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10/19/2014

ブログ表紙写真 その139回目 秋色のGuadalupe Mountains National Park, Texas USA

ブログ表紙写真 その139回目 秋色のGuadalupe Mountains National Park, Texas USA

 1994年10月 はじめて Texas の Guadalupe Mountains National Park を訪れて以来、2005年の10月最後の訪問までに私は何度訪れたことだろう。テキサス最高峰Guadalupe Peakだけでも7回ほど登頂し、秋の色で有名な(テキサスで一番美しいといわれている) McKittrick Canyon は毎年2-3回、したがって10年ほどの間に20回以上訪れたことになる。Guadalupe全体としては40回以上訪問したはずである。最初の1年間に15回ほど訪問した。あるとき、Rangerの人と話していて、私のほうがこのCanyonについてはよく知っているねと笑ったことがある。ともかく、アメリカの国立公園訪問としては一番数多く訪れたところである。ここはWild Parkで、ほかのNational Parkとちがって、自分の足で歩かねば、そのよさはわからない。わたしは一度も失望したことはなかった。あるときは雨だと知って、わざわざ雨のGualdalupeをハイクに行ったりした。あるときには、金曜日に雪が降り、土曜日に雪のFranklin MountainsとOrgan Mountainsを訪ね、日曜日には雪のGuadalupe Mountainsを訪れたりした。ほとんど一人旅で、ときたま同僚を誘ったりした。エルパソから丁度120マイル、クルマで約2時間。手ごろな距離である。私のエルパソ生活が楽しいものとなったのは、このGuadalupe,そしてCarlsbad Cavern National Park, Organ Mountains, Franklin Mountains、 White Sands National Monumentがそれぞれ、間近にあったり、2時間以内の距離にあったからである。エルパソは自然愛好家には便利なところである。

 Guadalupe Mountainsの有名な秋の紅葉・黄葉は10月中旬から11月初旬までで、10月下旬が最高になるはずであるが、もちろん、その年の雨の降り具合とか、9月10月の気温変化が大きく影響する。紅葉・黄葉といっても、輝くばかりのときもあれば、なんとなく鈍い感じのときもある。

 ある風景はよく写真になり、非常に有名で、誰が撮ってもそれなりに美しい紅葉写真ができあがる。紅葉は、Canadian Big Leaf Mapleが主であるが、ほかの木も秋色を示す。Aspenは見た記憶がないから、アスペンの黄葉はみられない。あるいはBowlといわれる頂上の盆地の部分にあるのかもしれない。この山Guadalupe山脈は化石でできている堆積岩の山で、Carlsbad Cavernのある北部に続くかたちで台地状に山脈が形成されており、富士山のような火山性のとがった山ではない。
 

 Guadalupe 山脈自体、水の乏しい砂漠の中の山であり、原生林であり、National Parkであるが、Mckittrick Canyonには当然Canyonがあり、細々とではあるが渓流が流れている。あるところでは流れは地下にもぐって、上の川床はDry Riverとなっているところもある。流れのあるところには、必ずRainbow Trou虹鱒が泳いでいた。それを見るのが楽しみで、流れに出るたびに、Troutを探したものであった。ここはProtectの領域で、流れに手をつけてもいけないことになっていた。人間の手が水を汚染するというのである。


村田茂太郎 2014年10月19日

秋色のGuadalupe Mountains National Park, Texas Mckittrick Canyon


ここはDry Riverだが多分、地下に流れがあるはずである。この前後に流れがあるから。


このショットは秋のGuadalupeの魅力を示すものとして有名で、誰が撮っても一応サマになる。
このショットのなかに、虹の七色以上の色が配置されているのがわかる。
赤、橙、黄、黄緑、緑、青、深緑、こげ茶、黒、白・・・
秋色のMckittrick Canyonは本当にきれいである。特に空が青く、白い雲が浮かんでいるときの色の対照はあざやかで、見事だと思う。



紅葉・黄葉は太陽の光が木の葉を照り輝かせているときは最高にうつくしい。
 





これが Mckittrick Canyonの清流で、同じような保護色で見分けにくいが、Rainbow Troutが何匹か泳いでいる。

私がはじめてここへきたとき、この草の茂みはほとんどなくて、流れが見えていて、岩をとびながら私はTroutを数え、休憩したものであった。年を経るにつれ、野性味が加わり、これはこれで素晴らしいと思うようになった。




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