京都には4-5年住んでいたにもかかわらず、時期が丁度、ベトナム反戦運動の盛んなころで、大学闘争もあり、のんびりと京都の諸寺・諸庭園を見てまわる気分的な余裕がなかったことが、今となっては残念です。
したがって、秀吉の妻の”ねね”の居た高台寺なども訪れたことがなく、2006年の11月、丁度、紅葉のうつくしいころに、いつもお世話になる、京都出身で、年配の友人松井郁夫さんにあちこちつれていただきました。
このときは、松井さんのクルマですばらしい紀州、奈良をめぐる旅を実行していただき、はじめて念願の瀞峡を船で見たり、谷瀬の吊り橋をわたったり、川湯温泉や熊野本宮、那智の滝その他、あちこちのすばらしい箇所を訪れることが出来、すでにこのブログでも、其のときの写真を紹介してきました。
この京都東山の散策も、松井さんのご案内で、はじめてのところをいろいろと歩きまわりました。二年坂とか三年坂(産寧坂)ねねの道とかもはじめて歩きました。京都らしい風情がある街並みで、観光客が沢山歩いていましたが、わたしもそのひとりとして、ムードを楽しみました。
ほかに、円山公園とか、八坂神社、知恩院 など。円山公園では有名な”いもぼう”というのを食べました。松本清張の小説”砂の器”かなにかで出てきたことを覚えていて、一度、食べておこうと思った次第です。食べたというだけで、うまかったのかどうかも忘れましたが、店ははやっていました。
八坂神社は日本三台祭りといわれる祇園祭はこの神社の祭りだそうです。
写真はどこがどこなのか、今の私にはよくわかりませんが、まあ、秋11月はどこも、もみじが紅葉していて、歩き回るのには最適でした。
清水寺の有名な舞台の写真などはすでにご紹介しましたが、散策の行程として、また添付させていただくかもしれません。円山公園には坂本竜馬と中岡慎太郎のかっこいい肖像が立っていました。あきらかに、あたらしく出来たもの(1970年以降?)と思います。
写真は沢山あるので、何回かに分けます。ともかく、11月末の京都のムードはわかると思います。
村田茂太郎 2012年9月3日
京都南座の前で松井さんとお会いしました。 |
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