ブログ表紙写真 その410回目 日本の風景 その2 冬のオホーツク海 網走 北海道 Japan
日本にいたときは旅行はいつも家族とあるいは友人とということで、単独行の経験はなかった。そのため日本で訪問したいところはいっぱいあったが、何らかの都合でそのチャンスはなかった。エルパソ、テキサスにひとりで住むようになって、単独で旅行する良さを覚え、あるときは1年の三分の一の週末をSouthwest テント・キャンプで過ごしたりした。そして時には同僚を案内したが、同僚・友人が日本に帰国してからは、E-mailでやりとりをし、私がDurango-Silverton汽車の旅の予約を7月の記念日のころにとったというニュースを伝えると、わしもゆく、Airの手配もした、よろしく頼むという返事が入って、私は急遽、汽車の予約を変更した。そういう具合で、この友人とはアメリカでの案内は私が、私が日本を訪問する場合は彼がということになって、事実、2005年、2006年と私は彼との日本旅行を楽しんだ。北海道をまだたずねたことがない、冬の北海道を見たい、オホーツク海の流氷を見たいと伝えたら、彼はすぐにそのためのツアーを探し、ツアーを予約し、すべてがうまくいって、私は最高の冬の北海道旅行を楽しめたのであった。
しかし私が一番感心したのはこのツアーバスのガイドであった。本当にすべての情報をマスターして、時には冗談や時事情報をまじえながら、地理的にも正確な情報を展開したのには感心した。実は私もアメリカSouthwestについては地理・歴史・自然・その他、ほかの人よりも詳しく知っているので、友人が日本からやってきたときや本社からの訪問者などをあちこち案内したことはあった。しかし、この北海道ツアーの女性が持っている知識ほどの正確な情報は残念ながら私は保持していない、やはりただの素人であったと実感したのであった。
北海道ツアーは新函館のエアーポート集合、からスタートし、札幌で一泊。雪の深さに驚き、次の日は旭山動物園を見てから、大雪山経由・阿寒湖で一泊、次の日、ものすごく寒い、凍った摩周湖を上から見て網走へ。オホーツク流氷観光船に乗って、流氷を見学し、映画で有名な網走番外地ー網走刑務所へ。そして、大雪山層雲峡で一泊。夜の氷瀑祭りを見物し、翌日、札幌に戻って飛行機に、という三泊四日の旅で、この後でもこの前でも雪の都合で旅行者は変更を余儀なくされたという、まったく運のよい素晴らしい旅行となった。
今は有名なオホーツク海の流氷も温暖化の影響で、まともに見れないときもあるとか。北海道などを旅行するときは余裕をもって計画を立てるのが大事ということも学んだ。
私はこの友人が企てた北海道の旅行のすべてを最高に楽しんだ。感謝感激の旅であった。
実は、前のブログにOpenした、日本のユネスコ世界文化遺産”雪の白川郷”も私が見たいと希望を伝え、友人が計画してくれたものであった。この白川郷もすばらしかった。
やはり日本は自然は素晴らしいので、一人旅であれ、二人旅であれ、旅行は若い時に実行しておくべきだと、Too lateだが実感した。若いとときは金もなく時間もないということで、無視しがちだが、やはり無理をしてでも実行すべきであった。
村田茂太郎 2019年12月22日
流氷観光船からの景観 |
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