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11/06/2014

「心霊現象の科学」をめぐってーその93 Dolores Cannon その1 「A soul remembers HIROSHIMA」を読む 1/3


「心霊現象の科学」をめぐってーその93 Dolores Cannon その1 「A soul remembers HIROSHIMA」を読む 1/3
 
 広島・長崎と原子爆弾については、さまざまな本でその悲惨な実態が紹介されているが、すべてそれらは生き残った証人が書きとめたもの、またはそれらを基にして小説空間を作り出したものである。もっとも有名な本のひとつは原民喜の「夏の花」であり、井伏鱒二の名作「黒い雨」である。「黒い雨」は、新型爆弾の被害者となったひとの生の談話や記録をもとに、井伏鱒二がみごとな文学作品として結晶化させたもので、これは未だに、あるいはますます、Nuclear Disaterの可能性がこの地球上に残っている限り、地球上のすべてのひとに、核爆弾の恐ろしさを知ってもらうためにも、読み知ってもらいたいと思う名作中の名作である。

 わたしは、この本が英訳されていなければ、大江健三郎を英訳したアメリカ人の友人に英訳をすすめようと思ったが、出版されて(昭和41年ごろ、1966年ごろ)50年近く経つ本で、アマゾンで英訳を調べてみると、「Black Rain」という題名(まさに原題そのもの)で訳されているのを知り、また読者のReviewでもみな5段階評価の5の評価を得ているのを知った。どういう英訳の仕方をしているのか興味があるが、今はともかく英訳が既にあるということで満足である。

 最近、わたしが再読した漫画「沈黙の艦隊」(かわぐち かいじ)32冊も、原子力潜水艦・艦長である主人公海江田四郎が核爆弾をいかにコントロールするかに苦心して到達した方法を展開しようとしたもので、息もつかせずに読ませる迫力があって、再読とはいいながら、全部読むのに2日かかった。その間、ほかの本は読まなかったのだが。1冊30分で16時間。でも、32冊で完了するまでに7年ほどかかったとか。これも核時代に生きる人間の悩みを原子力潜水艦のもつ潜在的能力を興味深く展開しながら、いかにこの地球に平和をもたらすかを考えたものであった。海中での潜水艦同士の戦闘の描写は興味津々というもので、まさに手に汗握るという内容であった。

 ということで、これまでの原子爆弾被害者のはなしは、どれも皆しばらくは生きながらえた人が語ったものであったが、Dolores Cannonのこの本は、広島原爆でほとんど1週間以内に亡くなった本人がアメリカ人としてReincarnate転生して、Regression Hypnosisによって語りだしたものである。

 これから何度かにわたってDolores Cannonを紹介することになるので、本に紹介されている彼女の略歴を簡単に紹介しておこう。1931年セントルイス、ミズーリーに生まれ、1951年Navyの男性と結婚。1968年、このNavyの夫がアマチュア・Hypnotistとして活躍し始めた現場に居合わせて、はじめてHypnosisによるReincarnationに出会う。1979年以降、彼女は独自のRegression Hypnosisを身につけ、それによって世界でもはじめてと思われるUFOや異星体との交信がはじまり、この領域で通常のReincarnationの展開とは異なった、驚くべき世界がくりひろげられることになる。その世界はConvoluted Universeという題名で1冊500Page以上の本が4冊。その前段階を示すCustodianも500ページを超え、ほかにNostradamusとの交信が3冊、UFOと直接関係する本が3冊、Reincarnation関係が5-6冊という具合に展開し、今現在17冊出版されている。みな興味深く、考えさせられる本で、順番に紹介していくつもりである。まだ、5-6冊読み終わった段階だが。彼女の本のうち15冊は20ヶ国語に翻訳されているとのことだから、当然、日本でも翻訳紹介されているだろう。Bulgaria政府からはアメリカ人として、また外人としてはじめて“Orpheus Award”という賞を受け、これはPsychic現象の研究に貢献した人にあたえられる最高の表彰であるとか。ほかにもたくさんの賞をうけているようだ。彼女は20歳で結婚したくらいで、大学も卒業していないと思われるから、当然、Ph.D.などもっていないはずであるが、彼女の書いたものは立派な内容で、論理的に展開し、探求も徹底していて、並の自称Ph.D.取得者、Professorよりも立派で、科学的で、信頼の置ける探求者となっている。ともかく、ものすごい内容である。わたしはConvoluted Universeシリーズの序盤に当たるCustodianという556ページの本を2014年7月に読了したが、まったく驚くばかりの内容とその展開であった。おかげで、UFO関係に関して、何十冊の本を読むよりも収穫があった。わたしは1975年以来、UFO関係の本を何十冊とあつめていたが、もうほかの本を読む必要はないと思うほどの内容であった。

 この「A Soul Remembers HIROSHIMA」では、22歳で急にHiroshimaでの原爆被爆を思い出したアメリカ人女性のHypnosisでの展開となるが、すでに「我が家の犬猫 最近の様子 2014年10月16日」のブログの中で余談みたいに述べたDolores Cannon紹介のなかに記述したWalk in がまさにここで展開されている。

 この女性は死んで生まれ、特別な手当てで蘇生したが、その辺の状況を調べようと、Katieに、彼女が生まれたときにもどりなさいと指示するつもりが、Kathryn H.という名前の肉体に彼女のSoulが入ったときにもどりなさいと指示した。Doloresのつもりでは、死んだような状態で生まれたBabyに彼女のSoulが入り込んだときを指示したつもりであったが、この女性のSubconsciousは指示された言葉を正確にうけとめて、彼女の今のSoulがこの肉体に入り込んだときと解釈し、なんと21歳のとき、つまりこのDoloresHypnosisを受ける6ヶ月前に、今のこの彼女の肉体に、今の彼女のSoulが入り込んだと言い出したのであった。

 21歳のこの女性の肉体にやどったSoulは、あまりにもさまざまな問題を抱え込んでいて、もうどうしようもないところまできていた。まえのLivesで知り合っていたふたりのSoulは相談して、乗り換えることになったという話である。この方法は悩んだ人間が“自殺”を選ぶ方法よりははるかに好もしいということになる。あたらしく21歳の肉体に移り住んだSoulは、まえのSoulの持っていた情報をすべて保持しているので、周りの人間もSoulが入れ替わったなどとは知らず、ただ、急にはるかにPositiveな生き方になったなという変化を感じ取るだけであった。KatieSoulによれば、これは何もめずらしいやりかたではなく、昔から実行されてきたという。つまり、Babyとして生まれ変わるのではなく、この人生に嫌気がさしたSoulが自殺しないうちに、おとなのSoulとしてSoulが交替するということであり、現状の肉体のまま、新しいSoulが“Walk in”するということであった。疲れたSoulは異次元で休み、次の機会を待つ。

この項 次回に続く。

村田茂太郎 2014年10月23日

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