今日までで表紙に当たる写真が４回変わりました。３回目に２－３トライアルがありましたが。
表紙に当たる写真は固定するというのも一つのアイデアですが、私の場合、みなさまにアメリカのすばらしい自然を知っていただきたいという思いがありますので、適当に替えて行きたいと思っています。
１回目の写真はYosemite National Park にSierra Nevada の東側、Lee Vining からScenic Route をTioga Pass（公園の入り口で、海抜３０００メートル以上）経由でYosemiteにはいったときに出会う立派な大草原 Tuolumne Meadows で撮ったもので、写っている犬はBearded Collie 純血種。１６歳ほどで亡くなりました。この大草原を過ぎるとOlmsted Pointがでてきます。通過する人が多いようですが、必ず、とまって２０分ほど過ごされることをおすすめします。
２回目の写真はWhite Sands National Monument、 New Mexico から。エルパソ、Texas から丁度、クルマで１時間半のドライブ。
広大なGypsum Sandsの砂丘は内陸では世界最大といわれています。
コロラドのGreat Sand Dunes National Park とは少し、規模も様子も異なります。
コロラドの方は４千メートル級の山の麓にあり、White Sands の背後の山は San Anders Mountains といって約２千メートル足らずです。でも、これがやはり背景として必要不可欠、アクセントをつけています。反対側にはSacrament Mountains が見え、３６６０メートルのSierra Balnca Peak が冬には雪できれいに望まれます。
３回目の写真はArizona, Big Lake です。山も高く見えませんが、このLakeの標高が海抜２８００メートルほどなので、約３５５０メートルのアリゾナ第二の高峰も、大阪の生駒山脈のように見えます。Indian Reservationで、森林はみごとなDouglas Fir や Engelmann Spruce で覆われています。White Mountains といいますが、それは１０月後半から５月ごろまで雪に覆われて真っ白になるからです。わたしがこのLake周辺まで来て、５月でまだ平地の丘で雪が沢山残っていたこともありました。
Zane Grey の小説 The Man of the Forest は１９２０年に発表されたWesternですが、このWhite Mountains での山男の生活ぶりを上手に描いています。映画は全然、関係ありません。
４回目の写真は、すでにSunset 残照について で説明いたしました。
村田茂太郎
２０１２年３月１９日
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