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5/27/2012

Hana, Thumper, Eureka & Backyard 05/27/2012

Hana, Thumper, Eureka & Backyard 05/27/2012

 我が家の犬猫、しばらく休んでいました。
今日、犬猫のブログを楽しんで見ていたが、最近、どうなったのかというお訊ねがあり、近況報告を行う事にしました。

 三匹とも元気です。しかし、私にとって大事件が、5月11日の夜、丁度、ThumperがAnimal Shelterからやってきて1年経ったAnniversaryの日に、発生しました。

 夜晩く、犬をトイレに出すのに、最近は裏庭ではなかなか済まさないので、二匹を表に出して、、いつものようにスグに家に入れれば問題ないと気軽に考えて、首輪もLeashも何もなしに、そして私自身はT-shirtにShort のズボンでスリッパをはいて外に出ました。

 そして、いつものように、用を足してすぐに家に入ると思ったら、何を思ったのか、Hanaがさっさと、いつもの散歩のように上に向かって駆け出したのです。わたしはすぐに去年の7月4日、Independence Day の夜、花火の音に異常に反応して、用を足したあと、上に走っていったのを思い出し、去年と同じ場所でとまるだろうと、気軽に考えて、そのまま、スリッパで、何も持たずに追いかけました。

 Thumperはわたしについていたので、家に入れようかと考えましたが、ThumperがいたほうがHanaの居場所がわかってよいと判断し、ThumperもなにもなしにFreeで一緒に追いかけました。

 そうすると、去年、花火のときに止まった地点でとまらず、どんどん先にかけてゆくのです。追いかけるしかないと、必死で追いました。すると、なんと、あの広い通りをわたって、更に先の通りに行き、そこで右に回りました。Thumperも追いかけます。時々、Hanaが芝生でおしっこをしているので追いつくチャンスといそぎましたが、もう少しでつかめるところで、またすばやく走りさります。この道をそのままゆけば、いつもの Bee Canyon Park, O'Melveny Park に行く事になり、もし、O'Melveny Parkに入れば、これはコヨーテと毒蛇の世界なので、もう、どこまでも追いかけるしかないと、必死になって、走りました。時間は夜の11時に近く、街路には誰もいず、犬もみな家の中にかいっているのか、私の駆け足の音だけが、夜の静かな街路に響きます。

 O'Melveny Park についたとき、Hanaは広い道をわたって、Bee Canyon Park に向かいました。
 このとき、今までの散歩で、あまりO'Melveny Park に向かわず、Bee Canyon Parkに行っていたのは正解であったと、本当にホッとしました。しかし、まだつかまえたわけではありません。道をわたったところで、Hanaもつかれたのか、芝生で休みました。今がチャンスと私はHanaを捕まえ、抱きかかえました。残念な事に、首輪も紐もなにもありません。重い、25ポンドのHanaをかかえて家に帰るほかありません。ThumperはFreeでも、ある意味では安心です。ThumperはPanickに陥ると家に向かって逃げ帰るので心配は要りません。Hanaは安全で極楽のような家から地獄の猛獣の居る夜の世界に向けてとび出すので、信用も出来ず、心配でたまりません。

 結局、家までBee Canyon Parkから、Hanaを抱いて一度も放さず、帰り着きました。その間、二度ほど、私自身が休憩しないことにはどうにもならないので、或る家の前の庭のレンガにすわって休み、あるときは何も無いので、壁にもたれるようにして休んで、やっと無事に家について、中に入れてから、はじめて放してやりました。

 わたしは汗びっしょり、そして足の裏にはマメが出来、両足がMuscle Crampをおこしました。シャワーを浴びて寝ましたが、何度もひどいCrampの痛さで苦しみました。

 HanaはいつもはのろのろとLazyにあるいていたのに、この夜は、まるで体育会の青年みたいに、元気よく、ほとんど中休みもしないで、Parkまで走り続けたのです。

 なにが起きたのか。Hanaはともかく音に敏感で、花火の音や太鼓の音、工事現場の音、などがHanaの神経をDisturbするらしく、異常反応をおこして、外に出してもオシッコするどころではなくなるのです。しかし、この夜は、わたしには特に異常な音が聞こえたようには思えなかったので、何がおきたのか不思議です。風が強いときも大変です。Hanaがこの夜をさかいにして、私の信頼を失ったのは確かです。Thumperはおっちょこちょいだけれども、家に帰ってくるという意味では信頼できます。家から出て行くHanaには信頼も何もあったものではありません。

 この夜の事件以来、わたしはHanaを外に出すときは必ずOn Leash にします。Thumperも On Leash. しかし、わたしは以前ほど楽しくはありません。5月のはじめ、花の中で横になっていたかわいいHanaの姿、それはもう本当に過去のものです。自由からの逃走。(エーリッヒ・フロム)。まるでドイツ民衆がヒットラーのもとに隷従していったように、Hanaは自分から、隷従の世界に入っていったのです。

 今日は、5月27日。盆栽の日なので、朝、散歩に行けず、昼に散歩しました。もちろん、二匹ともOn Leashです。しかし、本当に5月11日以前の散歩の楽しみを私はなくしました。HanaをFreeにしてよいのかどうか、ゲートの中にいれるまで、紐をはずす気にもなりません。

 5月11日はThumperのAnniversaryであると同時に私にとっては悪夢の夜となったわけです。
まあ、あまり自由にしていた私の管理の責任でもあるわけで、Hanaだけ責めるわけにゆきません。

 11日以降の元気な写真をごらんいただきます。

12日にEurekaを洗い、26日、HanaとThumperを洗ってやりました。

 庭の藤と熊蜂の時期はおわって藤は葉が茂り、外は紫のJacalandaの季節となりました。もうすぐアジサイの季節が始まります。元気がないと思っていたApple Tree も花をいっぱい咲かせ、繁り始めています。Fuchsiaも花盛り。1月に買ったMini-Azaleaもみな花を咲かせています。
裏庭では今、ブーゲンビリアが3種類きれいに咲いています。ブーゲンビリアは盆栽にも適しているようです。

村田茂太郎 2012年5月27日

































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