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12/18/2012

「心霊現象の科学」をめぐってーその44 Mediumship 死後の世界の存在証明(?!!!)私のMedium体験から


「心霊現象の科学」をめぐってーその44 Mediumship 死後の世界の存在証明(?!!!)私のMedium体験から

 私は自分の著書「寺子屋的教育志向の中から」の中に収めたエッセイ“「心霊現象の科学」への私の歩み”のなかで、次のように書いた。

 「たとえ科学的証明は不可能でも、もし私自身があるすぐれたミディアム(霊媒)と接触して、その人から彼(彼女)が当然知るはずもない情報や感情を伝達されれば、きっと私は真実を感知できるに違いないと思う。」(P.144-145)。1985年10月執筆。

 1975年から始まった私の「心霊現象の科学」探究の10年後の時点〔1985年〕での、今から27年前の私の総括である。本当なのかどうなのか、もう、自分で信頼できるMediumを探して、コンタクトし、Spiritの世界があるのかどうか、自分で体感するほか無いというところまでいっていた。

 その後、そういう機会も無いまま、今まで過ごしてきたが、私の本を出版するに際して、サイキック・サイエンスの世界をもう一度、確認しておかねばと、ある種の本を再読したり、初めての本を読んだりした。そして、今年、2012年2月22日に、この私自身のブログを開設するにあたり、本から洩れた「心霊現象の科学」関係の他のエッセイを載せると同時に、あらたに考察を進めながら、「心霊現象の科学をめぐって」という題で、その種のエッセイを書き始めた。

 そして、最近になって、立花隆の「臨死体験」という本を読んで、まだ科学的にAfter-Lifeの証明はむつかしいとわかり、この方面ではなく、Mediumの方面から可能なのではないかと、幾つかの本を再読したりして、読み進める中で、わたしがホンモノのサイキックを探していると知った友人は、友達経由で心当たりを探してくれた。

 Webサイトをみると、今では、膨大な人数のMediumRegisterしており、そのサービスに要する費用もさまざまである。そのなかから、信頼できるMedium・サイキックとなると、やはり、素人には見つけるのはむつかしい。私はTrial & Errorで、少しは無駄金がかかるかも知れないが、まず第一歩を踏み出すしかないと思い始めていた。

そのとき、友人のおかげで、一人のMediumが紹介され、調べてみて、まあ、よさそうなので、トライすることに決めた。

その前に、わたしの読書で、Maurice Barbanellの「This is Spiritualism」という本を読んだことで、わたしは決定的な印象を受けていた。この本は小冊子なのに、膨大な内容を含んでいて、面白く、私はこのブログで、できるだけ原文を引用しながら、そして翻訳をつけながら、その本に展開された、さまざまなMediumshipを紹介することに決め、実行してきた。

 ここで学んだことが、直接役に立った。そして、私はもう、そろそろ、ホンモノのMediumにコンタクトする時期だとさとった。この本の中のある箇所では、イギリスの女性がアメリカのLily DaleというSpiritualistsたちの集まりで有名な町で、見知らぬMediumから、自分の亡きBrotherが「会いたかった、この機会を待っていた」という声のメッセージを発するのを聞いたのである。また、別のMediumSpirit ガイドとなった日本人女ドクターKaesdeeに関して、ロンドンのPsychic Artistが未知のMediumからの電話で話しているだけで、KaesdeeがそのMediumについていて、その人物はどうで、どういう姿かたちをしているとはっきり描き分けることが出来たし、その電話の話中だけで、立派な肖像画を完成し、それは、まさにそのKaedsdeeがガイドをつとめているMediumがいつも見ていたKaesdeeの姿と同じであった。

 そこで、すぐれたサイキックは電話で話しているだけで、電話の相手のまわりに居るSpiritsたちの姿を感じ取ることが出来るのだわかり、わたしが直接MediumSéanceに出なくても、電話だけでなんとかやれそうだというところまできた。そして、Spiritたちがコンタクトの機会を待っているということもわかった。こちらから動かねばならないのである。

 そして、友人が電話でもサービスをしているMediumを見つけてくれて、トライすることになった。予約、その他、すべてWeb Siteで済ませることが出来、ほかの情報はE-mailの交信でスムースに運んだ。

 その予約の日、ある時間にMediumから電話してくるというので、私は緊張して待っていた。わたしは亡くなった友人、知人、先輩、同僚、親などの名前をリストしてMediumが感じ取ってくれるSpiritが誰かすぐわかるように整理して机に置いた。

 3時間・時差のあるニューヨーク州のある町からの電話で、相手は英語、私は耳が悪い上に、片方しか聞こえないから、よく聞き取れない。何度かRepeatしたりしなければならず、1時間のサービスの四分の一は、そんな無駄なことに費やしたように思う。わたしは日本語の映画を見ていても、半分は何を言っているのかよくわからない。英語の映画でも同様である。英語がわからないのでなく、話していることばが、日本語でも英語でもききとれなくなっているのである。従って、わたしはまじめな難しい映画はあきらめて、言葉がわからなくても楽しめるActionもの、007James Bondなどが大好きである。

 これが、まじめにMediumと向かい合ってすわっているのなら、すべてわかったと思う。わたしはTV番組でもKCET Public放送の、特にイギリスもの、Nature シリーズとか、Living PlanetMaking of the Continent その他、すばらしい記録映画物がいっぱいあったが、それらは、解説者がClearな英語で話すので100%理解できたが、それ以外、特に日本人の俳優は発声がフランス人のように正確で無いので、何を言っているのかわからないことが多い。

今回も、残念ながら、相手の言うことが良く聞き取れないことが多かった。しかし、大体は伝わった。そして、それは、まさに、27年前に書いたこと、本物のMediumの口から、彼女の知らない情報を私に伝えてくれることで、私が納得できるということが、実現したのであった。この第一回Medium体験は成功であった。これが科学的証明といえるのかどうかは問題で無い。私自身がSpiritの世界があるということが確認できたということが大事なのである。

そして、これは、まさに第一回であり、亡くなった友人・知人たちはコンタクトの機会を待っているのであり、わたしは出来るだけさまざまなホンモノのMediumに会って、または電話で、相談して、Spiritたちに、何か伝えたいことがあるか確かめねばならないと思った。今回は、いわゆる小手調べのようなもので、私に霊界の存在を、まず確認させてくれたということが大事なのである。従って、Spiritsたちも存在証明を私に伝えただけで、家族へのメッセージというところまではゆかなかった。Maurice Barbanellの本の場合は、コナン・ドイルが家族に何を伝えたかったのかは、家族とMediumだけが知っていることであるが、わたしは出来ればこういうことに興味を持った私の存在価値の一部を示すものとして、できる事はしたいと思う。

 Mediumとの話し合い、その経過の一部をここで記録しておきたい。

 私が知っている人で亡くなった人の数は二十人を超える。それは、父親も含めてである。もし、そんな二十人を越えるSpiritの中で、Mediumに認めてもらおうとすれば、Spiritも頭を働かせて工夫しなければならないに違いない。時間が無限にあるわけではない。わたしはとりあえず、1時間のサービスをトライしただけである。そして、そのうちの四分の一ほどは英語の確認で失った。だから、わずかな時間しか残っていなかった。

 Mediumは電話の向こうに居ながら、私のまわりに沢山のSpiritsがいるのに気がついたらしい。そのうち、本を持って合図しているGentlemanが居る、自分の名前がその本の中にあって、自分に捧げられているのだと言っているようである、とMediumは言った。私は直ちに了解した。亡くなった人で、私の本の前書きで献呈の辞を書いたのはただひとりである。そして、Mediumによると、彼はその本を読んで、よく理解したといっている、そして、私に次の本を書くように提案しているという。

 わたしは、ブログを始めて以来、もう満足したので、本はあの一冊だけで充分と思っていたが、最近、パソコンやInternetは全然やらない、つまり私のブログを覗けないひとが沢山居るのに気が着き、私のブログのなかでも、特に「心霊現象の科学」関係のエッセイは、内容的に、すべてのひとに読んでもらいたいと思っているので、このブログの”心霊現象の科学“関係のエッセイをあつめて、二冊目の本に仕上げるのも悪くないと思い始めていたので、それを確認してくれるようなSpiritの意見であった。

 Mediumはそのほか、私のPrevious LivesOcean海やボートと関係があるとか、Native AmericanMysticでサイキックで、その方面も私と関係しているようだという。

 そのうちに、SpiritWorld TravelStampを示しているものがいるとMediumが言った。私の友人で、世界旅行というかヨーロッパ旅行を二度実行して、各地から、時にはStamp入りの絵ハガキを送ってくれた友人はただひとりである。私はすぐに彼だと気がついた。そのとき、Mediumは、その男性がわたしにもっとTravelをしろ、そうすれば自分も一緒に行くといっているということを告げた。そうか、私はイタリアやドイツ、スイスその他、ヨーロッパ諸国を訪れたいと思い、旅行用の地図と資料まで買い集めていたが、どうやら、今の生活(女房のChauffeurなど)で、とてもそんなことは出来ないと思い始めていたので、あるいはこれは、まだあきらめずに、いつかヨーロッパ旅行するつもりでがんばれといってくれているのかもしれないと思った。それが実現すれば、わたしは彼のSpiritの守護霊をつれて旅をすることになるのかもしれない。

 もう一件、目立つ工夫がなされているのが見つかった。MediumMartial Artsといいだしたのである。わたしはMartial Artsなどに無縁な(高校の義務・授業での柔道以外は)人間であったので、あれっと思ったが、そうか、あの同僚は去年突然亡くなったという情報をもらったが、確か柔道・黒帯二段だった、彼がそのSpirit Worldでの存在を示しているのに違いない。MediumSay Helloといっているとかと伝えた。

 そのほかに、もっとも重要な情報がMediumから伝わった。私の亡くなった父が居て、さらに母の母親がそばにきて、わたしの母が亡くなる準備をして待っている、心配しなくても良い、Welcomeだといっているということであった。わたしはつい最近、姉から、日本に居る母が、もう本当に身体が弱って、いつ死ぬかわからないという知らせを受け取ったばかりであった。Mediumは、昔になくなった母の母というひとが迎えに出てくるということは、もう死も間近ということだと告げた。それで、Mediumが、姉に、病院を訪問し、母のからだにさわって、夫やお母さんが迎えに来ているから、安心して移るようにと言ってあげ、その時、お母さんは花がすきだったらしいから、花を持って訪れると、移行がスムースにゆくと、告げたので、私は姉にその旨、E-mailで連絡した。

 母が結婚するはるか以前になくなったお母さんの存在など私は名前も何も知らなかったが、Mediumが感じ取ったということは、私のまわりにSpiritとして訪問してきたということであろう。そして、その、Spiritsたちが私の周りに集まったということは、いつも集まっているわけではなくて、私がこの日、ホンモノらしいMediumと電話でやりとりするということをMedium経由で感じ取ったから、こういういろいろな現象が起ったのに違いない。

 本を持った男性、World Travelのスタンプ、Martial Arts どれも、当然、Medium自身には意味をなさないイメージである。わたしが電話でMediumと話しているというだけで、これらのSpiritsは自分を目立たせようと工夫したに違いない。そして、それは成功した。すぐに誰かがわかったのだから。ということは、Spiritたちは、意味の無い映像的なGhostとして存在しているのではなく、独自に頭をはたらかせながら、普段はなにかもっと重要な仕事をしている(つまり、この地上の存在はまだ幼児的な段階だとリストのスピリットやほかのSpiritsが言っている)ということに違いない。まさに、霊界Spirit World、またはあの世、別の次元、After Lifeが存在するのである。

 わたしは、これは、まず第一回のこころみで、これがうまくいったので、次は、実際にMediumと会ってみるか、Séanceに参加したいものだと思う。Mediumはわたし自身がサイキックな能力を保持しているが、Meditationをして、その能力を育成しなければならない。あなたは、あらゆることに興味を持って、ものすごくリサーチしているので、頭がいつもいっぱいである。したがって、あなたのまわりに居るSpiritsがコンタクトしたいと思っても、今の状態では近寄れないようなものだ。そういうわけで、Meditationをまじめに行うようにすすめ、Mount ShastaSan Jose,そしてSedonaを訪れることをすすめた。また、Mediumはわたしは、もう、Travelは終わったと思っていたが、これから、もっとTravelすることになるだろうといい、私は長生きするはずなので、もっとSoulの問題などにFocusしたほうがよい、と述べた。

 このMediumとのはじめての電話でのやりとりは、本当にSpiritsの世界があるということを私に確認してくれた。Mediumは電話で話しているだけで、上記さまざまなことに気がつき、伝えてくれたわけである。

 一度、Mediumは息苦しいしぐさをした。私はもしかして、あの友達のことかもしれないと思った。

 わたしは重病ともいえる友人などを日本にもっていて、最近は、この心霊現象の科学の勉強のせいで、Spirit Healingがもし可能ならば、それしか回復のチャンスはないのではないか、そして、手遅れになってからでは何もならないので、今からSpirit Healerを探さねばならないと思っていた。このMediumHealingも関係しているとのことであるが、なにぶんにも1時間以内というのでは、時間が余りにも足りない。多分、私のまわりに集まったというSpiritsのなかには、時間があれば、ゆっくりとその存在を示すものがいたであろう。残念であるが、これは次回かならず、またMediumを探して、Spiritsとのコンタクトを私のほうからTryしなければならないということである。

友人は、また別のサイキック・Mediumを探してくれた。これはサンタモニカだというから、直接会って、納得行くまで、相談するのも可能なはずである。サイキックの相談費用というのも、安くはないが、特殊技能を発揮してくれるわけなので、ホンモノであれば、Tryする価値はある。わたしがこんなにサイキック・サイエンス 心霊現象の科学に興味を持つということは、ある意味ではSpiritsたちが何らかの形で働いているせいかもしれない。Mediumはそういうことを告げた。そして、それは私自身が自覚しないでサイキックということなのだとMediumは言う。そうかもしれない、そうでないかもしれない。いずれにしろ、私としては、Meditationを本格的にやらなければならないと思う。Mediumは犬との散歩中でもMeditateは出来るという。私はいつも何かを考えながら歩いているので、それでは、Meditateではないらしい。心を無にし、頭の中を空っぽにしていると、Spiritたちが安心して近寄ってくるらしい。

ともかく、次回にMediumと予約を取る前に、まず、わたしのMeditationを実行し、もう少し、心が熟した状態にしてからでないと、あまり意味が無いように思う。しかし、のんびりしているわけにはゆかない。Spiritたちは、何十年も待ったメッセージ伝達のチャンスが、私が動き出したことによって、来ようとしていると、期待しているのかもしれない。そうなると、責任重大である。

村田茂太郎 2012年12月16日,17日

 

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