Vitamin C & Others ビタミン Cなどの効果をめぐってーUCLA Professorとの会話
最近、女房の勧めで、目の検査、耳の検査その他のためにPrimary DoctorをUCLA大学病院に訪問しました。わたしは自分の、特に健康上の悩みなどについてClinical ProfessorであるPrimary Doctorとはじめて会い、30分以上話し合い、いろいろ学ぶことがありました。
わたしの最大の悩みはMuscle Crampで、去年はこの脚、足の”こむらがえり”(Muscle Cramp)で本当に死ぬほどつらい思いをしたので、そして、それほどひどくはないけれど、未だにときどき起きるのでなんとかならないかなと思ったわけでした。丁度、Safety Kitのなかに、どこで私が手に入れたのか Leg Cramp用と書いたクスリがはいっていて、一度も飲んだことはないけれど、それが効果があるのかどうかということも訊ねた次第です。
ProfessorはこのクスリにHomeopathicと書いてある、これはどういうものかご存知かときかれたので、きいたことはあるけれどよくは知らない旨伝えると、自分はこのHomeopathicは効果があるとは思わないという意見でした。そして、今まではキニーネを含んだ薬が効果があるとかいわれていたが、副作用の方が問題でアメリカ政府から禁止になったということで、今現在、Muscle Crampに対する特効薬はないということでした。
それで、Muscle Crampを防ぐために、日ごろからExercise、ある種の体操をやることが効果があるようだということで、ご自分で壁に向かって、こういう具合に一日2回ほど、この種の運動・体操をやると、筋肉によい効果をもたらすと、Demonstrationをされました。この辺がやはり、学生を相手にしているClinical Professorらしいところであったと思います。
去年に起きたMuscle Crampは脚の筋肉が硬直して、痙攣し、10分ほど、どうにもならないほどの苦痛で、それが片方だけでなく両脚にまでおきたので、本当に脚を切ってしまいたいと思ったほどの苦しみでした。Professorはそういうケースをご存知であったのか、よくわかるという風に相槌をうっておられ、Demonstrationとなったわけでした。
さて、日ごろ、どういうクスリを飲んでいるのかという話で、わたしは自分はクスリは基本的に飲まないで、Exercise,Diet,Vitamin、Mineral, Herbなどで健康管理をしている、そしてわたしは以前は血圧が高かったけれど、それをコントロールできることがわかったし、体重も180ポンドを超えたこともあるけれど、それも150-160に押さえることも出来た、食餌療法と運動・ビタミン剤などで、健康維持には自信があるという旨つたえました。
そこで、ビタミンはどう摂っているのかという質問で、私は例のDr. Linus Paulingの本を読んで、それを実行しているということで、各Vitaminを個別に摂っていて、それぞれの摂取量を伝えました。
ProfessorもDr. Paulingの本の話はご存知のようで、Paulingはもう古い、Vitamin C はともかく、AとかEとか個別にとるのは自分は賛成ではない、といわれました。わたしはOil Baseは蓄積が起こるからとりすぎてはいけないけれど、すでに20年以上にわたって、Paulingに従って、実際、健康にやってこれたことをいい、Professorとはこの辺で意見がわかれました。
Professorは何でもとりすぎると良くないということで、Vitaminもすべてを含んだ形ではいっているのが良いというご意見でした。Multi Vitaminsとかという市販のビタミン剤です。
わたしは、Professorの話を聞きながら、Vitaminsに関しては、その効果については、私のほうが実際にトライした経験から良く知っているように感じました。Professorは、いろいろな研究結果などを資料として知っているが、自分でトライして調べたとは思えない話しぶりでした。”風邪にVitamin C”という話はもちろんご存知でしたが、果たしてご自分でその効果を調べられたのか、わたしは疑問に感じました。
わたしは、自分でトライできると思ったことは、自分でトライし、風邪に関しては、確実に効果があることを確認していたので、教授の意見は、参考にとどめました。25年ほど前に、はじめてDr. Linus Paulingの本を読んで、これなら自分でためせると、すぐに実行しはじめ、徐々に何ヶ月もかけて、いろいろな効果を確かめながら、たしかに役に立つと信じられるところまできて、著者のPaulingにThank you Letterを送り、Pauling側からThank you Noticeを受け取ったのでした。そのとき、Dr.Murataというひとがその本を日本語に翻訳しているという知らせもありました。
わたしは、このVitamin Cを5000mg前後摂り出す以前は、ほとんど毎年、風邪をひいて、会社を休むことがよく起きました。Paulingの処方箋に従って、Optimumに近いVitamin Cの摂取をはじめてから、それ以降、ほとんど風邪をひかなくなりました。従って、ロサンジェルスにいたときは会社のSick Leaveというのを何度かつかいましたが、Paulingを知ってからは、一度もSick Leaveをとらなくなりました。エルパソでも、ほかのひとは風邪で休んでも、わたしは一度もSick Leaveを遣わないで、過ごしてきました。
従って、Professorが何と言われようと、わたしはDr. Paulingの”風邪にはVitamin C”というスローガンは正しいと思っていますし、長生きの秘訣としてのVitamin療法も正しいと思っています。本当に、この25年ほど、目立った病気も何もしないで健康に生きてこれたのは、VitaminとPaulingの療法のおかげだと信じています。
ただ、Professorのいわれるように、Oil Baseは脳に蓄積がおきて、副作用が発生するのも確かなので、めちゃめちゃに摂るのではなく、自分をよく観察しながら、摂取していくつもりです。
エルパソに居たときの会社の同僚たちも、Vitamin Cは確かに風邪に効果があると、それぞれご自分で確認され、日本ではクスリ扱いで、値段が高くなる高単位のVitamin C (1000mg)を、日本に買って帰ったり、おみやげに買って帰るというケースが多くなりました。わたしも親会社を訪問するとき、おみやげにチョコレートでなく、Vitamin Cの瓶をいくつか持って訪問したほどです。
Professorは私の健康状態に関して、すべて異常なし、ただ、高齢で(60歳以上!)であるので、Colon検査だけはしておいた方がよいといわれ、それでは、という話になりました。
以上。最近のUCLA大学病院でのPrimary Doctor、Clinical Professorとの話し合いの模様をお伝えしました。Muscle CrampsとVitaminsが主なテーマでした。
いつもは私が女房のChauffeurドライバーをつとめて、長い時間、Botanical Gardenをうろついたり、本を読んで待ったものでしたが、今回は女房が外で待ってくれ、予防注射の摂取に関しては率先して動いてくれました。近い将来のコロン検査の時には本当にChauffeurをつとめてもらわなければならないとのことで、今から4-5年ぶりにドライブの練習をはじめました。
村田茂太郎 2012年8月8日
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