村田茂太郎 (Murata Shigetaro) のブログ　”海外子女教育”、”心霊現象の科学”、など: ブログ表紙写真　その１４１回目　Fall Color　秋色を求めて　America Southwest, USA

Shigetaro Murata 拙著「寺子屋的教育志向の中から」（瞑想と回想と感想とーロサンジェルス日本語補習校あさひ学園での１５年）全内容を紹介し、同時にほかのエッセイも紹介、私が親しんだアメリカの自然　（California並びにSouthwestなど）を紹介したいこと、また、いくつかの「日本の自然ならびに文化史跡など」を紹介しています。「心霊現象の科学」超常現象も私には大事な領域です。私のブログ内での検索機能は便利です。このブログの中で調べるのにご利用ください。表紙写真　　Bee Canyon Park,　Buster &　Che Che　(2 senior dogs) 、　Granada Hills,　 Los Angeles, California

11/02/2014

ブログ表紙写真　その１４１回目　Fall Color　秋色を求めて　America Southwest, USA

ブログ表紙写真　その１４１回目　Fall Color 秋色を求めて　America Southwest, USA

　大阪、京都などでは地球温暖化の影響のせいなのか、秋の紅葉は１１月の終わりから１２月あるいは１月にかけてという風に、昔とはかわってしまったようです。

　２００３年や２００６年１１月終わりごろに日本を訪れた経験でも、京都、鎌倉など紅葉がまっさかりで、きれいであったことを思い出します。

　アメリカSouthwest南西部の紅葉・黄葉は９月末からはじまり、１１がつ中ごろまで場所によっては紅葉・黄葉がみられるようです。エルパソ市内でもCottonwoodがYellowに色づいて、秋の気配を漂わせ、私は好もしく思っていました。

　秋は、したがって、週末はFall Colorをたずねる旅が主で、過去の様子を思い出しながら、あちこちScenic Drivingを実行したものでした。

　New Mexico, AlbuquerqueのRio Grande沿いはCottonwoodの大木が黄葉するので有名で、１１月末に近いThankgiving Hollidaysに訪れたりしましたが、そのころは既にToo Lateでした。

　おなじ時期に翌年訪れても、Fall Colorはもう終わりかけというときもあり、本当に最高の時期に訪問するのは、週末しか自由なチャンスがないOffice Workerにはむつかしいことでした。
New MexicoのAlbuquerqueの南にManzano Mountainsがあり、そこにFourth of July　という変わった名前の山があって、そこが秋の紅葉で有名ということを本で調べて知った上で、一度、訪問しました。そのときには、本当に見事な紅葉を楽しむことができました。それで、そのあと何度か同じ時期に紅葉を見ようと訪れましたが、いずれも早すぎか遅すぎで、二度と最初の感激を味わうことができませんでした。不思議に思うほどです。その点、家の近所で紅葉・黄葉を見ることができるときは、毎日でも歩けるので、ミスすることはありません。

　写真で見るとアメリカNew England地方の秋の紅葉・黄葉は有名で、一度、紅葉の時期にNew England（特にVermontやNew Hampshire）、　やアパラチア山脈を訪れたいものだと思って、ガイドブックも何冊か購入してありますが、今となってはなかなかチャンスがありません。自分の足で歩け、ドライブできる間に一度は訪れてみたいものです。ColoradoのAspenなども、名前からしてAspenがきれいに違いないので、訪れたいものです。

　本当に”自然の饗宴”、みごとな秋色を目にしたときは感動で心が震えます。私にとってはGila Wildernessヒラ原生林New MexicoでのAspenの黄葉を見たときがそれでした。もう一度と、同じ時期に翌年訪れましたが、そのときはもう盛りをすぎていました。私にとっては、大概、はじめて見て感動したときが最高の瞬間で、二度と同じ体験はできませんでした。不思議なもので、いつも生の体験したその瞬間が、はじめてで同時に最後だと身にかみ締めながら生きることが大事で、また後があるなどという生き方は甘いと自然探訪のなかで悟らされたものでした。したがって、私はいつもこれが最後だと思って、人生の瞬間瞬間を味わって生きるように心がけています。

村田茂太郎　２０１４年１１月２日