姉夫婦は普通の観光ルートでは行けないようなところへ案内してくれました。
湯の口温泉周辺もそのひとつで、わたしは’いろいろめずらしいところへ連れて行ってもらえて、日本の鄙びたよさがまだ残っているのを確認でき、嬉しく思いました。
ものすごく寒くて、震え上がりましたが、足湯が備えてあって、足を暖め、ホッとしました。
雪が少しちらついていました。寒いはずだと思ったのを覚えています。
そして、ドライブの途中でクルマをとめてもらって見晴るかした北山川の美しかったこと、まさに日本的な美だと思いました。山の曲線がやさしく、川の流れと調和して、まさに一幅の絵を見るようなみごとな景色が見渡せました。
”木曽路はどこも山の中”という有名な書き出しがありますが、紀州路はどこもScenic Driveだといってもあやまりではないと思いました。
村田茂太郎 ２０１２年９月１７日
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