山の中腹から煙の上がっている大涌谷の写真は有名で、姉にそのことを話したら、自分は中学の修学旅行のときに風邪をひいて寝ていて、旅行へ行けなかったといっていました。わたしは２歳年上の姉のときは中学の修学旅行は富士箱根方面で、私の時は屋島、高知、金比羅・栗林公園だったので、見ていないというComplexをもっていましたが、そういえば、風邪でせっかくの修学旅行を無駄にしたのだっけと思い出していました。
火山国日本で硫黄のにおいする煙が立ち上る光景は九州別府をはじめ、あちこちにあって珍しくもない光景ですが、どうしたことか、わたしが初めて訪れたときも修学旅行生が沢山来ていました。
５月下旬であったはずですが、ものすごく寒く、セーターを着込んでふるえていました。南カリフォルニアからきた人間には日本は寒いところが多く感じられました。
なによりもすばらしかったのは、新緑の美しさで、ロープウエーからみても、どこを向いても緑がやさしく感じられました、芦ノ湖も見えて、アメリカ南西部のどちらかというと荒涼とした荒々しい風景が展開する旅になれた私には日本はどこも自然の景色がやさしく感じられました。
このロープウエーも一日違いで改築工事で運行停止になるところで、運がよかったと思いました。
村田茂太郎 ２０１２年７月５日
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