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6/29/2012

盆栽ショーをめぐって・準備作業(3)

盆栽ショーをめぐって・準備作業(3)

 今日、6月29日金曜日、昨日準備した会場に自作盆栽と販売用製品盆栽を運ぶ日です。
今日も十数名の参加者が重い盆栽の運搬を手伝ったので、予定通り、スムースにはかどりました。

 わたくし以外はみな、ベテランで、立派な盆栽を出品されています。

 わたくしは小品3つと例のもみじの鉢を一応もって出かけ、先生に見てもらいながら、どれを出品するか決め、またもう少し手入れが必要なはずで、手助けしてもらうつもりでした。

 ところが、どうした手違いか、「枯れ木も山の賑わい」というまさにその言葉通り、わたしの小さな作品(未完成のはず)が、大きな盆栽のあいだをうめるのに丁度よいということで、なんと4作全部、きのう用意したテーブルのあちこちにならんでしまいました。

 わたしはマスターの盆栽塾の規格にあわない私の作品を並べては、マスターの名前に傷がつくと気になるのですが、先生はおかまいなしでした。他の先生にたずねても、Naturalなままがよいということで、結局、今朝、ホンの少しわたしが手を入れただけで、盆栽ショーの展示会場に全部出てしまいました。わたしはせめて、花が咲き始めたRosemaryだけ一鉢だすつもりだったのですが。

 去年、日本訪問時に購入した「盆栽入門」という易しい本を読むと、今までの本格的なむつかしそうな盆栽でなく、気軽に誰でも作れ、楽しめる盆栽ということで、いろいろな作品が例示されていて、それこそ、草花でも盆栽としてつかえると書いてありました。

 そういう見方であれば、わたしのRosemaryもそれなりに魅力はもっているはずであり、問題の「もみじ」の盆栽も、わたしが懸崖風で魅力的だと思えば、それでいい話だということになり、まあ、恥ずかしげもなく空間をOccupyしても、ほかの作品が引き立つ役をすると同時に、私自身の美的感覚を誇らかに見せる事になり、まあ、それもいいだろうと、そのまま出品することになりました。Rosemaryなどを扱っているのは私ぐらいで、去年も私は花の咲いた、きれいな(と私は思った)Rosemaryを出品し、自分で納得して喜んでいました。他の方は、本当に見事な作品を出品されていますから、興味のある方はぜひおいでください。

 今日の集まりもなごやかで楽しく、また明日がんばろうということで別れました。

 わたしは今回は他の皆さんの例に倣って、クラブへのDonation資金の足しにするつもりで、裏庭で”しそ”(紫蘇)をいくつか育て、それを持参して、安価で、興味ある方に買っていただくつもりです。

村田茂太郎 2012年6月29日





































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