化石の森国立公園。ここへは4-5回訪問しました。そのうち2回は会社の同僚にアリゾナを紹介したときで、やはり最初が一番印象的でした。ここはドライで平坦な風景の中に色鮮やかな小山または絶壁、断崖などが展開しているところで、昔は森林があって、それが石化して宝石のようになっているので有名ですが、今は丈の高い木は何もなく、殺風景といえばそのとおりで、わたしの好みで言っても、あまり好きなところではありません。私は山、川、水、森林、峡谷、湖、絶壁、草原、雪山といった自然が好きなので、ここが辺鄙なところでもあり、敬遠しがちですが、ある意味では広大な空間がひろがっていて、気持ちよく感じるのも事実です。
Grand Canyonはスモッグがあるとかいわれたりしますが、ここは空気の透明度がアリゾナでは一番らしく(百何十マイルの透明度とか)、事実、工場も何もなく、公園内を走る車も、ほかにくらべては過疎的で、ほとんど出遭う車も無いほどでした。最初のときは、スピード違反でとめられ、わたしはMonument Valley, Canyon de Chelly National Monumentとまわり、今、日暮れ近くで、急いでいたといったところ、わかってくれて、注意だけですみました。
この石化した木片を盗み出す人が多いらしく、今は禁止されています。その自然遺跡としての重要性から、国立公園として保護されています。よくみると、Indianの遺跡もあり、こんな何も無いところにIndianたちがいたのかと驚かされます。
村田茂太郎 2015年3月15日
Petrified Forest National Park, Arizona USA |
あちこちに散らばる石化した木片 |
見事に石化した木の幹 |
広大な空間 |
Indian arts |
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