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10/28/2018

ブログ表紙写真 その349回目 Lassen VolcanicNational Park、  California USA

ブログ表紙写真 その349回目 Lassen VolcanicNational Park、  California USA

 カリフォルニア北部のラッセン火山国立公園を初めて訪れたのは1972年の7月であった。以下の写真は2002年7月、30年ぶりにLassen火山を訪れたときの写真である。その時の印象では、あまり観光客も多くなく、より自然が保護されていて、アメリカの国立公園のなかでも、特にすばらしい公園の一つだと思ったものであった。

 1972年には国立公園内のManzanita Lakeを前にしたLodgeに泊まることができたが、2002年には国立公園内にLodgeは無くなっていた。1978年頃から活躍しだしたSaint Helenの噴火のせいで、同じCascade山脈に属する活火山で、20世紀でセント・ヘレンの爆発を除くと唯一の活火山であったLassen火山は公園内にLodgeを置いておくことが観光客に危険だと判断されてLodgeがなくなったのだろうと解釈した。1914年に初噴火、1921年に休火山と認定。

 それで有名な McArthur -Burney FallsとLassen Volcanic National Parkの間にある森の中にLodgeを求め、翌朝は、まず北に上がってMcCarthur -Barney Fallsを見物し、それから下ってLassen Volcanic National Parkに入った。

 Lassen火山周辺は冬の降雪量が多いらしく、清流が流れ、湖も豊富で、緑がみずみずしい森林を構成していて、しかも火山地帯として噴煙を挙げているところもあり、興味深いところであった。

 Nevada BarrというMystery Writerがアメリカの国立公園を舞台にした殺人事件・ミステリーをたくさん書いていて、そのいくつかは私が訪れたNational Parkを扱ったものなので、私も読んでみた。「Firestorm」というのがLassenを扱ったもので、これを読んで冬のラッセンの降雪はすごいものだと感心したことだけを覚えている。「Track of Cat」は私が何度も訪れたGuadalupe Mountains National Parkを扱い、興味深かった。Big Bend National Parkを扱った「Borderline」は雨の中のSanta Elena Canyonを牛を乗せて小舟で川下りをする場面は興味深かったが、メインのストーリーの展開は感心しなかった。National Parkで殺人事件という発想はあまり感心しないが、アメリカのNational Parkがアルファベットの数以上あるので、シリーズとして展開するのには手ごろな舞台といえるかもしれない。


村田茂太郎 2018年10月28日

Lassen Volcanic National Park

Lassen火山 海抜10457Feet












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