Letter to Dr. Linus Pauling on Vitamin C〔1990年1月) 写真で紹介
1990年1月6日、わたしはDr. Linus Paulingの”How to live longer and feel better"という本を読み、自分でVitamin Cの効果を確かめ、30冊以上購入して、友人・知人に与えてから、Dr. PaulingにThank you letter を書き上げました。
一種のFan Letterといえます。
そして、Dr. Linus Pauling のスタンプ〔多分)署名入りの手紙が届きました。
Dr.Paulingはそのあと、93歳で亡くなりましたが、わたしはともかく、生前に、Dr. PaulingのVitamin Cに関する研究の成果を一般向きに書き上げたこの本を読み、効果を認めた手紙を書いて、Paulingサイドの人がそれを認めてくださったことを嬉しく思いました。
ブログに挿入するために写真のモードでScanして、写真と同じ要領で、この画面に挿入しました。PDF Fileをそのまま添付できないのは残念です。(?)。私が知らないだけかもしれませんが。
ともかく、写真のモードでScanという事に気付き、トライしました。
うまく読めればいいのですが。
なお、わたしはこの本を読んだ感想・まとめを”Vitamin Cをめぐって”という題名で、わたしの著書「寺子屋的教育志向の中から」の最後の辺に入れました。オリジナルを書いていた頃、みなさんからは好評で、わたしはいつのまにか’ビタミン博士”といわれるほどに私のVitamin論はうちわで有名になっていました。Dr. Paulingには健康管理という意味で、大変お世話になったと思っています。二度もノーベル賞を受賞した世界的に有名な博士に、はずかしげもなく書き上げ、送付した手紙のコピーです。(オリジナルはDr. Paulingに送ったわけですから)。何かのご参考になれば、ありがたいと思います。
大好きな小林秀雄やロス・マクドナルドに手紙をおくる勇気もなかったことを、それぞれ故人になってから後悔し、Dr. Paulingに感謝の手紙を送るという決心にいたった次第です。
Arthur Koestlerの「Stranger on the Square」 という本を読みましたが、Koestlerは基本的にFan Letterまたはそれに類する手紙をStrangerからもらったときには、無視しないで、丁寧に返事をしていたようで、わたしはこの本を読んで、Koestlerの魅力を発見したように思います。ケストラーに関する私の誤解はどうやら、サルトルの伴侶とも言えたSimone de Beauvoirのせいだったようです。彼女の”ある戦後”とかという”女ざかり”に続く自叙伝の中で、ケストラーを非難していたのをそのまま受け止めていたのだと思いました。このStranger on the SquareにあらわれてくるKoestlerはサルトルやボーボワールなどよりも、思慮深く、魅力的に感じられる、独自のOriginal Thinker(Copy Cat ではなく)だと感じました。ブログのなかの、”自殺論その後”で取り上げましたが、つづきは未完のままです。
手紙発信の住所は以前の住所で、Granada Hillsではありません。
Total5ページがScanの結果、このようになりました。
村田茂太郎 2012年6月18日
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