Travel Japan (13) 竹野海岸・城崎、山陰海岸国立公園 写真紹介
天橋立を見て、伊根の有名な船宿を船で見て回り、夕方、海岸沿いに城崎を過ぎて、竹野海岸で泊まりました。きれいな、これも日本的な景色で、日本の田舎の自然はどこもすぐれていると確認しました。
有名な城崎を通らないで竹野海岸に入ったので、城崎によってくれないのかしらと心配しましたが、もちろん、ちゃんと城崎に寄ってくれただけでなく、私の希望を入れて、桂小五郎がワイフ(当時は愛人)の幾松としのんで一時隠れていたという旅館のあとまでドライブしてくれました。ちゃんと石碑が建っていて、記念写真を撮りました。
このあと、玄武洞をみて、鶴の博物館を見て、最後に出石(いずし)にもよってくれて、桂小五郎が禁門の変のあと、幕府から追われて京都を去り、京都に近い出石に潜伏していたというソバ屋にも行きました。ここにも、やはり桂小五郎潜伏の場所という石碑がたっていました。
わたしはこれで、桂小五郎の萩の生家から出石、城崎と大分、あちこち訪問でき満足しました。京都で新撰組におわれ、幾松がうまくかくしてくれたという場所が料亭になっているということで、友人と訪問するつもりでいましたが、友人が難病で寝たきりになり、実現はしていません。
わたしはエルパソに長いあいだ住み(10年以上)、あらあらしいSouthwestアメリカ南西部の自然の魅力を満喫してきましたが、日本の緑濃く、優しい自然にかこまれた地方の町・街にはまだまだすばらしいところが残っていると知って嬉しく思いました。
村田茂太郎 2012年6月2日
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