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10/01/2012

Travel Japan (79) はじめての軽井沢ー長野県 写真紹介

Travel Japan (79) はじめての軽井沢ー長野県 写真紹介


 軽井沢は文学関係ではよくでてくる高級避暑地ということで、わたくしなどは一生訪問のチャンスがないと思っていましたが、上高地、乗鞍岳をまわるバス・ツアーのおかげで、ホンの片鱗だけでも知ることが出来ました。

 わたしの軽井沢のイメージは堀辰雄の有名な”風たちぬ”だけだったのですが、アリゾナBig Lake周辺の高原の風景とは全く異なり、まあ、こんなものかということで終わりました。

 丁度5月の下旬に入る頃で、新緑が美しかったのが印象的でした。コロラドのTellurideの街のような絶景があるわけでもなく、いわば避暑地として、住めれば散歩するのに快適であろうと思いました。あるひとが、アリゾナのSedonaをはじめて見て、軽井沢のようだといわれたので、どんなところかと興味がありましたが、自然の景観、絶景という意味ではSedonaがBetterだと思いました。Naturalな美しさという意味では軽井沢も素晴らしいと思います。

 林のなかに、昔、建っていたホテルが記念館となっていて、中に入らせてもらいました。洋風のなかなかすばらしい建物で、室内装飾もすばらしく、気に入りました。往時は高価な高級ホテルであったことでしょう。なぜ、廃業になったのか、興味が湧くところです。ホテル利用客がすくなくなり、家土地を買い求めて、住み着く人間が多くなったせいかもしれません。

 軽井沢も広くて、あちこちあるようですが、バスは堀辰雄で有名な教会(聖パウロカトリック教会)がある街並みが近いところにパークしてくれました。そこは、どこにでもある、みやげもの商店街のようになっていて、奥にお寺があり、わたしと友人はそこまで歩きました。

 途中、カフェーの二階に入って、珈琲を飲みながら、写真を撮ったりしました。

 今はMallというか、土産品店の街並みはどこの町にもできていて、別にめずらしいわけでもありませんでした。もうすこし、自然の名所の近くで下ろしてくれたほうが私にはベターだったのですが、ツアーの一員では、贅沢は言えません。軽井沢によってくれただけでも感謝しなければなりません。

 ということで、有名な浅間山もはじめて目にしました。
浅間山荘銃撃事件は大江健三郎の「河馬に噛まれる」という名作にも登場し、ここがそうかと不思議な気持ちになりました。

村田茂太郎 2012年10月1日














































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