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2/22/2013

私のブログ・サイト開設一周年を記念してー2013年2月22日

私のブログ・サイト開設一周年を記念してー2013年2月22日

 今日で、この私のブログを設定して1年目を迎えました。公開件数は710件を数えました。
大事なのは、毎日何かを公開できたということで、それももう限度まできています。

 この毎日公開ということのために、私がそれぞれの時点で書き溜めていた文章をWordに移してブログに載せるということにもなったわけで、一つの大事な原動力であったといえます。

 私があさひ学園を途中でやめて、エルパソに移動する前、小学6年生の社会科を3か月担当した時に、必死になって、あさひ図書の本を読み(子供たちに紹介するために)、その内容紹介の文章を書いて、生徒たちに日本の歴史への興味・関心を引き立てようとし、そしてある意味では成功したと言えるこれらの文章をうずもれさせたままでいるのは残念な気がしていましたが、このブログの場を借りて、それらを紹介できたことは本当にありがたいことでした。私のブログ内の人気投票を見ると、日本の歴史に関する文章がみなさまに読まれていることがわかり、うれしく思います。

 また、最近は、国語文集をPDFスタイルでなく、Photo Scanでスキャンして、一部を紹介できることになったのは大きな喜びです。”ある年の国語文集ーはじめに・あとがき集” だけでは、物足りなく思っていましたが、このPhoto Scanの方法が見つかり、一応、生徒の名前を匿名ABCD・・・にして公開できたことは、私の本の出版以来の念願がかなったということで、最高の喜びです。ただ、生徒の文字のきれいさにくらべて、私の字の汚さには本当になさけなくなりますが、事実はかえられません。わたしが添削・評注・感想に費やした膨大な時間とエネルギーの一端を感じていただければ幸いです。

 わたしはある時、ものすごく象徴的な夢をみました。ユングでなくても私には夢の意味がわかりました。山からジープを背負って苦労しながら降りてくるという夢で、ほとんどというか、絶対に不可能なことで、わたしの体力の限界を超えているという象徴的な夢でした。今からふりかえってみると、よく入院もしないで、それなりに頑張ってきたものだと思います。あるいは一度だけ夜中にめまいが2-3時間続いてものすごく苦しみ、救急車で2-3日入院しましたが(1984年)、それが疲労の現れの一端であったのかもしれません。 その時の私の作った俳句が 「苦患して また味わうや このいのち」 というものであることは、一度、どこかで紹介しました。大江健三郎の「水死」を読んでいると、大江氏も恒常的に大きなめまいに襲われるようになったと書いてありました。めまいは吐き気を伴うので大変です。1984年といえば、高等部に移された時で、わたしは6時間、休み時間もなく国語・数学・古典を担当していました。あるとき、古典で高校3年生に蘇軾の「赤壁の賦」を教えるということで、私は30時間ほど蘇軾の勉強に費やしました。蘇軾の岩波文庫の漢詩集を全部読んだだけでなく、影響を受けたという「荘子」もよみ、大事な漢字は角川漢和中辞典で全部調べるというやりかたで、とうとう「赤壁の賦」も全部暗唱してしまいました。ところが、肝心の生徒指導の段階で、やれ卒業文集作成で時間をくれとか、アメリカン・スクールのなにかがあるとかで4回あったはずの時間がたったの1時間になり、それもその時の参加生徒は2名だけということになりました。私自身のためになったのは確かですが、学問指導というのは労多くして成果がすくないものだということを実感しました。ところが、この二人の生徒のうちの一人が、わたしのこの熱意に感応して、のちほど、特別に古典指導を直接頼まれて、ほんの少し個人指導することになったり、一緒にSan Gabriel MountainsのMount Watermanにハイキングをしたりすることになりました。なんでも真剣にコミットすれば無駄にはならない、人生に無駄はないということの一つの証明でした。

 思えば私は大学工学部を3年の途中で退学して、方向を文学・哲学のほうに転換しましたが、理科系そして工学部に向かったおかげで、高校数学も高校生に指導できる程度にはわかっていたわけで、そして、工学部に居た間に読んだ本のおかげで、わたしの方向もたしかなものになったわけで、この工学部入学は無駄ではなかったし、私の本のなかの”授業の在り方”という文章で展開したように、この工学部の大学での美術の講義がひとつの授業・講義の在り方に私をめざめさせてくれたのです。人生に無駄はないというのは本当で、いつも真剣にかかわっていれば、必ず、成果があがるといえます。

 アメリカの自然の紹介、日本のお寺や美しい自然の一端も紹介できたことも限りない喜びです。日本訪問は限られていたため、ほんの一部しか紹介できなかったのは残念です。

 日本の自然・歴史・文化がどれほど世界的に見てもすばらしいものであるかという私の意見・感想はあちこちで洩らしてきました。あまり意味のないことでありますが、「源氏物語」が世界最高の文芸作品であるという私の感想、十二単の女装束が世界で一番美しいという近藤女史の意見に私も同意することなどなど、すべて私の率直な意見です。

 私の唯一の著作のなかでは紙面の関係で充分に展開できなかったParapsychology「心霊現象の科学」に関して、かなりまじめに展開できたことは私の喜びです。この領域に関しては、誤解も多いため、私のブログ内人気投票であまりあらわれてきませんが、今後はこれが大事な課題です。わたしのこの心霊現象の科学に関する紹介文を読めば、大体の核心はつかめるはずです。

 わたしは生まれ変わったなら、地球科学者になりたい(生まれ変わりたくないのですが?)と思うほど、科学には興味があり、自然現象の解明には限りない魅力があります。心霊現象の科学も人間というこの未知な部分が多い存在の解明を目指しているわけで、やはり科学の領域であると思います。わたしの本の中の最初のエッセイ、エドガー・アラン・ポーの傑作「メールストロームの渦」をめぐる随想で、この中に哲学と科学の基本があらわされていると書きましたが、わたしはすべての人間がこの哲学的思考と態度、そして科学的思考と態度を備え付けているはずだと思っています。そして、偏見を持たないで、不思議がまだ存在することを認め、その解明を目指して日夜努力するうちに、人間という、あるいは生命体という、この未知なるものの全貌があらわれてくるでしょう。科学はまだまだ幼児期にあると私は思います。

この1年間でずいぶんたくさんの内容を紹介してきました。今後は毎日は無理で、気が向いたときにということになるでしょう。

今まで、ご覧下さった閲覧者の皆様、ありがとうございました。
これからも、機会があれば、のぞいてみてください。
ブログ表紙写真や我が家の犬猫そして心霊現象の科学に関するエッセイが今後の主な展開となるでしょう。

サンタモニカ校の国語文集も紹介したいと思っています。

村田茂太郎 2013年2月22日

私のブログ設定1周年記念日



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