Granada Hills, Mission Peak ハイキングをめぐって2014年3月14日感想 その1
例年、雨が降るとドライな南カリフォルニアの山々も緑になり、2月3月には紫のきれいなLupineが咲き始めるので、わたしは最低一回は目の前にあるMission Peak845メートルに登るのが楽しみでした。
今年は雨が少なく、犬の散歩の間でも、ドライな山肌があきらかで、もう今年はLupineを見るためのハイキングは無理かもと思っていました。
2月末から3月はじめにかけて、3日間、断続的にまともな雨が降り、植物はよろこび、わたしもうれしくなりました。ぬらす程度のTraceではなく、ちゃんと雨らしい雨で、わたしはチャンスとばかり、House Plant をRain-bathさせたりして、久しぶりの雨を楽しみました。そして、この調子だと、種が芽吹き、2週間ほどすれば成長してLupineが咲き出すかもしれないと思い、Mission Peakハイキングをもうすぐ実行できると楽しみにしていました。
3月14日、金曜日、お昼も大分過ぎた2時過ぎ、ひとりで杖を持って、家から歩き始めました。予定では4時間前後かかってループして帰ることができるはずだとわかっていました。したがって、2時過ぎなどという登山にしては遅い時刻に出発しても、別に心配はしていませんでした。
のぼりの三分の一ほど歩いた時点で、どうも体調がよくない、これは登頂は無理かもしれないと思いながら、ぼつぼつ亀の歩みで上ってゆきました。そして半分ほど、高さで250メートルほどあがったころ、体の調子も負担がなくなり、これならゆっくり登れば頂上に達しそうだと判断し、下山をしないでハイキングをつづけることにしました。
今回のハイキングはまったく花を見かけない、めずらしいハイクで、これは初めての経験でした。今までは、Lupineが咲いていなくても、白や黄色の花がいっぱい咲いていたものでした。それで、やはり雨の不足は野生の植物にも深刻な影響を与えるのだと確認しながら頂上付近にきて、はじめてわずかな数のLupineがかわいい花をつけているのに出遭えました。そして、ループでの帰りのルートでは、黄色い花をちらほらと見かけることができました。
記念に去年のLupineの種で、まだ散らばっていないものをすこしビニール袋に集め、家に帰ってから、翌日、Potに植えました。芽が出るか、花をつけるか、今から楽しみにしています。
500メートルほどあがるMission Peak登山は老体にはなかなかきびしく、毎朝のHanaたちとののんびりと歩く散歩程度では、登山のための体調訓練にはなっていないことがわかり、今後はたくましいThumperをつれてJogginをするか、ミニ・ハイクを行わねばならないと確認しました。
結局、去年よりも早く、3時間35分で、家に帰り着きました。多分、何度も立ち止まってLupineの写真を撮る機会がほとんどなかったからでしょう。久しぶりのハイキングで身体中つかれましたが、翌日からは、とても調子が良くなり、やはり健康管理のためには、ときどきハイキングが必要だと確認できました。
ともかく、家から歩き出して、別なルートで4時間前後で帰ってこれるハイキング・ルートが身近にあるということで、わたしはありがたいと感謝しました。
村田茂太郎 2014年3月21日
O'Melveny Park入り口付近 |
O'Melveny Park |
O'Melveny Park Trailに向かって |
一見高そうな山、これをはるか下に見下ろすところまで登るわけで、 やはり登山といえそうです。 |
まだドライな山肌、それでもすこし緑がかってきました。そ |
そびえていた岸壁が下に見えるようになりました |
頂上まではまだはるか |
岸壁がかなり下に見下ろせるようになりました。ということは、もうすぐ。 |
Granada Hills周辺は まあ、比較的緑が多く、気に入っています |
頂上がみえてきました |
この高みまで来れば、あとはすこし、しかしこの最後ののぼりがきびしい。 |
やっと見つけたLupine、貧弱、 でも頑張って咲いていました。 つぎの写真二つは、参考までに4年前の同じころのLupineの花盛りの写真です。 残念ながら、今回ではありません |
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