わたしは学生時代上高地・大正池を訪れたいと思い、槍ヶ岳登山を計画していたところ、急に盲腸炎（虫垂炎）になって、上高地訪問の夢はつぶれてしまいました。
２００８年５月、約４５年ぶりに上高地訪問が実現し、やっと夢がかなったと喜んだ次第です。
わたしは学生時代、角川文庫の田部重治「山と渓谷」が愛読書のひとつで、まだ焼岳の噴火で出来たばかりのころの大正池を田部重治が訪れた印象を記した文章を読んで、上高地は訪れたいと念願していました。名前から推定して、大正時代の焼岳噴火で大正池が出来たのだと思います。
あれから４５年以上経って、大正池は、有名な枯れ木が池に立っているという光景もほとんどなくなり、あのころ写真で見た素晴らしい景観はみれませんでしたが、やはり梓川周辺の自然の景観はすばらしく、焼岳も立派なものでした。池のほとりにボートがあって、時間があればボートに乗って、また違った景観を楽しみたかったのですが、観光ツアーの一員で、その余裕がなかったのが残念です。
すでに梓川中心の上高地の写真はこのブログでご紹介しましたが、大正池中心の写真をご紹介したいと思います。
村田茂太郎 ２０１２年１１月１７日
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