今日は7月の4日。アメリカはIndependence Dayにあたります。
それは同時に2代目の大統領John Adams,3代目の大統領Thomas Jeffersonの命日でもあります。
去年、7月4日、夜晩く、Hanaをトイレに、紐もつけないで表に出してやったら、用を済ませたアト、いきなり坂道を上に向かって走り出し、わたしはあわてて、靴にはきかえないで、そのまま追いかけました。いつも曲がったりする道のコーナーの芝生でとまったので、うまくつかまえることが出来、そのまま抱いて帰りました。これは、Independence Dayであるため、どこかで打ち上げ花火の音がして、そのために不安になって、わけのわからない行動になったわけでした。花火の日は要注意ということです。
昨日、女房が、TVで花火の日は犬が轢かれて死ぬケースが頻繁におこるから、家の中の、外の音がきこえないようなところにいれ、外には出さないよう注意するようにとアドバイスしていたと私に伝えました。もちろん、すぐにそのことはわかりました。うちの犬だけでなかったわけで、うちのまわりは夜は静かで人もクルマもほとんど通らないから、去年も何も起きなかったわけで、交通の激しいところで、わけもわからずに何かから逃げるように走り出せば、事故死になっていたでしょう。
わけのわからない音に対して、犬も猫も不安になるわけで、カミナリのドカドカ、ゴロゴロという音が聞こえたりすると、今まで、すべての犬が不安になってベッドに駆け込んできたものでした。これは犬猫だけでなく、MovieーSound of Music でも、カミナリのシーンが大事な役目を果たしていました。
でも、今は安心です。わたしは5月11日の夜中のHanaの大脱走以来、Hanaは信用しなくなり、今は、ThumperもHanaも必ず、On Leashで散歩させています。これは確かに便利で、Hanaが八方美人振りを発揮して、人を見かけると走り出すのをとめることができ、Thumperが人や犬がくると逃げ出すのをおさえることができます。私自身は以前の自由な散歩の状態に比べて、On Leashでの散歩は好きではありませんが、犬が信用の出来ない行動をとるので、仕方がありません。従って、今までのように、1時間、1時間半もかけて、あちこち、違ったルートを散歩するというようなことはしなくなり、一番簡単なふたつのショート・コースのどちらかをということになりがちです。
盆栽ショーのために、精神的にも肉体的にも疲労していた5日間は本当にショートばかりだったので、昨日、7月3日はすこし、遠くまであるきました。もちろん、On Leashで。
最近、ずっと、Arizona, New Mexico, Colorado,Texasなどみな暑いのに、ここGranada HillsはSanta FeやAlbuquerqueよりも涼しく、しのぎやすいので、盆栽ショーも気分的にもラクでした。朝はさわやかな、涼しい風が通って、どこかの高原の避暑地に休養に来ているような感じで、ありがたいことだと思っています。庭は花盛り、HanaはGroomingにつれていって、夏らしく毛をすくなくして、快適そう、Thumperも今日、洗ってやるつもりで、やっとすべてが落ち着いてきたところです。
猫のEurekaは大好きな”カツオのたたき”をもらって、満足し、最近はよく昼でもかえってくるようになりました。昨日、ちいさなネズミをつかまえてきて遊んでいるのをみつけたので、わたしはうまくEurekaをつかまえて家の中に入れ、ネズミが逃げるようにしてやりました。まだ死ぬようなけがはしていなかったのか、いそいでVineのある方角に逃げて行きました。あとで、そのことを女房に報告すると、Eurekaが遊んでいるのにかわいそうなことをした、家の中にもってこないかぎり、ほうっておけばよいというので、猫はいたぶって、食べなくても遊んで殺してしまうから、まだ捕まえただけなら逃がしてやった方がよいと私は言いました。うちのEurekaはもう12歳くらいの若くはない猫ですが、雀やネズミなど捕まえるのが上手なので困ります。必ず自分の戦利品を家の中に持ってきて、自慢げに見せるので、誉めてやってから、とりあげるのですが、そのときは、既に時遅しで、瀕死の状態で、必ず死んでしまいます。昨日のネズミは嬲り殺される前で、助かったと思います。
ということで、犬も猫もみな元気にがんばっています。ThumperはShelterから来たときに比べてほんとうに10ポンド増え、これ以上増やしてはいけないとドクターから注意されました。女房はわたしがScience Dietだけでなく、チキンや肉その他をまぜて与えるので、怒ります。仕方なく、今ではScience Dietだけ。Hanaはいやがらずに食べますが、Thumperはどうしたことか、いやいやで、食べないことも多く、おかげで大分痩せました。まあ、5ポンドは確実に減ってもよいので、食べたくなければ何も食べないでよろしいといっています。それでもかわいそうで、いろいろ工夫をして(マヨネーズの入ったサラダDressingをかけてやるとか、ゆで卵といっしょにやるとか)ちゃんと食べるようにしむけています。
最近の犬猫の写真、そして花の写真、ご覧ください。UCLA Midred Mathias Botanical GardenでのHanaの散歩。裏庭でSprinklerによる朝陽のなかのHome made Rainbow。など。
美しい紫のJacarandaじゃからんだの季節も終わり、今はLily of the Nileナイルのユリ(Agapanthus)がいたるところできれいに咲いています。そしてサルスベリ百日紅(Crepe Mytle, Pride of India)が咲き始めています。百日紅は街路樹として、この付近でもよく見かけます。わたしたちの家の前にも一本うわっています。裏庭ではまだFuchsiaがきれいに咲き、Hydrangeaアジサイも咲き誇っています。ローズマリーがまた花を付けだしました。裏庭で育成していたシソ紫蘇は先日の盆栽ショーでみな片付き、反対に、女房が大好きだというので、盆栽ショーに茗荷みょうが をだされた広中さんにお願いして、あつかましくも、茗荷の沢山入った5ガロン缶をいただきました。裏庭の芝生は犬の小用のために、だめになってしまいました。これは仕方がありません。二匹居たのでは、家の中も、庭も、普通以上に汚れてしまいます。
まあ、うちの三銃士(Eureka, Hana, Thumper)がわたしたちに生活の中で喜びを与えてくれるので、少少の事は我慢しなければなりません。
村田茂太郎 2012年7月4日 Independence Day
Hydrangerアジサイ |
これもアジサイ? |
Fuchsia |
ブーゲンヴィリア |
Agapanthus & Rose |
Orchid |
UCLA Botanical Garden |
UCLA Botanical Garden |
Home made Rainbow |
茗荷とEureka |
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