今日は、この近所は雨雲が多く、寒い日でした。
Gadgetで気温を調べると、Santa Fe よりも寒い気温でした。
それで、散歩はショートにしようと、外に出ると、すでにThumperはそわそわして、怪しげな様子。すぐにLeashをつけて、向かい側にわたりました。そして、しばらく歩いて大丈夫と確かめてから、Leashを放しました。
その後、スムースに歩いていると思ったら、或る家で何人かが外に出ていたため、まさに好機到来とばかり、八方美人のHanaは八方美人ぶりを発揮して、そこへゆき、私が呼んでも知らん顔をして、女性におべんちゃらをしています。一方、そこの家に犬が放してあったため、今度はThumperが逃げ出して、これも呼んでも戻ってきません。少し声を荒げて、とまれと呼びかけ、道路の真ん中で、つかまえて、ThumperをLeashしました。
一方、Hanaはすっかり、その女性が気に入って、離れようとしません。わたしが呼んでいるのを知って、その女性はHanaに帰るように身振りを示し、道路の真ん中まで出て、Hanaにわたしが呼んでいることを知らせようとしました。Hanaはもちろん知っているのですが、ともかく、納得の行くまで、おべんちゃらをしてから、急いで私のほうに戻ってきました。そして、こういう八方美人ぶりを発揮できたときは嬉しくてたまらないという表情をしめすので、叱るわけにも行きません。ともかく、Hanaが満足し、ThumperもOn Leash でやっと、安心して、吠えるシェパードの前を用心しながら、家のある通りまできました。
そこで、ThumperのLeashを離してやると、いつも、家が近くなので、マイ・ペースで歩くのですが、今日はどうしたことか、Leashを離す前に、道の反対側からThumperと同じサイズの犬がとび出してきました。わたしはこのときほどOn Leashであったことをありがたく思ったことはないほどでした。どこかへすっ飛んでいくところ、しかも、少しは交通もある場所なので、No Leashであれば、どうなっていたかと、今更ながら、On Leashのありがたみがわかりました。
やはり、まだトラウマが残っている間は、どんな些細なことでも、トラウマがでてくるので、基本的にThumperはOn Leashで歩くのがThumper自身のためにも正しいとわかりました。Hanaはマイ・ペースでいつものんびりと歩くので、いつも私は急にクルマがとまってDogknapされないかと、気にしながら歩いていますが、本当に全く異なる個性と体力を持った犬を一緒に散歩させるのは大変です。ThumperをLeashすると、ぶらぶら歩きのHanaとの距離が開く傾向があり、まさにDogknapperにチャンスを与えるようなものなので、苦労します。
でも、わたしが買い物から帰ってくると、HanaもThumperも、ものすごく喜んでくれるようになりました。Hanaだけのときは、どうでもいいような、高慢なお姫様のようだったのですが、Thumperがきてくれて、若がえり、一緒に、こちらが感激するほど喜んでくれるようになりました。わたしがBedroomにセットした小さなテーブルでコンピューターに向かっていると、二匹ともベッドの上に乗って、くつろぎ、安心して休んでいます。そういう様子を見ると、本当にうれしくなって、今が一番健康優良児で美しいときだなあと、嬉しく思います。犬猫が上ってもいいように、ベッドのうえにカバーをかけてあるので、ときにはその狭いベッドの上でレスリングをはじめたりしますが、わたしはお姫様のHanaがそれだけの元気さをとりもどしたことを見て、本当にうれしくなります。
Hanaは散髪の効果で、なんとなく、ほっそりしたようで、今ではお姫様というよりは、なにかのマンガに出てくる、犬に似ているように思えるくらいですが、自分でも身軽さを感じるのか、わりと元気よくレスリングをやります。ともかく、今日はお腹がすいたのか、呼ばなくてもキチンにきてくれたので、ほっとしました。なにしろ、Hanaには食べてもらうのが一苦労なのです。満ち足りたお姫様らしい、おっとりした態度で、たべなくても、よきにはからえ、といっているようなので、本当に気を遣います。
今日は寒かったせいか、猫のEurekaはほとんど家の中で寝て過ごしていました。
雨が多いのは、犬猫にとっては、嫌なことかもしれませんが、Plantは新鮮な若返った美しさをみせ、わたしはいつも雨が降るとありがたいことだと感謝しています。土砂崩れが起きるようなところは、そんなのんびりしたことなど言っておれないでしょうが、基本的に南カリフォルニアは雨が少ないので、エルパソに居たとき同様、雨はいつでも大歓迎です。
写真、ご覧ください。
村田茂太郎 ２０１２年４月１２日
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