村田茂太郎 (Murata Shigetaro) のブログ　”海外子女教育”、”心霊現象の科学”、など: ブログ表紙写真　２０２０年１１月１日　Yosemite National Park　California　USA

Shigetaro Murata 拙著「寺子屋的教育志向の中から」（瞑想と回想と感想とーロサンジェルス日本語補習校あさひ学園での１５年）全内容を紹介し、同時にほかのエッセイも紹介、私が親しんだアメリカの自然　（California並びにSouthwestなど）を紹介したいこと、また、いくつかの「日本の自然ならびに文化史跡など」を紹介しています。「心霊現象の科学」超常現象も私には大事な領域です。私のブログ内での検索機能は便利です。このブログの中で調べるのにご利用ください。表紙写真　　Bee Canyon Park,　Buster &　Che Che　(2 senior dogs) 、　Granada Hills,　 Los Angeles, California

11/01/2020

ブログ表紙写真　２０２０年１１月１日　Yosemite National Park　California　USA

ブログ表紙写真　２０２０年１１月１日　Yosemite National Park　California　USA

　Yosemite National Park　ヨセミテ国立公園は言うまでもなくYellowstone National Parkとならんでアメリカを代表する世界的な国立公園である。国立公園としてはイエローストーンが世界最初であるが、大統領リンカーンの時にFrederic Law Olmstedの努力で世界で初めて政府が大自然の景観を保護したのがこのYosemite National Parkである。

　私が初めてこの自然の絶景に接したのは１９７１年５月で、雪解けの水が豊富で、有名ないくつかの滝も豊かに流れていて、清流、岸壁、森林のすべてが素晴らしく、私はアメリカに住みたいと思ったものであった。それが実現して、そのあと何度かこの素晴らしい自然を訪問することができた。当初はいつもトンネル・ヴューを体験できるFresnoからルート４１でOakhurst経由のヨセミテ訪問であったが、その後、Lake Tahoeからルート３９５Sierra Eastにくだり、Lee ViningからTioga Pass（３千メートル）のEntranceから入る方法が気に入って、何度もTioga PassからYosemite National Parkに入ることになった。

　トンネル・ビューの入り方と全く異なる、Openな大自然を体験できるということで、この方が私が好きになり、多分、有名なJohn Muirがヨセミテを讃えたのも、このTuolumne Meadow, Olmsted PointなどのViewと光り輝く岸壁と広大な空間の美を楽しんだからであろうと思った。

　トンネル・ビューの方はまさに川端康成の雪国の冒頭の表現をそのまま使える”トンネルを抜けるとあっと驚くような絶景が展開していた。”ということになる。

　Tioga Passからの訪問は、すでに入口Gate（高度３千メートル）につくまでに見事な景観が展開しているわけで、Openな風景の中にLakeや雪山がきれいな眺めで歓迎してくれる。そして、Tuolumnen Meadowの、Valleyの底とは違う広々とした空間が歓迎してくれ、さらに Olmsted Pointに達するとHalf Domeを裏側から眺める形の景観やIndianの女性の名前を持ったきれいなTenaya Lake、そして花崗岩の岸壁を抱く様々な山が望まれる。

　もちろん、Glacier Pointからの眺めは文句なしに素晴らしい。またアメリカ国内では一番高いといわれる有名なYosemiteの滝もすばらしい。これは２段に分かれているのがGracier Pointからはよく見える。

　ともかく、Yosemite National Parkは、日本人好み（私のこと）の景観　－森林、滝、清流、草原、岸壁、雪山、湖などすべてが箱庭的にそろっている大自然で、何度も訪れることができるのは素晴らしいことである。Disneylandは訪れたが、Yosemiteは知らないという人がいるが、気の毒に思う程である。アメリカは、ともかく自然が良く保護されて素晴らしい。アメリカに居て自然と親しまずゴルフなどに明け暮れているひとがいるが、もったいない話であると思う。

　主にバカチョン・カメラで撮ったのが以下の写真で、今から思うともったいないことをした。いいカメラも持っていたが、何度か地面に落として壊してしまい、バカチョンカメラを愛用するようになった。クルマを留めて写真を撮り、膝の上に置いたままなのを忘れて。クルマから外に出て落としてしまうということが、２回ほどあり、もったいないということでバカチョンカメラ愛用ということになった。しかし、大概は一回きりの訪問で、やはりカメラはよいものを使うべきだと思うことは何度もあった。

村田茂太郎　２０２０年１１月１日