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12/25/2017

ブログ表紙写真 その305回目 日本の河川・渓流 箕面渓谷(みのお) 箕面市 大阪府 Japan

ブログ表紙写真 その305回目 日本の河川・渓流 箕面渓谷(みのお) 箕面市 大阪府 Japan

 大阪 箕面渓谷は私が子供のころから親しんだ自然で、私が自然を大好きに’なったのも、この幼児から毎年のように訪れたみのお渓谷の素晴らしさをImprint刷り込んだせいに違いないと思うほどである。母がもみじとその紅葉が大好きで、毎年夏になると父が休暇を取って週日にみのおを訪れるのが楽しみであった。日曜日では人混みがあるため、わざわざ父が休暇をとってくれたのだ。そしてこの毎年の箕面訪問は効果があって、私は大自然、そして森や渓谷が大好きで、おかげで素晴らしい人生を送ることができた。

 今回も姉と紅葉のみのおを訪ねようと二人で電車を乗り継いでやってきた。バス、近鉄、地下鉄、阪急 そして石橋でのりかえ。2時間はかかる行程。

 土曜日であったせいか箕面は混んでいた。駅前から渓流沿いの道のすべてに人がたくさんいた。それでもそれが苦にならないほど、山は深く、渓流の音が新鮮で、もみじの紅葉とうまく調和しているように感じられた。

 観光客はいろいろな国からきているようで、ふつうは中国人か韓国人が多いはずだが、今回はどうやらインドネシアではないかしらと思われる若者(留学生?)の男女グループやヨーロッパ人と思われるカップルなどがみのおの自然を楽しんでいる様子であった。

 昆虫博物館も子供たちが楽しめるように工夫されていて、特別に蝶々を観察できる部屋もつくられていた。

 この秋の台風のせいでがけ崩れが発生し、有名な箕面の滝まで歩くことはできなかったのは残念。通行止めは車だけかと思っていたら、すべて駄目であった。まあ、滝は見れなかったが、清流と奇麗に紅葉したもみじをあちこちで見ることができ、姉と二人でよかったねと満足しあった。ここは、ともかく、駅を出るとすぐに深山の趣のある渓谷に入ることになるので、やはり素晴らしいと思う。ただ、自然そのままではなく、歩道が完備し、渓谷も手入れがしてあるので、Wildな感じはない。昔に比べて(60年以上前)やはり俗化は避けられなかったということで、まあ、仕方がないかも。身近な、庶民が簡単に親しめる自然ということで、悪くはないかもしれない。昔は本当にハイキングをしている感じで、暴風雨の夜、警備の見回りをしていた警官が殉職したニュースが私の小学生のころに報道されていた。今では考えられないことだが、その程度の荒々しさが箕面渓谷にはあったということである。

 この渓谷の特徴はほとんど全行程にわたって、道路を覆うような形で、もみじ、その他の木が生い茂っていることで、夏にはセミが一ぱい鳴いていて、本当に私は楽しい思いをしたものであった。Konrad LorentzのImprintingが人間にも適応できるものであることは、私の自分の体験から確認できた。同時に、幼児から素晴らしい自然に接して自然を愛好するようでなければ、平気で自然を破壊する人間になる可能性も多く、子供を育てる親の責任は重大である。

  紅葉、黄葉に関しては、テキサスGuadalupe MountainsやアリゾナEscudilla Mountainsがはるかに見事であったと思う。
エルパソでの同僚・友人を案内した時も、こんなにすごいFall Colorは日本では見たことがないといったものであった。

村田茂太郎   2017年12月24日、25日





箕面駅前

箕面渓谷への道

こんなところにも温泉ホテルが建ってしまったらしい。






































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