朝の犬の散歩で、ある時期、春から夏にかけて、薄紫のひとえに似た花を見かけ、毎年、その時期には、そこを通るのが楽しみでした。
花の名前はわからなかったので、女房のいとこが訪問してくれたとき、一緒に散歩しながら、たずねました。彼とミセスは植木や家庭菜園にくわしく、もしかしてと思った次第です。
これはハイビスカスの原初的な形態ではないかという意見でした。そういわれれば、ハイビスカスに葉も花の咲き方も似ていましたが、花弁がふつうのハイビスカスのように、ちぢれてはいなくて、ひとえで、重なっているような感じで、まあ、そうかもしれないと一応は納得していました。
植木に詳しいこのイトコ(ワイフの)に、園芸関係ならなんでもあるというStoreを紹介しておきたいと思って、Green Arrowを訪れました。そうして、Nursery関係のところを見ていると、見つかりました。 ”Lavender-Hibiscus ラベンダー・ハイビスカス” と名前がついていました。
そういえば、ハイビスカスには様々な色がみつかりますが、この花は一色、薄紫がかった、きれいな色だけでした。ラベンダーと名付けた理由でしょう。
ともかく、名前がわかって安心しました。
そして、そのうちに、何を思ったのか、その木のある家の主が、このLavender-Hibiscusを切り倒してしまったのです。人の家の園芸とはいいながら、ひどいことをすると思いました。その家の表の庭にはこの機が2本うわっていたので、まあ、後ろにある木は破壊を免れました。
最近、またきれいに咲き始めているので、時々、写真をとりました。同じ通りで、反対側の、少し離れた家の前の庭に、もっと立派な、このLavender-Hibiscusを見つけ、様子を見ていると、いつものところよりも、見事に咲き誇っています。写真を撮るために芝生に侵入して、写真を撮らせてもらいました。
Hanaが反対側を歩こうと言ってくれたおかげで、見つけたようなもので、Hanaには名前にふさわしく、感謝感激でした。
近くの黄色のTabebuia (Trumpet Tree)といい、このLavender-Hibiscusといい、みな、Hana, Thumperとの散歩のおかげで、こうしてゆっくりその美しさを味わえるわけで、これは、散歩のFringe Benefitのようなものだと思いました。
村田茂太郎 2013年3月16日、19日
Lavender-Hibiscus |
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