”野中の清水”はすでにご紹介しました。江戸時代から既に有名で、日本の水百選にもえらばれているようです。斉藤茂吉も訪れたらしく、碑が立っていました。芭蕉の弟子の句碑もありました。
丸山千枚田をみたあと、北山川を瀞峡遊覧船がさかのぼっていくのをながめ、野中の清水に向かいました。
野中の清水は辺鄙な山奥にあって、ドライブもこわいように思いましたが、義兄は上手に運転して、清水と茶屋に無事つきました。
清水はともかく、茶屋が私が気に入ったところで、快適な時間を過ごせました。おばあさんが茶店をOpenしていて、わたしたちは茶屋のムードを楽しみながらおばあさんと味のある話をして、この旅の最も印象的な出来事のひとつとなりました。
野中の清水 それ自体については、私は設定に疑問を感じました。山から水が出てくるところを柄杓でうけとめて飲めるというスタイルではなくて、いったんOpenなため池にためこみ、そこからあふれる水が流れ出すところで飲めるようになっているというのは、そのため池が透明のカバーかなにかでProtectされていないため、木の葉っぱやクルマからの排気ガスなどが溜池に入り込む可能性が多く、それを生のままで飲むのには抵抗を感じました。野中の茶屋では、その水をつかって、珈琲をわかすとか、しているので、それはそれで殺菌になっていますが、なまで飲めるようにした設定のわりには衛生度を無視した、あまり感心しないやりかただと思いました。やはり、透明な覆いが必要だと思います。それとも水の出口から筒を通して手水鉢で受け止め、そこで飲めるようにしておくとか、なにかもう一工夫必要と私は感じました。
村田茂太郎 2012年9月25日
野中の清水 |
野中の清水ー由来標示 |
斉藤茂吉歌碑 |
野中の清水 全景 |
野中の清水 茶屋 |
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