知人は自分のブログ(ある種のスポーツに関する)が、あるとき、1日で5千人のViewerがあったと言っていましたが、私のブログはそのようなベスト・セラー的なことにならないと思います。宣伝も何もしていないので、地味ではありますが、いつも眺めてくださるかたがいるのを知るのは心強いものです。私のブログをご覧くださっている皆様、ありがとうございます。これからも、(2月22日、Anniversary以降も)、ぼつぼつ公開してゆくつもりです。気が向いたらご覧ください。「心霊現象の科学」は特にお役に立つと心から期待しています。

 最後に、本居宣長、小林秀雄にならって、わたしの本の自己宣伝を行います。2013年9月で出版、2年たち、それまでに売れ残った本は私の出身校である中学校と高校に寄贈するつもりでいます。そうなると、あとで手に入れようとしても、絶版で手に入らなくなります。Hard Coverの立派な装丁で¥1200というのは、コストよりも安い値段なので、わたしの”言語と文化”論、”心霊現象の科学”、教育論、読書に関するエッセイ、自殺論、Vitamin Cに関する体験的考察、カールスバード洞穴国立公園の”こうもり”などに興味を持たれる方は、なくならないうちに、ぜひともご購入されるようおすすめします。

「寺子屋的教育志向の中から」ロサンジェルス日本語補習校あさひ学園での15年―瞑想と回想と感想と ---壱生社 リベルタ出版 ISBN:978-4-9905937-0-4 本体¥1200 2011年9月16日出版

村田茂太郎 2013年2月13日 


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