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1/23/2020

我が家の犬猫 Our homey Pets 2020年 1月8日―23日 New Development

我が家の犬猫 Our homey Pets 2020年1月8日―23日 New Development

 20歳を超えた猫のEurekaが2020年1月5日の夜中に亡くなって、次の日に火葬を済ませ、我が家は犬だけになるはずであった。したがって”我が家の犬猫”というタイトルは使えなくなったはずであった。

 ところが、1月7日、火葬の翌日、ワイフが Best Friends (Pets rescue center) に猫を見に行くと言い出した。そして、これがいいと、もらうつもりのネコを指さした。あいにく、その猫はその日にPick upされることになっていて、もし、Pick upされなかったら、チャンスはあるから翌日に見にこいということになった。そして1月8日、Best Friendsを訪問すると、ワイフの欲しがった猫は見当たらない。やはり、あのあと新しい飼い主がPick upしたらしい。

 そこで、次に、Shyな、人に触れるのを怖がる猫がいたということで、結局、そのShyな猫をAdoptすることになった。Eurekaを火葬にしてまだ2日経っただけである。6日に火葬して8日にNew CatのAdoption.

 大阪の姉に猫が死んだと伝えたら、もう我々が老人だから今から犬猫を増やさないようにというアドバイスをくれた。しかし、ワイフの意思には逆らえない。4歳4か月ほどの雄猫をAdoptすることになった。

 この猫はやはりShelterに来たくらいで、苦労したらしい。野良ネコ状態からPick upされたときは Injured怪我をしていたということであり、耳の端が切り取られていた。(これはどうやら、去勢手術済みということが外から見てわかるようにShelterの病院でやったことらしい、ひどいことをする。これは姉と話していて、日本ではみな手術を済ませた野良猫の耳の一部を切り取ると説明してくれたので、わかった。)そして、去勢手術はすませてあった。しかし、この猫は人間のHIVに匹敵するFIV Virus 免疫力を欠如させる Virus Positive ということであった。いわば持病持ちのネコであった。逆に、苦労して持病を持った猫を幸せにしてやれるのは私たちにできることで、猫にとっては縁があったということと判断し、Eurekaを亡くしたばかりだが、ワイフの精神衛生上にもプラスの効果があるだろうと私は判断した。

 一見、元気そうでGreyとWhiteのきれいな猫であり、この猫のFIVは人間にも犬にも感染しないということであった。Shyな猫で、上から入れられる特別のCageに、タオルと毛布につつんで、スタッフが車まで運んでくれた。私はEurekaにつかっていたCageを車に入れていたのだが、特別のケージが必要ということであった。その前にもちろんAdoptに関する書類を読んでサインを済ませねばならず、費用は25ドルであった。ケージは貸してくれて、あとで返してくれとのことで、私は猫を家にうつして、すぐにBest Friendsにケージを返しにいった。

 体重は野良状態でPick upされた時は9ポンドだったらしいが、Best Friendsでは10ポンドになっていた。うちに来て11ポンド近くになった。Eurekaが18ポンド以上あった身体から5ポンドの、本当に骨と皮だけになっていたのとくらべると、重くて抱きごたえがある猫であり、缶詰もドライ・フードもモリモリと食べるということで、この方面では楽になった。Shy Catということで、隠れようとして、私は無理をしないので、隠れたままでしばらく過ごすが、ワイフは引っ張り出す。自分の思うとおりにする人間なので、絶対に隠れ場所から引っ張り出してはいけないとBest Friendsで注意され、もらったBrochureにも書いてあるが、ワイフには通用しない。それで、私は猫と親しむチャンスがない。夜になるとワイフが自分の部屋に連れてゆき、昼は食事の後はどこかに隠れているので、本当にいつまでたっても心を許した関係が生まれない。

 そして、まだ数日しかならないのに、この猫はダメだ、Best Friendsに返すといいだした。食べるか寝るか隠れているかで、全然、反応を示さない、面白くないというわけである。私は NO!!! といい、あんたは自分の子供やAdoptした子供に欠陥があるとわかったら、殺したり、捨てたりするのか、いったん私が引き取った猫はどんな苦労をしてきても、Handicapがいっぱいあっても、私が幸せにしてやる、返さないと宣言した。ワイフはOKというだけであった。しかし、それにもかかわらず、夜になると猫がいないと寂しいと言って、私のベッドで寝ている猫をつれてゆき、本当に私には猫と親しく付き合えるチャンスがない。

 そして、OKといったにもかかわらず、もう一度、今日、猫を返し、もう少しActiveな猫をもらうといいだしたので、私は、あんたが猫の世話をできないというのであれば、猫にタッチするな、私が全部する、食事、トイレ、ドクター訪問、Brushingその他、今までも私がすべてやってきたわけで、ワイフが2年の間に3回日本を訪問して6か月不在の間は、犬も猫もみな本当にHappyに過ごせたので、私のやり方がまちがっているわけでない。私は自信をもって3匹の世話はできる、あんたがActiveな猫が欲しければ、もう一匹猫を引き取ってくればよい、この猫は縁があってこの家に来たわけで、私が面倒を見るといってやった。それでワイフは引き下がった。

 そして、そんな何度も猫を取り換えようとするワイフだが、夜になると寂しいからと言って、私の近くでゆっくり休んでいる猫を2階に持ってゆく。Eurekaが私の椅子で寝るようになってからは、Hanaが私のそばで寝ているのを、無理に抱き上げて2階に連れてゆくというのがワイフのやりかたで、2階はワイフが毎晩、線香をたくので私でも煙たいと感じるくらいなのだが、ワイフは平気である。自分の思うとおりにやるということで、人や犬猫の感情など気にしない。今更何を言っても無駄である。生命の危険がない限りはワイフの好きなようにさせるほかない。

 ということで、我が家の犬猫 New  Face がはじまった。
机の上、目の前にEurekaの写真を飾って、思い出しては涙ぐむ毎日だが、そのうちこの新しい猫も私を理解するようになるだろう。それまでワイフの好むようにするしかない。

 私はPet Treeや隠れ家、Scratch Padなど買ってやりたいがワイフが怖い顔をしてにらむので、私の好むように隠れ家を用意してやれない。どこかへ旅行してくれれば、その間に私の好きなようにするのだが、どこへも行きそうにない。まあ、当分、このまま我慢するほかない。人生というのはすべて順調に運ぶものではないという証明のようなものである。

 さて、ワイフが三回、猫を返すといった後、2日間、猫は私のいる部屋の窓際で過ごし、私は食事を用意して日に三回、猫に運んでやった。Eurekaの食事では苦労したのにくらべて、気持ちよいほどよく食べる。水もミルクも喜んで飲む。ところがここで問題がわかった。寝るか食べるかトイレに行くかのふるまいで、遊ぼうとしない。遊ばせようとしても人間不信で遊ぶムードでないという感じで隠れている。これは健康によくないと私は思い始めた。Shyな猫は、なつくまでに時間がかかるということで、私は半年でも1年でも私を信用して、なついてくれるのを待つつもりであったが、食べて寝るだけでは太るばかりで、体がおかしくなるに違いない。これは元の同じ仲間がいる部屋ーBest Friendsに戻った方がいいのではないかと私は考えるようになった。

 ワイフの、気に入らないから返すという考え方ではなく、猫の健康を考えると、この家はこの猫に向いていないのではないかと思い始めた。ワイフは気が短く、怒りっぽく、のんびりと待つという性格ではないが、私は忍耐強いから、猫さえ元気に過ごしてくれるなら、こちらを信用してくれるまで1年でも待つつもりであったが、いくらなんでも食べて寝るだけではどう考えても不健康である。私はやはりこの猫はこの家には合わない、Best Friendsに戻る方がいいだろうと判断した。丁度、今日で15日経ったが、ワイフに同意して、猫を返そうということになった。本当にきれいで、かわいい猫であり、抱きごたえがあって、いつまでも身近においておきたいが、どうもこちらを信用して、なつくとか、じゃれるとかということが全然ないため、これは短気なワイフと一緒に飼い育てるのは無理だと決心した。

 そして、今日、1月23日、12時にOpenするのを待って、Best Friendsに猫を返しに行った。ワイフは犬との仲がうまくゆかないと説明しろといったが、私はワイフがほかの猫を見て回っている間に、正直に何が問題かを話し、私はKeepして、猫がこちらを信用してくるまで半年でも1年でも待つつもりであったが、ワイフが短気で、すぐにじゃれつく猫でないと楽しくないらしく、猫のためにもよくないので返す決心をしたと伝えた。よくわかってくれて、書類にまたサインして、スムーズに値を返すことができた。

 今こうして、猫に関する報告を書いていて、悲しい気分に襲われる。1月5日にEurekaを亡くし、今また、短い期間とはいえ、身近に親しんだ、かわいい猫と別れることになった。本当につらい。温血動物は身近にいるというだけで心が温まる。逆にそれだけ、別れるのがつらくなる。まあ、仕方がないことであったが、悲しいことにかわりはない。ワイフは自分の思うとおりに運んで気分が良いのか、玉子を焼いてくれた。

 私はEurekaの写真を見て涙を流し、今また、短い期間とはいえ、私の身近で親しみ、食事を運んでやった猫が居なくなって、悲しい思いにおそわれている。一人で自分の思うように生きることができたエルパソ時代は楽しかったなあと昔が懐かしく感じられる。

村田茂太郎 2020年1月23日







Dishwasher-Hiding? ワイフがOpenしていたのを見つけてすぐに隠れた?




























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