我が家の犬猫 2012年10月9日
最近、ロサンジェルス、Granada Hillsあたりも大分涼しくなり、朝の犬の散歩も楽しくなりました。二匹をOn Leashで、ときどき写真を撮るというのは、大変で、あまり楽しくないので、つい最近からHanaのほうはNo Leashででかけ、人が来たり、犬が来ると事前に紐につける方針で、うまくゆくようになりました。
Thumperは人が来るとすぐにおびえるくせに、散歩には行きたがります。わたしも、自分の健康管理に丁度いいようだと、最近はショートでなく、すこし大目に歩くようにしています。
今日、8日は久しぶりに、Bee Canyon Parkの中を歩きました。45分。丁度、そよ風が肌に気持ちよく、ここをよく歩いた3月4月ごろのことを思い出しながら、ぶらつきました。
HanaもThamperも元気で、毎日、家の中でレスリングに励みます。犬がHanaだけのときは、散歩と食後、何もしないで寝ているだけの怠惰な生活だったので、刺激をとShelterに犬を探しにいって、Thumperがくることになりましたが、わたしは良かったと思っています。
犬の面倒はすべて私がみているので(食事、散歩、シャワー、手入れ)、女房は文句を言えないはずですが、Hanaにくらべて大きくて、オッチョコチョイな犬Thumperがいるために家の中が汚れるので、冗談だとおもいますが、時々、返そうかなどといいます。
そのとき、わたしは私のブログで公開した”心霊現象の科学”のなかのNandor Fodorというハンガリーの心理学者が書いていた自分の犬の話を思い出し、女房に警告を発します。Shelterにかえして、ほかのひとにもらってもらえるだろうと思っていた犬が、HauntingでGhostとして現れ、彼Nandorもミセスもそれを知ったという話。結果を知るのがこわくて、Shelterにたずねることもできなかったという。もちろん、Parapsychologyの研究家で、Ghostとして自分の家に出てくるくらいなのだから、殺されてしまったことは知ったはずです。
ともかく、Thumperは私にべったりです。何かの理由で、この家の境遇がかわるときには、わたしはThumperをつれて、どこかへゆくことになるかもと感じます。Hanaは八方美人で誰にでもなつき、心配は要りませんが、Thumperは私だけのOne-man-dogになってしまいました。必死になって、気に入られようとしているのがわかり、かわいそうになります。Shelterに入れられるまでに、一体何があったのか?
ともかく、今はうちの三銃士は元気で、一番美しいときだと思います。わたしはいっぱい写真を撮りました。
そういえば、今朝、10月8日、Eurekaがネズミを捕まえました。口にくわえてどこかへいってしまったので、どうすることもできませんでした。この前は、私がうまくねずみをつかまえて、逃がしてやったのですが。そのうち、裏庭の坂のうえのほうで、じっとしているのを見て、ネズミが逃げて、追いかけているのだろうと思いましたが、あとで、植木鉢の横にネズミが死んで横たわっているのをみつけました。また別のネズミを追いかけていたのかもしれません。もう12歳をこえた猫ですが、ネズミやすずめを捕まえるのがうまく、食べないけれども、いったんつかまった動物は結局は死んでしまうようです。今は、南無阿弥陀仏ととなえて、ビニール袋に入れ、Garbage缶に捨ててしまいます。
相変わらず、”かつおのタタキ”が大好きで、今はポンド13ドル近くしているので、家計にひびきますが、病院に行くことを思えば安いものだということで、日本のマーケットに行けば、まず”かつおのタタキ”を探すようになりました。飼い猫にこちらが飼育されたようなものです。でも、それで健康でいられれば、素晴らしいと思います。
Hanaは人が好きで、誰が見てもかわいいので、私たちはHome Depotなどにゆくときは、Shopping Cartに乗せたり、歩かせたりして、よく一緒に訪れます。なかには、WorkerのおじさんがHanaの名前を覚えていたりして、感心します。Hanaは人気者で、八方美人なので、ちやほやされるとますます気分が良くなるようです。
Thumperは他の人が怖いので、どこかにつれてゆくことなど不可能です。予防ワクチンのときは、仕方なく獣医まで一緒に訪問しますが、それ以外は、ただ朝の散歩が精一杯というところです。
Hanaは一緒にクルマでどこかへ連れて行ってもらえなかったときは、家の中で、私たちが帰宅したとき、ゾウリとりに変身し、そこらにあるゾウリを加えて、どこかへ持って行きます。ぞうりを直接取り上げようとしても、なかなか放さないので、クッキーでだますほかありません。何かに興奮すると口にくわえずにはおれない性分で、面白いものだと思います。わたしたちはHanaちゃんはいつまでもゾウリとりで、秀吉になれないねと言って、でもかわいいといつも思います。10月8日
(写真、多いので、二回に分けます。)
京都大学の山中伸弥教授が、ノーベル生理学医学賞を受賞されたというニュースをInternetで見ました。2008年2月に紀州の山の中、”野中の清水”の茶屋で、80歳を超えたきれいなおばあさんと会話を楽しんだとき、山中教授のノーベル賞級のStem Cellの話がでて、おどろいたことが思い出されます。あれから4年。Double Helixの発見者がノーベル賞を受賞したのは約10年後、遺伝学のBarbara McLintockが80歳を過ぎて受賞したのは、彼女の研究から40年以上後のことでした。山中教授の研究業績の評価が比較的はやかったことからも、iSP細胞、Sem Cell研究の重要性がわかります。共同受賞者は山中教授誕生の年にカエルの研究でこの受賞につながる研究発表をしたとか。50年前。研究者は公平に評価されるためには長生きをしなければならないといえるでしょう。Rosalind Franklinのようなケースも起り得ますから。10月9日
村田茂太郎 2012年10月8日、9日
No comments:
Post a Comment