On Diet
& Exercise 健康管理=食餌療法と運動 について
私は日本に居た学生の頃は体重は常に60キログラム、134ポンドでした。いくら増やそうとしても増えない代わりに、食べなくても減らないという状態が長い間続いていました。今から思えば、ほとんど理想的な体重であったように思います。しかし、その頃は、もう少し体重を増やしたいと思っていたため、アメリカに来てから、節食ではなく、沢山食べました。そして、70キログラムは超えて、170ポンド近くまで太りました。そのあと、エルパソに移って、おいしいものをいっぱい食べつづけたので、180ポンドを超え、80キログラムをOverしました。
あるとき(2002年)、これはよくない、血圧も高く、脈拍も高く、太っていたのでは、長生きは出来ない、なによりも大好きなハイキングにもさしつかえる、よし、減らそうと決心しました。
そして、いくつかの健康管理に関する本を読み、実践する事にしました。
食餌療法と運動に心がけた結果、3ヶ月ほどで15ポンド、約7キログラム体重を減らすのに成功し、血圧も以前から高くて半ばあきらめていたのに、このDiet と Exercise のおかげで、理想的な数字、SYS110,DIA70、Pulse 62 まで、下げる事ができ、これで自分でコントロールできることがわかったと、大いに安心し、また自分の身体に自信を持てるようになりました。
脈拍もエルパソのドクター訪問のとき、90とかで、君の脈拍は少し、高いね、これを飲んでみなさいと、無料のサンプルMedicineをくれました。言われたとおり、服用していると、本当に脈拍が60まで下がって、よく効くのがわかり、そこで、わたしはクスリで下げるという事に対してこわくなって、クスリを飲まないで下げようと決心しました。
わたしの自分での健康管理のBasic Idea は、血液をきれいに、さらさらにしておけば、内科的な病気の心配は無いはずだということで、野菜を多く摂り、本で知った、Diet情報を生かして、実行するということでした。そして、大事なExercise。その結果、最終的に、185ポンド近く、80キログラム以上あっ体重を、154ポンド、70キログラムまで下げる事に成功し、これは水分をなくしたのでないため、元に戻ることは無く、自信をもって自分で健康管理ができることがわかりました。30ポンド、15キログラム近く、体重を減らせたわけです。その結果、自動的に体の調子がすべてよくなり、血圧にも脈拍にも自信が持てるようになりました。
全然、苦労しないで(食べる量を半分にするとか、赤身の肉は食べないとかを苦にしなければ)体調をコントロールすることを覚え、栄養学(栄養士の姉から野菜を食べる重要さを学生の頃から学んだり、Pauling博士の本から沢山学んだ)やPhysical Exerciseの重要さを確認しました。
今では私は 1.Diet (何を食べるか)、2.Vitamin類(+Mineral,
Herb)、3.適当な運動を効果的にすること、4.節食(特にアメリカでは食べ過ぎる傾向があるので、半分に減らすこと)、5.No
Stress が健康管理に大切で、役立つと確信しています。
あるとき、南アリゾナの有名なRamsey Canyon をハイキングしていて、一人の男性にであい、彼は自分は毎日、この山を歩いているが、この調子だと小太りのからだをさしていいました。わたしは運動だけではダメで、まず食べる量を半分に減らすことだと言ってあげたかったのですが、食べることを楽しみにしているような人だと思ったので、何もいえませんでした。わたしはくだり、彼はのぼりで、時間が無かったせいもありますが、あとで、少し私の実践について話してあげればよかったなと、悔いがのこりました。
わたしは健康管理に関しては次に挙げる 5冊の本が私には役に立ったと思っています。
1.
You
can fight for your life. Dr. Lawrence Le Shan
2.
How
to live longer and feel better. Dr. Linus Pauling
3.
The
Immune System Cure. Drs. Vanderhaeghe & Bouic
4.
The
Okinawa Program Drs. Willcox, Suzuki M.D.
5.
8 Minutes in
the Morning. Jorge Cruise
これらの5冊の本を重要な本に数えています。1と2 に関しては拙著”寺子屋的教育志向の中から“(ロサンジェルス日本語補習校あさひ学園での15年―瞑想と回想と感想と)のなかで、それぞれ要点をまとめて、わたしの感想を書いてあるので、詳細は省略します。
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1 は 癌とたたかうための自分の人生の送り方について。
2 は Vitamin C や E がいかに人体の基礎的抵抗力をつけるのに役立つかを教え、
3 は 抵抗力をHerbs を使ってつくり、癌や他の病気と闘う方法
4 は 私がDietをする決意を生み出した大事な本で、ポイントは、沖縄人は世界最長寿国で、その秘訣を25年かけて科学的に調査したもの。まず、100歳を超えた人で太った人は居ない、長寿するためにはLean、やせていなければならない (ただし、やせすぎもダメ)、沖縄の人はTofu, Soy Milk, Miso、豆類を食べている(日本人でも同じ、当たり前の事実)、そして、空手、Tai
Chi, ダンスなど身体をソフトに動かす体操や運動を毎日している、そして、ストレスを持たない生活をおくる、というようなことが述べられていました。アメリカにも、私が住んだエルパソにも、沢山の沖縄出身者がいますが、この本によると、沖縄人だから長生きするというのではなく、アメリカに来るとアメリカ人並みの短命におわるひとが多いようなので、秘訣はなんといっても、沖縄での食生活や人生態度にあるようだと書いてあります。
5 は 運動、運動といっても、忙しい社会人に何時間もジムで運動する時間があるわけでなく、無理をすると続かないので、いったいどれだけ有効に運動すればよいのかということが関心になり、その点に関して、この本は早朝に運動するだけでよい、それが最も減量に'効果的であり、しかも、毎日8分 Exerciseするだけでよい、と書いてあるので、これなら、私でもやれそうだと決めて、それに従い、毎朝、5時半に起きだして、その指示通りにやった結果、わずかな時間を毎日使うだけで、減量でき、脈拍も正常な60台まで下げられたわけで、間違いなく、大事な本と言えます。ただ、8分と書いてあっても、自分でやってみると、2倍以上の時間がかかっています。そのうちに、10分以内でやれるようになるのでしょう。
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血圧が下がったのは、豆乳や野菜、等の Diet のおかげだと思います。特に、エルパソに居た間はBeef Steak がCaliforniaよりうまいということで(これは事実!)、今まで、おいしいレストランで沢山食べていたのを、一切食べないように決め、ほかにバターをやめて、Take
Control, Benecol などのマーガリン(マーガリンというけれど、バターの2倍の値段)に替えたおかげだと思っています。そして、Salad Dressing もRice Vinegar やOil &
Vinegar, にかえたことが役立っていると思われます。
ともかく、血圧、体重、脈拍を自分でコントロールできることが分かり、健康には自信を持てるようになりました。
以下に、エルパソ時代(2002年)に書いた On Diet, Exercise, Okinawa Program のまとめを添付します。
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A. On
Diet & Exercise
Diet については、 Saturated Fat を含む食品を基本的に摂らないということで、
Deep Fry, Potato Chip はBad、
Beef 類はひかえる、
Chicken,Turkey は肉よりは良い、
Fish、特に Salmon は良い、
No Salt、
No Sugar,
Alcohol は控える、タバコはもちろんよくない。
No Dairy Product、― Milk, Cheese, Butter はよくない、
Butter の代わりに、Benecol とか Take Control という バターより高価なマーガリンがGood,
Soy Products は Very Good
味噌、豆乳、豆腐、等、ともかく豆類は最高だとか。
Fruits, Vegetables、 Raw Nuts 類はVery Good,
Oat,Wheatとかの Fiberものを摂る、
Virgin Olive Oil も Good
そして、アメリカではどうしてもVolume が多いので,残すか,Doggie Bag にするか、Small をレストランでオーダーすること。(これは、とても大事!)
食べ過ぎないこと。
長寿国沖縄でFatの人は居ない、とのこと。
- Exercise について
“8 Minutes in the Morning” by Jorge Cruise -Rodale Inc.社出版
運動、体操については、だれも必要を感じ、JYM も繁盛しているわけであるが、普通の人には、なかなか、やりとおせないものである。1時間とか2時間かかると(通う時間も考慮すると)、誰も長続きしないはずである。
そこで、私が手に入れたこの本が効果を発揮することになる。
毎朝8分、必要な用具は、Mat と DumbBell だけ。そして、椅子と。
この本によると、普通Diet しても、すぐに効果があるように見えても、すぐに元に戻ってしまうのは、Diet でFat をおとさないで、水分をおとすだけであるためだという。
この、Fat を落とすには,Lean Muscle という筋肉をつけなければならない。 この筋肉が活躍するときに,Fat を消費するから、Fat はとれていくことになる、という話で,それには、なにも1-2時間Exerciseをやる必要がない。 効果的な運動をすると、自然に筋肉が尽つき、逆にFat はとれていく。
何時の時間に運動するのがもっとも効果的かというと、早朝である。 したがって,早朝、8分間、効果的な Exercise を毎日やっていれば、効果はてきめんである。
という、指示に従って、5時半に起きて,本の通り、(ただし、なれていないので,8分は無理で、2倍以上の時間がかかる)毎日、(ただし、日曜日というか、7日目は上手に休憩の日としてある。)まめにつづけると、確かに効果は現われてきたというのが、現状。
この本の最初の部分で、Diet、Fat 等について要点がしるされている。
- “Okinawa Program” をめぐって
以前、コーカサスの何処かの国に長寿の人がいっぱいいる、そして、彼らはヨーグルトを毎日食べている、といった情報が流されたことがあった。
今では、平均寿命が男女ともに,もっとも高いのは、日本ということになっている。
この本によると、その中でも“沖縄”が一番長寿の人が多いということで,なぜOKINAWA なのかを、25年にわたって調査した結果がこの本をうみだしたということになるようである。
コーカサスや他の国のいわゆる長寿国は、みな、科学的に納得できる資料に基づいたものではなく、長寿と称している人々の年齢は、出生年月日もはっきりしていない、信憑性に乏しいものであることがわかった結果、沖縄人は世界で本当に最長寿の国であり、100歳を越える人が沢山いて、元気に暮らしているということで、その長寿の秘訣は何なのかを探った本がこれである。
この本の副題は、“How the world’s
longest-lived people achieve everlasting health – and how you can too”, というものであり,Three Rivers Press, New York,
New York から 2001年に出版された。 著者は、Bradley J. Willcox M.D.、 D. Craig Willcox Ph.D.,Makoto Suzuki M.D. の三名である。
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