我が家の犬猫ー2013年2月24日 Hanaの記念日
2月24日は我が家では大事な記念日です。この日にBakersfieldのAnimal Shelterに居たHanaを引き取った日だからです。
2006年、女房がInternetでしらべて、写真を見て気に入り、電話をしてみると、まだ居るとのことで、Bakersfieldまで120マイル2時間ほどのドライブを実行し、ベーカース・フィールドのアニマル・シェルターまで見にでかけました。
か弱い姿で、写真のとおりでいたので、もらってかえろうとしたら、希望者が私たち以外にも2-3組いるとのことで、抽選だといわれました。
ともかく、仕方ないので、その日はまた2時間のドライブで家に帰り、そのあと、その約束の抽選日までどうしようかとためらっていました。女房はあきらめかけていましたが、抽選であれ何であれ、もういちどBakersfieldまで出かけようということで、Shelterがあく1時間前に到着しました。わたしたちは一番乗りでしたが、ほかにも車でやってきた家族もおり、彼らがその抽選のあいてかしらと心配でした。
門があいて入ると、そのグループは猫をもらいにきていたとわかりホッとしました。そして、10時からしばらくの間待っていて、結局、約束の抽選の時間に私たち以外誰もあらわれず、She is yours.あなたのものよ。ということになり、2回片道2時間のドライブをしてきたのは無駄ではなかったとわかり、うれしくなりました。Shelterのひとも、わたしたちがロサンジェルスから時間をかけて2回もやってきたので、もしほかにグループがあらわれても、私たちのモノになるといいのになあと、思ってくれていたらしく、すなおに喜んでくれました。
クルマに抱いて乗せると、やせ細って、骨と皮そして筋だけの、骨皮筋子でした。13ポンドほど。
今、丁度7年たち、体重は27ポンド。筋肉質の頑丈な体をしていて、自信たっぷり、シェパードにも吠えてあいさつに行くほど、こわいものしらず、そのため、家の前で大きなハスキーを放してあるいていた男がとおりかかったときに、自分からかかっていって、逆にのどをかまれ、7針縫って、約400ドルの損害というような事態が生じたり、ともかく、タフな犬で、散歩も、自分から今日はこっち、今度はあっちという風に、自分の好みをその日によって指示する、まことに個性豊かな楽しい犬となり、今では我が家の三銃士の大事な犬となっています。
本当にかわいい顔をしているので、だれもタフな彼女を知らず、かわいいかわいいといい、Hanaは八方美人で、かわいいと言われると調子に乗って、ますますおべんちゃらをするけしからん犬ですが、かわいいので、本気でおこるわけにもゆきません。そのため、2度ほど、誘拐されそうになり、一度は、あやうく抱きかかえられて、クルマにのせられるところを、わたしが必死で走っていったので、”野良犬だと思った”といって、Hanaをはなして、クルマで逃げ去りました。本当に危機一髪で大騒動になるところでした。
今日は、その2月24日でちょうど7年目。そのころすでに2歳ほどだったので、9歳になりました。まともに生きれば20年近くは生きれるので、まだ熟年に達したという程度で、まだまだ頑張って、私たちの家の中を明るくしてくれるでしょう。本当に、個性派なので、Hanaがいると家の中があかるくなり、かけがえのない存在です。今は、健康優良児なので、この調子でがんばってほしいと思います。散歩の距離も時間も最近はながくするようになりました。それは、私自身の健康管理にもつながっています。お互いになくてはならない存在と言えそうです。
Happy Anniversary Hana! ということで、今日はアルメニア料理をTake outして、おいしいチキンをあげ、昨日、わたしが OvenでCookしたPork Ribをあげ、犬にとっては比較的、おいしそうな食事となりました。Dog Foodだけというのとはちがいます。私はこの機会を利用して、HanaのAnniversaryを祝って、ひとりでビールで乾杯しました。
最近の我が家の三銃士の写真をご紹介します。1月末から2月初めにかけて、なしの花が咲き乱れ、わたしはできるだけその梨の花の咲いている通りを歩くようにしました。あるいはHanaがあるいて、教えてくれたこともありました。
村田茂太郎 2013年2月24日
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