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7/06/2012

Travel Japan (36) 京都慕情 銀閣寺周辺 写真紹介

Travel Japan (36) 京都慕情 銀閣寺周辺 写真紹介

 銀閣寺への道は大学時代、大文字山に上るために何度も通りましたが、銀閣寺そのものは2-3度訪れただけでした。

 2005年9月末、京都の”保津川下り”を友人とするつもりで、京都一泊を決め、友人と会う前にひとりで大阪から京都に向かい、東山の諸寺を訪問しました。

 エルパソ、テキサスやアメリカ南西部の美しいが厳しい自然をながめてきた目には、京都の自然、特に銀閣寺の庭園はすばらしく落ち着いたムードを保持していて、やはりすごいと思いました。

 わたしは静岡大学の学生の頃に、宮内庁に許可を申請して、桂離宮を三回ほど、修学院離宮を二回ほど訪問しました。そのころは、座敷の中にまであがって見学でき、すばらしい日本建築美・庭園美を味わうことができました。

 同じように有名な銀閣寺は、金閣寺に比べて、より閉鎖的で、隠棲というムードにふさわしく、わたしの好みにあっていて、久しぶりの訪問を充分楽しむことが出来ました。

 そのあと、法然院や永観堂、南禅寺などを訪問し、京都のよさを確かめました。

 大学時代は京都観光などをしているムードではなく、大学闘争やそのまえのベトナム反戦運動などの渦中にあって、精神的余裕などなかったのはたしかです。今から思うと、京都に居て、どこへも行かなかったなど信じられないくらいで、全く残念なことをしました。今のようにひとりで行動する習慣が出来ていたら、ベトナム反戦運動のさなかでも、あちこち、歩き回って、もっと充実した学生生活を送れていたでしょう。時既に遅し、しかし、今からでもと、あちこちをすばやく見て回り、山県有朋の別荘の庭園までみることができました。

村田茂太郎 2012年7月6日

































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