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4/07/2012

猫のEurekaをめぐって (3)

猫のEurekaをめぐって (3)


ここは丘の中腹にあるため(k海抜約400メートル)、比較的樹木も多く、Wild Lifeもその樹木に頼って生息しているようです。

盆栽クラブのメンバーがRacoon(狸)を捕まえたと話しているのを聞いたこともあります。

わたしも、実際、2010年、大雨の後、Racoonが倒れているのをみかけました。
まだ生きているようでしたが、犬Hanaをつれていたため、どうしようかと迷ったすえ、そのまま家に帰り、あとで見に行きましたが、そのときは誰かが何かしたのか何もなくなっていました。

わたしはPick up して獣医につれていって、なおしてもらったら、そのあとどうすればよいのかと真剣に考えました。

この付近で、公園の、普段はドライな小川を比較的大きくてきれいな”白うさぎ”がとび歩いているのも見つけて、写真に撮ったこともあります。犬の散歩中、Jack Rabbitがすばやく茂みに隠れるのは何度も見ましたし、Hanaが、そして今はThumperも追いかけるのをみました。追いかけるだけで、つかまえるわけではありません。

ともかく、Wild Life は豊富です。

去年、2011年、4月27日、猫のEurekaが家に帰ってきませんでした。

女房が興奮してしまい、口笛を吹き(この猫は口笛で反応するのです)、名前を呼んでまわり、そとでも呼びまわりましたが、かえってきませんでした。

なにかの拍子に、よその家のあいているガレージのなかにはいった場合に、つぎに誰かがあけるまで、Lock-in になる可能性はつよく、一度、その経験があるのか、女房はうちのEurekaは用心深いといっていました。

ともかく、猫がかえってこないため、女房の機嫌も悪く、さんざんな一晩を過ごしました。そして、わたしは、Lock-inになると、クルマの出入りでガレージがあくまで、出てこれないから、まあ、土日に張り紙をして探そうと提案しましたが、女房は今すぐ、張り紙をプリントして夕方近所にまきに行こうといいました。ともかく、きれいな猫なので、Keepするひとがいるはずだというわけです。それでわたしが写真入の張り紙をコンピューターで作成して、50枚ほどカラープリントし、近くの柱、木、電柱などに紙を貼り付け、そのあと、暗くなってから、近所の家の郵便受けに、猫を探しているというポスターを入れにまわりました。Cul-de-Sac になっているところが4箇所あり、結局50枚ほどつかいました。

そして、夜になったとき、9時ごろ、かすかな猫の声が女房の耳にはいりました。最初どこからかわからなかったのですが、玄関の表で泣いているとわかり、ドアーをあけると、今にも死にそうな弱々しいかっこうをしたEurekaが入ってきました。
ともかく、状態はどうであれ、ほっとしました。

翌朝、ホーム・ドクターである獣医のところにつれてゆき、検査ということであずけて、女房をUCLA大学病院へつれてゆき、かえりに猫をPick up しました。
左足の毛をそられて、獣に噛まれたBite Mark が痛々しくみえていました。毒性がつよいのか、ふらふらという状態で、抗生物質の注射と飲み薬をもらい、家にかえって安静にして寝かせました。

2-3日経ってもすぐには回復しないので、女房はクスリが効いていないと、いつもの調子で文句を言っていましたが、そのうちに徐々によくなりました。

結局、Racoonかなにかに脚をかまれたのだろうということでした。

以前、家の裏庭の路地に野生動物の排泄をみたこともあり、何か居るんだといっていましたが、盆栽クラブのひとのRacoonの話といい、夜、Pet Doorをあけたままにしておくのは夜遊びして危険だということで、夜は猫も外出させないように注意するようになりました。

そうすると、うちのEurekaは、まだ早い、あけろと文句を言ってうるさいのですが、無視する事にしています。

猫が一晩帰ってこないということで、大騒動になったわけです。

そこで、昔、アパートにいたときの猫の件を思い出します。1972年、アパートに住んでまだ間がないころ、白いきれいな猫がうちを訪問するようになりました。我が家では魚を食べたりしていたので、猫にとって魅力を感じたのでしょう。人懐こい猫で、わたしたちになついて、このまま飼ってもいいねえなどといっていました。そして時には、泊り込んでゆくこともあったのです。捨て猫ではなかったので、飼い主は心配したでしょう。うちで食事をもらうから、飼い主の家ではあまり食べないなずで、とうとう、心配になったのでしょう。当時、蚤とりの白い首輪が人気があったのですが、その首輪に”Please do not feed me."と書いてあったのです。それで、これは悪いことをした、たしかに飼い主としては心配になるだろうということで、その猫へのFeedingはやめました。

そのうちに、女房がだれかがクルマから猫をすてるのをみました。まるで映画 Breakfast at Tiffany のようなものです。そして、その猫が私たちのアパートを訪問するようになり、首輪らしきものをさわってみると、それには”My Name Is Sasha. Please feed me.”と書いてあったのです。それで、この前のTagと正反対で、これは正式に捨てられたのだとわかりましたこれが、アパートで飼いはじめた最初の猫で、そのままサーシャと呼び、老衰でなくなるまで、約17年一緒に生活しました。

この猫サーシャについては、また別に記します。

Eyrekaの脚の毛をそられた写真その他を添付します。猫の毛は密生しているので、ドクターもそりあげないと傷口がわからなかったそうです。一ヶ月経ってもまだ裸のような状態でしたが、そのうちにきれいに生え揃いました。

村田茂太郎 2012年4月7日













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