昨日、準備初日は大変苦労をしましたが、今日の展示品の設定はSmoothに行われ、立派な盆栽ショーの準備が無事終了しました。
去年はセールスが初日に売り切れて、売り物が数少なくなり、主催者側、つまり私たちを慌てさせましたが、今年はメンバーの準備も整い、セールス用も沢山、品数多く準備することができました。これで来訪者もきっとショー展示物鑑賞とセールス品購入の両方を楽しめるだろうと安心しました。今日は4時半から8時まで。今回は問題なくすすんだので、明日からの二日間が楽しみです。
Demonstrationが初めてで、限られた時間で処理しなければならず、少し心配で、担当予定者によろしく頼むとお伝えしました。もう一人は尺八の先生が日本から訪問ということで、自分の展示だけで、それ以外の余裕がないとわかり、了解しました。担当予定者はすでに過去に忘年会・Potluck Partyの際にGraftingの技術を示したことがあり、みんなの前でデモをするのは問題ないと判断しました。問題は材料なので、すでに出来上がったものでなく、本当に自然のままの素材から盆栽が出来上がる姿を展開するのだぞと念を押しておきました。材料費はClubで支払わねばなりませんが、あとは無料奉仕です。
紫蘇・しそなどの購入を楽しみに来られる方もあるので、紫蘇が用意できるのか心配していましたが、いつものように、かわいい紫蘇を沢山持ち込んでくれたメンバーの方がいて、私は安心しました。そして私の持っているPinkのHollyhockタチアオイではなく、黒っぽい赤みを帯びたHollyhockタチアオイの苗をいくつかセールス用にもってきてくれたので、私も一つ1ドルで購入して、Pinkだけでなく、違った色のHollyhockタチアオイを育てるチャンスだと思いました。
私は用意してあるシダ(Home Depotで10、ドル20ドルするシダ)をまず5Pots持ち込み、まだ10Potsあるので、売れれば翌日また持ち込むつもりです。
ともかく、前回2018年度は大成功でしたが、今年もこの調子だとうまくゆくだろうと少し安心しました。去年はOpenしないうちに、3時すぎからショー・ルームを覗かれた方がおり、私がいろいろとお話をしました。強制収容所を体験された、とても好感を持てひとで、私の英語をたどたどしいと判断されたのか、立派な日本語を話されたので、太平洋戦争以前のアメリカでの日本語教育が立派に生かされているのをうれしく思いました。盆栽ショーに関しては最高のお褒めをいただき、お盆Festivalで盆栽ショーを開くことに対して、やりがい、誇りを新たに感じさせられました。
今年も、もしかして、混まないうちに静かに鑑賞したいと思う方もこられるかも知れず、例年同様、私は2時半にはショー・ルームで受付を行うつもりです。
今日はセールス物件の個別追跡のための売り主とアイテムの記録をとるという大変面倒な作業を盆栽マスター(San Fernando Valley 盆栽クラブの創立者のひとり、私が直接個人指導を受けた大先生)のお嬢さんが手伝ってくださり、本当に大助かりでした。昨日もテーブルを運ぶ肉体作業を嫌がりもしないでヘルプしてくださり、本当に感謝・感激です。SFV Bonsai Club は、Volunrary Spirit 奉仕の精神 で成立しており、営利目的でなく、健康な趣味を皆で楽しもうということで何十年と無事・維持してきたようで、私もその一員としてお役に立てるのはありがたいことだと諸先生方に感謝しています。
盆栽は技術であるとともに芸術でもあり、各人の趣味や個性が現れるわけで、自然を相手にNo stress で亜族的ともいえる毎月の会合を私は楽しんでいます。
それでは明日が本番、メンバーの皆さん、がんばりましょう。
6月29日は Obon-Festival, Bonsai Show 第一日目です。4時頃から8時半頃まで。
場所は 12953Branford Street, Pacoima, CA 91331.
Honghanji Temple, JACC の JYMの一部を使わせていただいています。
村田茂太郎 2019年6月28日・29日
センターのテーブルが販売用アイテム |
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