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3/22/2015

ブログ表紙写真 161回目 Point Reyes National Seashore, California USA

ブログ表紙写真 161回目 Point Reyes National Seashore, California USA

 Point Reyes National Seashore は、San Franciscoの北、約1時間のところにあるPetalumaという町を起点にして探索するのが私たちがいつもとったやりかたでした。Petalumaはサンフランシスコ大地震の影響をまぬがれて、Victorian風の家が倒れないで残っているということで有名で、そのほかに、今ではこのPoint Reyesの自然探索の起点になるということで、わたしたちは既に3-4回、必ずPetalumaで滞在したように思います。

 Los Angelesから出発して海岸沿い (Ojai, Santa Barbara, San Luis Obispo(1泊), Morro Bay, Big Sur, Monterey (1泊), Santa Cruz) をサンフランシスコまでドライブし、Petaluma (1泊), Point Reyesをみてから、Sonoma, NapaのワインCountryを訪ね、サクラメント経由Lake Tahoeにはいり、(2泊)、そして、裏街道ルート395を南に下りながら、Mono Lake, Yosemite National Park, Mammoth Lakes(2泊), Big Pine, Manzanar Japanese Concentration Camp Memorial Park, Lone Pine とみてまわる、1週間から10日にわたるカリフォルニア大ループの旅を何度か実行しましたが、そのとき、このPoint Reyesに立ち寄るのが楽しみとなっていました。

 PetalumaからPoint Reyesへは、どこかの牧歌的な風景(なだらかな起伏の丘がつづき、放牧があり)を思わせる景色が展開し、楽しい思いをしました。

 Point Reyes National Seashore は1960年代の土地開発・破壊から救って国立の保護海岸地帯として成立したので有名で、Sierra ClubのDavid Browerが活躍し、そのひとつの重要な業績に数えられていますが、そのとき、このPoint Reyesを産業破壊からまもることに気を取られて、一方でコロラド川のGrand Canyonに入る手前のPageのところにGlen Canyon Dam建設の計画が進めらていたのをミスして、Damが出来てしまったことが最大のミスにも数えられるほど、このPoint ReyesとGlen Canyon Dam問題が伯仲していたといわれています。

 南カリフォルニアのRedondo BeachやHermosa Beach沿いは、アパートやコンドミニアムのビルが建ち並び、居住民にはいい景色かもしれませんが、やはり、Point Reyesの海岸線をながめると、自然破壊がまぬがれたPoint Reyesは貴重な教訓を示していると感じたものでした。

村田茂太郎 2015年3月22日

Point Reyes National Seashore、300ステップ以上の階段をくだると燈台にたどりつきます。
くだりはよいけれど、のぼりは大変で、途中なん箇所かに休憩場所が設けてありました。













自然のまま、開発であらされない海岸線
 










Visitor Centerのひとつ

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