Travel Japan (44) 湯の峰・川湯温泉 和歌山県 写真紹介
わたしは瀞八丁を訪れたことがなかったため、コロラド旅行をした日本の友人にその方面を旅行したい旨伝えたところ、彼のクルマで十津川・谷瀬・湯の峰・川湯・瀞(北山川)、熊野、那智、新宮、勝浦、潮岬、串本、白浜と大きくめぐる旅が実行され、わたしははじめて姉が小学生の修学旅行で訪れたはずの瀞八丁、写真でしか知らなかった風景の本当の姿に接して満足できました。私の頃の修学旅行は伊勢志摩だったのです。
湯の峰温泉は歩いただけで、とまりは川湯温泉、しかも丁度、雨が降って川が増水していたため、有名な仙人風呂はありませんでした。
そのあと、1年半ほどたって、姉夫婦がやはり紀州の旅を計画してくれ、今度は湯の峰にもとまり、川湯にも泊まりと3泊の紀州探訪の旅を実施してくれ、前回、友人とは訪れなかった、野中の清水、丸山の千枚田、その他めずらしいところも紹介してくれました。
川湯温泉の奥に湯の峰温泉があったように思います。この湯の峰には壷湯という温泉があって、これが文化遺産に登録された唯一の温泉だとかで、歴史的に存在価値が知られているようです。狭い、温泉で、写真に撮っただけで、入りたい、浸かりたいという気持ちにはなりませんでした。
和歌山県も山深いところで、テキサスやSouthwestの荒涼とした平坦な風景に接してきたものには、干天の慈雨のように、優しく感じました。外国のアチコチを見た目で日本をみると、また日本のよさが見えてきます。
村田茂太郎 2012年7月13日
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