アリゾナ、Coronado Trail はわたしの大好きなScenic Drive で、数え切れないほど何度もドライブしました。
あるとき、New Mexico の Silver City でガソリンを入れ、さてこれからどこへ行こうかと地図を眺めていると、親切に、どこか探しているのかと声をかけてくれた男性がいて、いや、どこかよいところ、どこに行こうかと探しているのだと言うと、Coronado Trail をドライブしたことがあるかと私に訊ね、無いと確認したうえで、それなら、Coronado Trail がまずこの辺ではベストのコースだと思う、ただ、道が曲がりくねって、Slowにドライブ(時速１０マイル）のところもあるから、４－５時間は必要だろうとのことで、わたしははじめてコロナド・トレールを走る事になりました。
そして、失望することは無く、このTrailが非常に魅力に富んでいることを発見しました。海抜2900メートルから1000メートルほどまでを１２３マイルほど走るわけで、すばらしい森林と草原、植生が高山帯から砂漠性まで、地勢も変化があり、最後にはアメリカでNo.2の規模といわれるMorenci露天掘り銅山にでてきます。
Springervilleからスタートして南下する場合と、New MexicoのGlenwoodのほうからLunaを経て、ArizonaのAlpineに入り、そこから南下する場合とがあり、当初はNew Mexico Silver City 経由で Glenwood, Luna, Alpine と下るコースをよく走りました。のちになって、New Mexicoから Magdalena経由 Springervilleにはいり、Show Low から Pinetop経由、Big Lake そして Big Lake から Alpineへのコースとか、Eager経由のCoronado Trailコースとかいろいろトライしました。
ともかく、この Big Lake周辺、Coronado Trail, Escudilla Mountain は私の大好きなAreaであったので、本当にすばらしい自然をエンジョイできました。
このコースにはHannagan Meadow とかという草原があって、海抜がほとんど２９００メートル、そして Blue Vista という２８００メートルほどのVista Point からは、まさにBlueの山並みが見渡され、これがドライで砂漠的なアリゾナかと、アリゾナの多様性にうれしくなります。あるとき、ここからみていて、はるかかなたの山で煙が上がっていて、山火事かなと思いながらドライブしていると、まさにその山火事の真ん中を通ったことも二度ほどありました。一度は防火のための山焼きでしたが、二度目はそれが失敗して、本格的になり、先導者つきの火事場抜けとなりました。道の両側が燃えている中、無事通り抜けました。
ともかく、このCoronado Trail はすばらしいコースでした。秋にはわざわざ、アスペンの黄葉を見るためにドライブしたこともありました。
Hannagan Meadow では５月はじめで、雪がいっぱいあり、興奮したこともあります。
村田茂太郎 ２０１２年４月１３日
日本の四国・高知よりこんにちは。
ReplyDelete今度所用で数日間Morenci Mineに行く者です。
ネットサフィーンをしていたらこちらに行き当たりました。
写真で雰囲気が伝わります。ありがとうございました。
沢山のきれいな写真、良いですね。
また拝見させていただきます。
コメント、ありがとうございます。
DeleteMorenciへご出張ですか。
Coronado Trail は、ぜひ、トライされるとよいですね。
私は何度もこのドライブを楽しみました。曲がりくねって、時速１０マイルというサインのところもありますが、とにかく、海抜１０００メートルほどから２９００メートルまで、自然の植生も変化に富んで、これがアリゾナかと信じられないほど緑が美しいところで、時期によっては５月末で雪がのこっているところもありますが、６月末前後ならドライブも問題ないでしょう。日本からのご出張なら、ご自分でドライブはできないかもしれませんね。Morenci（Phelps Dodge）のひとに頼んでAlpineまでドライブしてもらえれば、いいのですが。
Southwest の Scenic Drive という題でアリゾナ Tucson周辺などを紹介した紀行文を沢山書いたことがあり、２－３日前から、それをWordにいれて、ブログにOpenしはじめています。写真だけでもわかっていただけると思いますが、エッセイの方と並行してみていただければ、Betterだと思います。
Coronado Trail 紹介の文も、近いうちにWordに書き入れ、ブログで公開します。コメント、有難うございました。今後とも、よろしく。引き続きご参照ください。村田茂太郎２０１２年６月２５日