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9/08/2013

ブログ表紙写真 81回目 谷瀬のつり橋-十津川村-和歌山県、Japan

ブログ表紙写真 81回目 谷瀬のつり橋ー十津川村-和歌山県、Japan

 2006年11月、日本の友人が私の希望を考慮して瀞峡(とろ または どろきょう 瀞八丁)をふくむ2泊3日の車での旅を計画してくれました。

 おかげで、私ははじめて日本最大の村といわれている十津川村、重畳たる山奥にひろがる、天誅組の乱で有名な十津川周辺をみることができました。

 テキサスのエルパソというドライな街に住み、約12年間、荒涼たる美しさをみせるアメリカ南西部の自然風景を展開する様子を見慣れてきた私には、この十津川や北山川、熊野川の周りに展開する緑の美しさ、川の流れの美しさには感動し、魅力にあふれた、まさに日本らしい自然だと、その美しさを確認しました。

 わたしはドライなアメリカ南西部も大好きで、このブログでもすでにいっぱい、そのすばらしい自然を紹介してきました。その自然とはまた違った日本的な美を確認したという次第です。日本は雨が多いから樹木が美しく、川の流れも清らかなものになるのだと思います。

 谷瀬のつり橋は、日本で一番ながい歩行者用の鉄線橋だということで、昭和29年。1954年、生活用につくられたそうです。地上54メートル、長さ297メートル、幅 約1メートルと書かれています。周りの山は1000メートル前後だそうで、特に高くはありませんが、樹が鬱蒼として、かわいい雲が低く漂い、この山奥の魅力を引き立てていました。

 この辺に泊まって、もっとゆっくり探訪したかったのですが、湯の峰、熊野、瀞、那智、新宮、勝浦、串本・・・と予定がつまっていたので、この吊り橋を二人で往復して、その美しさを充分にあじわい、満足して次に向かいました。

 わたしは日本では運転できないので、友人の車で、全行程、助手席に座って、周りの自然の展開をエンジョイすることができました。この年の5月に伊豆箱根方面の旅行を計画してもらったときは、ツアーに入らないで、電車バスその他を利用する形で楽しめましたが、車でなかったので効率は悪かったように思います。しかし、逆に車のあるところに戻る必要もないので、便利なときもありました。日本は交通の便が発達しているので、時間がたっぷりあっれば、すばらしい旅が可能だとわかりました。


村田茂太郎 2013年9月8日

十津川にかかる日本一長いといわれる谷瀬(たにせ)の吊り橋

十津川



十津川、谷瀬の吊り橋の上からのながめ


ホテルか何かが川の近くに建っていて、大雨のとき大丈夫なのかしらと思いました。




十津川と谷瀬の吊り橋

谷瀬の橋周辺の街の風景

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