箱根の山は天下の険 と歌われた箱根ですが、大阪出身の私には縁がなく、修学旅行も伊勢志摩か屋島・金比羅あるいは九州で、あとは新幹線で素通りするだけ、箱根を訪れることができたのは、友人の手配のおかげで、もう還暦を過ぎていました。
アメリカ南西部のあらあらしい自然美を見たアトでは、日本の自然は緑豊かで本当にやさしいという感じがしました。伊豆の河津七滝の清流も心が洗われるようで、これが日本だと思いました。
箱庭的自然、その通り、しかし、日本に着けば、すでに箱庭に入ったわけで、日本のサイズにぴったり。やはり、日本の自然は美しいと思います。
箱根、芦ノ湖、駒ケ岳はあいにく曇っていて、雲海の中。富士山はどこにあるのやら、というところでしたが、なごやかな、優しい自然を感じて、それなりに満足しました。
ともかく、日本は全体として雨が多いので、森林・樹木は美しく、渓谷は清流で、ほんとうに古代から自然美に親しんできたのも当然だと思います。
わたしの友人との旅行はすべて運がよく、ロープウエーもアスから修理・改築で中止とかというタイミングでした。すべて、うまく予定通り行動できて、日本のよさを確認しました。
村田茂太郎 ２０１２年６月２６日
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